今日はお正月のお寺参り。昔は集まりの度にみんなで
食事を一緒に作っていた。それからお正月だけ作って
他の時は(お彼岸とか)お弁当になっていた。
それはコロナ前まで。結局今回からお弁当になった。
今日もお経の後、会食の予定だったが、今はインフル
エンザが大流行り。急遽お弁当は持ち帰りという事
になった。
お供えが沢山上がり、みんな頂いて帰った。
有難いなぁ!
和尚様のお兄様が昨年亡くなったそうだ。違うお寺の
住職をなさっていた。和尚様が亡くなる時は、遺偈
なる物を書くそうだ。
前もって準備をしているそうだが、今日みんな
披露して頂いた。確かこの和尚様は国語の先生を
なさっていたと聞いていた。素晴らしい言葉だなぁ。
私は最後の(故人会喜)につい涙が出た。いつも
祖母に逢いたい、父に逢いたいと思っているので
こういう言葉には弱い。
母が晩年死ぬのが怖いと何度も言ったことがあった。
その時母に「お母さん、怖くないよ。お父さんがいるよ、
婆ちゃんがいるよ。知っている人がいっぱいいるよ。」
って言ったら、「そうやなぁ、婆ちゃんに逢えるなぁ。
お父さんに逢えるなぁ。怖くないなぁ。」と。それから
安心したのか、その事は一切言わなくなった。その事を
思い出した。私自身そう思っているので怖くはない。
有難うございます。
本当に感謝しながら死ぬって、幸せですよね。
祖母も母も、毎日のように有難う、有難うと言ってくれました。
その言葉で、介護している方も幸せな気分でした。
感謝の言葉(有難う)には、不思議な力があるような気がします。
言わなくても、書くだけでも違うと聞いたので、このブログにも、できるだけ有難うを入れるようにしています。
人々に感謝して死ねれば
いいなぁと思います。