市の図書館に通い出してから10数年が経つ。小生の場合は図書館の借り出しカードの登録が2007年であるから(登録アドレスのパスワードに年度入れている)随分とお世話になっていることになる。新刊本がバカ高になったこともあり、ここ数年は図書館頼りとしている事が多くなった。最寄りの図書館で借り出しの本の予約を入れると、市内の30館の保有本から選んで順番が決まる。
新刊本の場合、新聞に発売広告が出て直ぐに予約を入れても、既に数十人の予約が入っている場合がある。予約を入れると待ち順番が表示される。たとえば在庫が10冊あり、100番目と言う様にである。その後は、返還が有る度に待順が減っていくが、自分の番が来るのが待ち遠しい時がある。
北方謙三の「チンギス紀」が連載されている「小説すばる」は中央図書館で1冊だけ購入である。9月6日で予約を入れた時は待ち順が2番であった。当月に入ってから待ち順が1番になった。そして16日の今日になっても、前の方からの返還がなく、小生の番が回って来ていない。
順番が来てから受け取りに1週間、そして借用してから2週間。それだけの余裕がある計算だ。どうも返還まで精一杯時間を掛ける人の心境が分からない。後を待つ人の事を考えて、待たせる人から脱却して欲しいものだと思っている。