「卯の花の匂う垣根に」の歌で知られる卯の花です。
空木(うつぎ)の名前通りに、茎は空洞です。
蕾の時花びらの外側がピンクなので、余計に綺麗です。
卯の花腐し(くたし)と言う言葉を教えてくれたのは祖母でした。
「生まれた時から、祖母の祖母の実家を継ぐことが決まっていて
養子を迎えるのに、女は頭が良いと来てくれてが無いと言われ、
上の学校にやってくれんやった」と悔しがっていました。
でも物知りの祖母でした。大好きでした。
この花が咲きだすと、そんな祖母を思い出し、そろそろ梅雨だなぁと
思います。今頃、もっと祖母が言っていた事を書きとめておけばよかったと
悔やむ事しきりです。本当に後の祭りです。
なにはともあれ、今年も沢山花をつけてくれました。有難う!!
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