夢の介音楽夜話

音楽、アート、グリーン、クラフトなどなど徒然なるままに

歌うギター

2015年12月21日 | 音楽


ギターは誰が弾いても同じ音が出るはずで、インストルメンタルならコピーしやすい
ところが実際にライブやレコーディングしようとするとそうはいかないことに気づく

楽器が違うし、アンプなどイクイップメントも違うだろうし、テクニカル的な側面も大きい
達人の演奏を聴いていると、そうした個々のポイントを超えた何かがあるような気がしてならない

パリス・シスターズのヒット「I Love How You Love Me」はインストルメンタル、ギターでのカバーが多い
循環コードのシンプルな曲だが、歌がなくともメロディだけで思いを伝えることができるような名曲だ

チェット・アトキンスの演奏を聴けば、何のアレンジも施してないのにしみじみとしたギターサウンドに酔い痴れてしまう
味めて彼のサウンドに触れて以来数十年を経てなお新鮮味を保ち続けているのは、それだけ深いものを秘めているから

彼を慕って世界中から強者どもが集ってくる、時に「どんなもんだい?」と言わんばかりに
しかし「Mark Knpfler」だけは別格扱いしているような氣がする

親戚の出来の良い男の子が訪ねてきて「ほう、なかなかやるじゃないか!」
セッションしたらまるで自分の生き写しのように弾き始めてびっくりする、そんな感じがする

歌うように弾けたらなんて素晴らしい
恋を語るように


Chet Atkins performs "Hawaiian Wedding Song"

Chet Atkins & Marty Robbins - Picking and Singing

Mark Knopfler & Chet Atkins - Instrumental Medley

Chet Atkins-I Love How You Love Me