風になれたら

SUZUKI Bandit1250Sに乗って風になり
中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

北海道ツーリング2011  プロローグ

2011-09-27 | 

9/16(金)晴れ

3時15分、そっと家を出た。これから新潟へ向かいフェリーで小樽へ渡るのだ。

東京の気温は27℃、革パンツに冬用ジャケットは流石に暑い。

未明の関越自動車道は空いていた。とある駐車場にて休憩した。

満載の荷物の総重量は42kg、要らない物も積んでいる可能性が高い。

国境の長いトンネルを抜けると霧だった。信濃川を見下ろす高速道路のPAで休憩した。新潟までもう少しだ。

7時30分に新潟港のフェリーターミナルに到着した。ここまでの走行距離は348kmであった。

塩分が多すぎる朝食を食べた後乗船して2等寝台へ向かった。

これまで2等の相部屋しか乗った事が無かったが今回はグレードを一つだけ上げてみた。

薄暗く体育会系の部室の匂いがした。隣に独り言の絶えない60代と思われる男性がやってきた。2等は空いていたのでちょっと後悔した。

どうも薄暗いので明るい所へ行こう。素早く大浴場に向かって汗を洗い流した。風呂上がりにまだ朝10時過ぎだけど生ビールを飲んでロビーでくつろいだ。飲んでいる間に出航していたようだった。

船内アナウンスでこれからシアタールームでビンゴ大会を開くとの事なので行ってみた。およそ100人程の人が集まっていた。1等は船内乗船中のみ使える3,000円の商品券が1名、2等は小樽にある関連ホテルの手作りクッキーが2名、3等はソフトクリームやソフトドリンクの商品券が若干名と控えめでこのご時世を反映している。3,000円と聞いて反応がいまいちだった乗客に進行のお兄さんが言った。一旦航海に出ると20日ぐらい乗船しっぱなしで嫁からもらう小遣いが10,000円、そして1等は3,000円、皆からおおっと歓声があがる。

なかなかビンゴは出ず、僕も駄目かなと思っていたら追い上げて2等のクッキーを入手した。しまった、運を使ってしまったか。中身はクッキー、マドレーヌ、フィナンシエなどで家に持って帰って食べたがどれも美味しかった。

昼ご飯はビール、カツ丼、豚汁と高カロリー3兄弟であった。

時間はたっぷりあるので船内を探索してみた。脱出口、ここから入るのではなく出てくるのだと思う。

フェリーの旅で好きなものに海に沈む夕陽がある。今日も夕陽を見る事ができた。

そして船内の探索に戻った。ゲームセンターにあったジュエリー落とし。

スポーツコーナーってこれか。

明日の天気はあまり良くなさそうだ。当初の予定通り道北へ向かうか、天気が持ちそうな積丹を巡るか考えていたら寝てしまった。

コメント (6)
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