ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

映画「真夏の方程式」を見て

2013-08-14 11:12:52 | 映画
 TVドラマや映画「容疑者Xの献身」で評判になった「ガリレオ」シリーズだが、小生は何とこのドラマのシリーズは、前回のフジTVの月9枠で始めて見たのでした。主演の主人公福山誠治に絡む女性刑事役は柴崎コウから吉高由里子に代わっている。特に今回のシリーズ2の連続ドラマはなかなか面白く拝見していたのでした。そして是非ともTVドラマと同時に製作された、映画「真夏の方程式」を見にいこうと思い立ちながら、ようやく昨日に実現したのです。

 環境破壊に繋がる恐れのある、玻璃ヶ浜海岸沖の資源掘削計画の実施に寄せる地元民の反対運動の中で、この計画の海底資源の事前調査に参加した湯川博士は、宿泊した民宿の親戚のある少年と出会う。子どもは大嫌いな彼はなぜか理科学に理解を寄せない少年に興味を持つ。そんな彼にペットボトルロケットを利用した装置で、優れたこの海岸の沖の素晴らしい景観を見せようと実験して上げたのでした。

 そしてこの民宿に宿泊した警視庁の元刑事のお客が不可思議な死亡を遂げる。そんなことから主人公は民宿の3人家族が永年抱えてきた、秘密に迫ることになる。そこには哀しい家族の葛藤があったことが明るみに出ることになり、本来ならばそっとしておいて上げたい気持ち抑えながら、真相の究明にあたる。架空の玻璃ヶ浜海岸を舞台に、資源保護を訴える民宿の娘(杏)の悲痛な思いが錯綜する結末が哀しい。

 映画の出来は B と評価したい。ただフジTVの自信作で、もう公開してから終盤になっているが観客は多かった。

               
 
コメント
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