先日の忘年会で突如始まった楽曲
モノローグのような歌詞とわかりやすいメロディ、何かやっているなと思っているうちに巻き込まれてしまう
11月のライブでSさんが前日に取り上げた「私の自転車」と同じ作者の作品だった
11月の仕込みは前日だったが、今回は当日だった
よく存じ上げなかったが、俳優だったこの方が高田渡を聴いてこれなら自分にも作れるかもと歌作りを始めたそうだ
日本語で歌うことのメリット、話しかけるように、つぶやくように歌ってそのニュアンスが伝わる
僧侶の説法を聴いて「ありがたい」と思うように聴いてみたくなるような要素があるのか
アルバムを買ってみようという気になれなくとも目の前で歌ってくれるなら聴いてみたい
マイナーのイメージが強い和製フォーク、アップテンポの明るい歌はいい
政治的な意味合いも華麗なメロディがなくとも無邪気に自分自身を歌うのがいい
そんな天衣無縫、天真爛漫の世界に、自分も入れるものなら入ってみたい
こういう職人芸のような世界は魅力がある
ついついその気になって手拍子を送ってしまう
あんた、いい人生を送っているねえ
佐藤GWAN博 あんた
佐藤GWAN博さんと月の合唱隊