10/2(日) 曇り
親父の聖地と呼ばれる新橋、ここはSL広場。戦後の日本を走り続けたこのSL、その距離なんと1,083,975km、地球を27周してるんだ。
これは沢山走ったのか少ないのかわからないので探してみるとこの倍以上も走ったものがあるのだ。
ガード下の店を覗きながら会場に向かう。サンクスもガード下なのだ。
通勤電車から見えるビルの前にテレビ局と警察の車両が停まっているビルがあって何かなと思っていたら東京電力本社だった。
程なく日比谷公会堂が見えた。20年ぐらい前エルビス・コステロのライヴに来た事がある。こんなに古かったかな。
今日はこの隣の日比谷野外大音楽堂にDo As Infinityの結成12周年記念ライヴにやってきたのだ。ライヴの正式タイトルは"Do As Infinity 12th Anniversary ~FREE SOUL! FREE SPIRITS!~Vol.3~"だ。
野音に来るのは久しぶりだ。20年ぐらい前RCサクセション、小比類巻かほる、ECHOESなんかを観に行った。
会場はDo Asファンでいっぱいだ。今回のライヴのマフラータオルは明るい水色地でライヴのタイトルがピンクと黄色で書かれている。1本行っとくぅ?とVANちゃんが言った、ような気がしてグッズコーナーへ向かったがすでに売り切れであった。
オープニングは松本淳さんのドラムだ。松本さんは昔チューリップや美里のバンドで活躍していたのだ。スティックを使った小技で観客を笑わせてくれた。
歌うVANちゃん、ギターを弾く亮ちゃん、Do Asのライヴは年々進化している。最初から最後まで楽しませてくれるライヴだった。会場の一体感は凄いがみんなと同じアクションをするのは苦手なのでへらへらと体を揺らした。
デビューアルバムがかなり好きなのだがそこからの選曲はPainfulだけだった。Painfulの亮ちゃんは面白かったがもう少し真剣に歌ってもいいんでないかいと思った。
メンバー紹介でコーラスの村石有香さんの時にVANちゃんが誰もが知っている曲を歌っていると言い、村石さんがその歌を歌ってくれたのだけれど知らなかった。
家に帰ってわかったのだがキテレツ大百科のお料理行進曲と言うらしい。Do Asのファン層との年齢差(>10)を感じた瞬間だ。
アンコールでVANちゃんがギターを抱えた。やった、ワンダフルライフだ。ほのぼのしていて将来に希望が持てるような歌だ。
2時間半、きっちりと聴かせてくれた。野音はいいね、静かになると虫の音が聞こえてくる。もうすっかり秋だ。