今朝アゲハチョウが気になってノウゼンカズラを見に行くと、花弁が草むらに散っていました。
蝶は昨日のままの姿でした。
拾いあげて花弁を切開すると、随分傷んだ羽を弱弱しくばたつかせてアゲハが花弁から出てきました。
まだ生きていたのです。
花弁の中で永遠の眠りに就こうとしていたのでしょうか。
お節介をしてしまったようで哀しくなりました。
ジンジャーの甘い香りのする花弁に乗せてやりました・・・動くこともなくじっとしています。
30分ほど経って見に出ると、アゲハ蝶の姿は消えていました。
ジンジャーの甘い香りより、やっぱりノウゼンカズラの蜜が大好きだったのかもしれません。
あのボロボロに傷んだ羽で、何処へ行ったのでしょう。
お節介をしてごめんなさい・・・アゲハ蝶の心知る由もなく、唯その命の儚さを憂いて涙しています。
それは・・、アゲハはノウゼンカズラの蜜があまりにもに美味しくて、長い時間顔を突っ込んでいる内に蜜に粘着力でもあり、羽がくっ付いてしまったんでしょうか? 少なくとも、顔を突っ込むまでは元気でお腹減らしていたはずですね。
または「ノウゼンカズラ噛まれちゃったのかな」、と。もうせんごけのような食虫植物なんですか?
この辺は全く無知な私です。
30分で回復して、どこかで元気に羽を休めているといいですね。
ノウゼンカズラは中国原産で平安時代に日本へ・・・お寺で大木に巻き付いて綺麗だったので裏庭に植えましたが、決して食虫植物ではありません
優しいお花です。
あのようにお花の中へのめり込んでいて、ちょっと心配でした。
蜜でくっついたのかもしれませんね
羽がボロボロですから、私のように高齢なのかもしれず、その後を案じています。
そのうち何処かで土に還るでしょう。
朝夕涼しくなって秋の虫さんたちが賑々しく大合唱をするようになりまして、私も元気を貰いましたので、ぼつぼつ行動開始したいと思っています。
コメント有難うございました。