風になれたら

SUZUKI Bandit1250Sに乗って風になり
中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

北海道ツーリング2011  迂回路は90km

2011-09-28 | 

9/17(土) 曇りのち雨のち晴れ

午前3時半、船内放送で目が覚める。あと1時間で小樽に入港だ。隣のおじさんも目覚めたようで1人でごにょごにょ話している。

上陸後、魚介料理を食べようと小雨がぱらつく中早朝営業の食堂が集まる隣友朝市に向かった。

やってる、やってる、勇んで店の中に入るとどの店も満席であった。バイクは乗船は最初だけれど下船は最後なので出遅れてしまうのだ。ちょっと待とうかと思った矢先に雨が強くなって来たのでカッパを来て出発することにした。積丹を巡ろうかそれとも北か。空を見たら積丹方面は黒い雲に覆われていたが、北の方は気持ち明るかったので北へ向かうことにする。運河に少し寄ってみた。朝の運河はどこか寂しげだ。

ちょっと走ると先が霞む程の真っ直ぐな道路が何本もあって北海道に来たんだなと思う。途中セイコーマートで朝ご飯を調達した。温かいおにぎりを売っていたのに感動しておにぎりと味噌汁で温まった。北海道はすでに涼しい。

R231を北上していると荒々しい海岸線が見えて来た。北カリフォルニアの海岸線を思い出す。長いシェードやトンネルが続く。浜益から20数km行った辺りで道路管理の人が丁度道路を閉鎖している所に出くわした。崖崩れがあったとのことだ。あと数分早ければ通過できていただろう。近くに迂回路はなくUターンして留萌を目指すことになった。これで90kmも余分に走ってしまった。恐るべし北海道。留萌に近づくと本降りになった。その後R232を走っていると雨が止んで晴れ間が見えて来た。いい感じだ。道路の所々に吹雪待避所が設けられている。吹雪は想像できないが生死に関わるのだろう。

手塩から道道106へ。海沿いの原野を行く道だ。オトンルイ風力発電所近くの駐車場でフリースを着た。気温は17℃だ。

道だけが続く。左には利尻島が見える。

サハリンが見えて何故か緊張感した自分がいた。そして宗谷岬に着いた。

バイクの後ろには間宮林蔵の銅像が隠れている。

最北の給油所で証明書をもらった。こうして掲載されるので良い宣伝方法だと思う。

そしてクッチャロ湖畔のキャンプ場に向かった。利用料は200円と破格だ。以前は無料のキャンプ場が沢山存在したが維持料として数百円徴収することは悪いことでないと思う。このキャンプ場は噂通り蚊が多いことを除けば快適で静かなキャンプ場だ。隣にあるホテルの掛け流しの温泉に浸かった後ビールで喉を潤した。温泉はナトリウムたっぷりでぬるりとしていた。

クッチャロ湖は白鳥と夕陽が有名だが、今日の夕陽は控え目だった。

暗闇の中で焼酎を飲んでいたら眠くなって来た。

今日の走行距離は535km、下道での最高記録ではないだろうか。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする