ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

鋸山日本寺にて

2012-10-27 10:23:12 | 独り言
 生涯大学の写真クラブの撮影会で南房総の「鋸山日本寺」に出掛けてみました。JR内房線で最寄駅から2時間も要する。この線は途中から単線に変わるし、目的の駅には各駅停車の列車しか停車しない。浜金谷と言う駅で降りて10分程歩いてロープウェイで一機に山頂まで登ってしまう。そこで30名ほどの今日の参加者と一緒に記念撮影である。

 そこから先ずは「百尺観音」像と切り立った崖っぷちに見えるライオン像の形の岩を被写体にしてみる。

            

 その後は山頂からの雄大な周辺の景色を鑑賞して、東海千五百羅漢像が安置されている参道を延々と巡ることに、ロープウェイで登った山頂から下る参道のあちらこちらに小さな祠があり。羅漢像が見られる。この階段も急で足に応える。多くは風化した羅漢像の内何体かの像をを紹介して見る。
         

 ようやく中腹の広い場所に降り立ったが、此処には日本一の石造の大仏様が安置されている。奈良の大仏や、鎌倉の長谷大仏よりも高い31メートルに及ぶ大仏様である。原型は天明三年(1783)地元の石工が門弟27名を率いて3年余を要して彫刻を完成させたが、風化による損傷も激しく昭和44年に4年の年月を掛けて修復されたものだと言う。巨大な薬師瑠璃光如来の大仏様は今も風雨に耐えて鎮座している。

                 

 この鋸山「乾坤山日本寺」は遠く1300年の昔、天智天皇の勅紹と、光明皇后のおことばをうけて、神亀2年(西暦725年)高僧行基菩薩によって開かれた関東最古の勅願所である。かっては我が国の国号を冠する「日本寺」の勅額があったが、昭和14年の失火により国宝仏像とも消失している。表参道の二王門である。

                

 この表参道から徒歩にて、帰途に着いたが朝と違いもうひとつ先の駅まで歩くことに、アツプダウンの激しい山道を歩いた後だけに、平地を歩くのだが、これが意外にきつかった。ただ1時間に1本しか通らない列車に揺られてようよう帰宅したのでした。ああー疲れた。        
コメント (4)
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