風になれたら

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中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

北海道ツーリング2011  釣れなくても幸せ

2011-09-30 | 

9/19(月) 晴れ

小雨の音で目が覚めた。そしてまた少し眠った。

6時過ぎに起きると雨は上がっていた。洋子(仮名)と釣りに行く約束は7時半、まだ時間があるのでクッチャロ湖畔の遊歩道を散歩した。遊歩道なのに熊が出てもおかしくなさそうなのが北海道だ。

椎茸のスクランブルドエッグの朝ご飯でお腹を満たし、洋子(仮名)と釣りに出かけた。出発前の打ち合わせで見ていた地図上にF104戦闘機の文字を見つけた洋子(仮名)が是非言ってみたいと言った。

中頓別の寿公園に自衛隊から借用中のF104が横たわっていた。現役は随分前に退いたようだ。

そして以前活躍したSL 49648も綺麗に色を塗られて飾られていた。 

太陽に暈が出ていた。

そして来る途中に渡った頓別川へ向かった。川への道はなかなか見つからず川へ出てもロッドを振るスペースがなかったりして1kmぐらい堤防を歩いてようやくロッドを振れそうな場所を見つけた。

洋子(仮名)に続き2、3投したらいきなりヒットした。かかったよと言ってラインを巻いていたら白い体を見せて魚がジャンプしたと思ったらバレてしまった。

何だったのだろう。イトウ?サクラマス?なんてね。それからアタリもなく、移動もできないので支流に向かうことにした。

砂利道ダートを4km程行った所に良い感じの小渓流があった。入溪地点から彼は下流に僕は上流に向かった。

10cmぐらいのヤマメが追って来るがそれ以上のヤマメはいなさそうだった。彼は小さなヤマメを1匹釣ったとのことだった。

釣れなくても幸せな釣りとはこのことだ。知らない川を探訪する喜びは知らない道を往くのに似ている。1時間で切り上げて午後はそれぞれ過ごした。

僕はクッチャロ湖の小沼を見下ろすクローバーの丘に行って青空と草原に囲まれてお弁当を食べた。気持ちよすぎる。

その後昨日も走ったエサヌカ線へ向かった。道が空に吸い込まれていく。

滑走路でしょ。これは。

キャンプ場に帰って温泉に入ったらビールを飲む。毎日やっても飽きないんだな。

夕食はイタリアンな野菜炒め(オリーブオイル、バジル風味)で満腹だ。こんな夕陽を眺めながらの夕げは格別だ。

今日も一日幸せだった。

この後洋子(仮名)とまた飲んだのだった。多分彼とはまたどこかでキャンプを一緒にするような予感がする。

キャンプ場の夜は早いので9時ぐらいにお開きとした。1人になったら星空を見て遊ぶ時間だ。今回の旅にはiPadを持ってきた。Star Walkと言うソフトがあってこれがなかなかイケているのだ。iPadにあるGPS機能でどの方向に目指す星や星座があるのかすぐにわかるのだ。ギリシャやローマの神話も勉強せねば。

今日の走行距離は109km、明日は道東に移動しよう。

コメント
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