ビートルズ以前にプレスリーの全盛時代があった
毎年のように発表される映画とそのテーマソング、話題性と言ったビジネスモデルが確立していた
ビートルズの出現以来、オーケストレーションされた音楽には興味がなくなって、積極的に聴いてこなかった
先般ひょんなことで知り合ったプレスリーマニアの方と接する機会があって、古い楽曲を紐解いてみる
すると驚くべき膨大なレコーディングが存在するようで興味をそそられる
若い白人がカントリーとブルースの融合みたいな音楽を歌い、しかもセックスアピールを表現して憚らない
初期のころのエルビスの楽曲は鉱脈を掘り当てたような輝きがある
カントリーソングを多く取り上げているし、映画とコンサートでハワイにもご縁があった
ブルースから映画へ、やがてショービジネスへと転じていくプロセスに一音楽マニアにとっては疎遠になる一因があった
音楽に興味はあるが、ギンギラの衣装やパフォーマンスには関心がなかったから
しかしこの音楽産業の陰にはエルビス本人の音楽性はもちろんのこと、様々なミュージシャンが関わっていたようだ
ステージを支えてきたミュージシャンとレコーディングアーチスト、その両方を演じてきた猛者たち
と見てくると、私にとってパフォーマンスはさておいて音楽面での新発見をする有望なジャンルである
と思いながら音源を聴いては感心するこの頃
プレスリーマニアのTさん、近隣にある米軍基地でのイベントエントリーを口にされた
彼の青春を彩った音楽を本家本元の国の方々へ向けて発信する、そう容易ではないが、万が一受け入れられたなら喜びはひとしおだ
どこまでお手伝いできるかわからないが、やりたいという熱意に素直にエールを送る
今秋に向けて楽しみがまた一つ増えた
Johnny B. Goode - Elvis Presley
Welcome To My World - Elvis Presley
Are You Lonesome [ Laughing ] Tonight? - Elvis Presley