施設訪問

昨日は主人と２人で老人施設訪問。施設だけでなく色々な会での
披露も入れると、３５回目となった。今回嬉しかったのは、５月に
行った施設から、是非又きてくださいと曜日違いで頼まれたこと。

デイサービスなので、曜日を替えると違うメンバーの方がいらっしゃる。
母もデイが大好きで、ドクターストップが掛かっても行きたいとケアマネ
さんに訴えて困らせていた。週五日通っていた。

ドクターも最後には「それが寿命を延ばしているのかもしれない。施設で
何か有った時、きちんと対応ができるなら。」と許可を出した。デイの
職員さん達は「そんなに来たいと言ってくれるのが嬉しい。」と、
色々対応策を考えてくれた。それからの送りは毎日私がした。

無駄口は叩かず、いつもニコニコしていた母。「みんながとりっこ
する程人気者ですよ。」と職員さんからいつも言われていた。
賢くてテレビ番組のQ様クイズの１０番まで読めていた。

その後は行っても体力がなく、ソファに座っていることが多くなったと
職員さんから報告があった。それでも楽しいことの好きな母は、みんなと
一緒の雰囲気の中に居たかったのだろう。

最後の入院の日も、デイから帰った後吐血したので救急車を呼んで
即入院となった。これもドクターからこういう時はと、事前に聞いていた
想定内のことだった。立っているのが不思議くらいの貧血度だった。

こうやって披露に行くと、一番前の席でにこにこして座っていた母を
いつも思い出す。きっと母も見に来ているのだろう。だから老人施設に
行くのが好きだ。そしておやつを頂きながら一緒に話をする時間を
設けてくれている。これが又嬉しい。

「あっさて、あっさて、さては・・・」皆さん楽しい時間を有難う
ございます。どうぞお元気で長生きをして下さい。又呼んでくださいね。