今朝は相変わらず寒い、おまけに強風が吹いている。紅葉の写真撮影に出掛けたいとうずうずしていたが、予定を変更して映画「清須会議」を観て来ました。「ステキな金縛り」「マジックアワー」に続く三谷幸喜脚本・監督作品である。
今回の映画は、織田信長が本能寺の変で明智光秀に討たれあと、羽柴秀吉が大返しで主君信長の仇討を果たす。その功を背景に、織田家の跡目を誰に相続させるか、秀吉一世一代の駆け引きが始まる。史上でも有名な織田家の重臣会議の内幕が、三谷幸喜が独特の観点から描いている。
武辺一辺倒で、お市の方を一途に想い慕う柴田勝家(役所孝司)と、自分もお市の方に懸想する秀吉(大泉洋)。だがお市の方は、夫浅井長政と嫡子を亡きものとした秀吉憎しの一念から、勝家を利用しようとする。秀吉は急遽清須に呼び寄せた寧々(中谷美紀)の機転で、信長の嫡男信忠の遺児である三法師を、織田家の跡目に押し立てることに成功する。その後に秀吉が太閤まで登り詰める活躍をする過程は良く知られている。
お市の方(鈴木京香)は、いやいやながら、柴田勝家に嫁ぐことで秀吉に復讐を果たす。また信忠の未亡人(武田信玄の娘で松姫)は、嫡子三法師を織田家の跡目に立てることで、亡き父武田信玄の血筋を残すことが出来たことを喜ぶ。
実に多彩な配役陣を配した映画だが、「ステキな金縛り」の落ち武者で幽霊役の西田敏行が、あの扮装のまま登場するお笑いもあり、また登場する俳優たちの多彩ぶりにも、三谷幸喜ならではの、サービス精神旺盛な面白い映画になっていると思う。
「謝罪の王様」同様に喜劇映画として Bの上 の評価をしたい。
今回の映画は、織田信長が本能寺の変で明智光秀に討たれあと、羽柴秀吉が大返しで主君信長の仇討を果たす。その功を背景に、織田家の跡目を誰に相続させるか、秀吉一世一代の駆け引きが始まる。史上でも有名な織田家の重臣会議の内幕が、三谷幸喜が独特の観点から描いている。
武辺一辺倒で、お市の方を一途に想い慕う柴田勝家(役所孝司)と、自分もお市の方に懸想する秀吉(大泉洋)。だがお市の方は、夫浅井長政と嫡子を亡きものとした秀吉憎しの一念から、勝家を利用しようとする。秀吉は急遽清須に呼び寄せた寧々(中谷美紀)の機転で、信長の嫡男信忠の遺児である三法師を、織田家の跡目に押し立てることに成功する。その後に秀吉が太閤まで登り詰める活躍をする過程は良く知られている。
お市の方(鈴木京香)は、いやいやながら、柴田勝家に嫁ぐことで秀吉に復讐を果たす。また信忠の未亡人(武田信玄の娘で松姫)は、嫡子三法師を織田家の跡目に立てることで、亡き父武田信玄の血筋を残すことが出来たことを喜ぶ。
実に多彩な配役陣を配した映画だが、「ステキな金縛り」の落ち武者で幽霊役の西田敏行が、あの扮装のまま登場するお笑いもあり、また登場する俳優たちの多彩ぶりにも、三谷幸喜ならではの、サービス精神旺盛な面白い映画になっていると思う。
「謝罪の王様」同様に喜劇映画として Bの上 の評価をしたい。