月をタイトルにした歌は多い
「マナクーラの月」は学生時代から馴染みのある曲だしヘンリー・マンシーニの「ムーン・リバー」はいつ聴いても素敵な歌だ
「ブルー・ムーン」はプレスリーが牧歌的なリズムの上で歌っている
トリビュート・カバーらしい「カウボーイ・ジャンキーズ」の演奏を聴いていたらバースらしい部分があることとサビを歌っていないことに気がついた
ロッド・スチュアートもカバーしていてこちらのバースとも異なる
そしてプレスリーを聴き返してみたらサビ部分をハミングに置き換えていた、なるほど何回も聴いていたのに気がつかなかった
同じく「ムーンライト&シャドウズ」は1936年の作、ドロシー・ラムーアという妖艶な女優さんによって歌われたようだ
「ジャングル・プリンセス」という男性諸氏憧れの楽園もの映画に出てくる
南海の孤島にどうして白人のプリンセスがいて白人男性が漂着するのか?なんて野暮なことは言わないで、素直に夢を追う
背景がスタジオだったりいい加減なところがあったとしてもまあいいじゃないか、楽しもう
この時代の音楽は素晴らしい、ロマンがある
だからいつまでも歌い継がれるのだろう
月を見ては物思いに耽る
空想の世界に入り込んで月との距離感がなくなる
天の月を見ながら一人自分の世界でおしゃべりをしていた孫娘が楽曲らしき即興を歌った
こういう気持ちを忘れてはいけないと、教えられたような出来事だった
Jungle Princess 1936 - Dorothy Lamour - Ray Milland - Akim Tamiroff
Dorothy Lamour " Moon of Manakoora " 1937
Dorothy Lamour ~ The One Rose That's Left In My Heart
Bing Crosby - Moonlight and Shadows (1937)