60年代初期のヒット曲、アメリカのものが多かった
一部ヨーロッパからの常連組もいたが、あまり細かくチェックしなかったのは日本語歌詞で歌われお馴染みになったせいもある
1961年の「Don't Treat Me Like A Child」を「子供じゃないの」としたのも名訳だ
ヘレン・シャピロは英国の人でビートルズが前座を務めたり曲を提供しようとしたこともあるようだ
あの当時の楽曲が未だに聴きやすいと思うのはなぜだろう
スタジオ・ミュージシャンたちによって制作されたサウンドの心地よいバランス
モノラル録音が当たり前で、スタジオでの一発録りが完成度を高める要因になったのか
声に特徴があり聴いただけで彼女だとわかるような個性も兼ね備えていた
もっともオーディオ装置で聴いていた人は少なくラジオかレコード・プレーヤーから流れる音は全てに鮮明でないといけない
レコーディング音源をわざわざ安直な装置で聴いてみて確認するなどということが行われた
彼女が歌う日本のポップスがあるようで聴いてみたいものだ
英国発のヒットを日本人がカバーし、日本のポップスを彼女が英語で歌う
嗚呼、悲しき片思い
Helen Shapiro (With John, Ringo, George) - Look Who It Is [Ready Steady Go!, TV, London] 04.10.1963!
HELEN SHAPIRO - YOU DON'T KNOW
Helen Shapiro - Don't Treat Me Like A Child (1961)