裏庭に出て
姫と日向ぼっこ
オオイヌフグリの小さな小さなお花さんが
二つ三つ咲いている
この小さくて可憐なお花さん見つめていると
計り知れない切なさにまぶたが熱くなる
キミは生まれ変われるのだろうか
私と同じ一度きりの命なのだろうか
宇宙の微塵粉に成れたら良いのにね
お星さまみたいに美しい地球を眺められたら・・・
小さな小さな命って美しくて儚い
人間だってどんなに頑張ったってたった100年
今朝息子には「あんたはまだ50年あるんやね・・・まだ年の倍生きられるやんか」と言った
私かて順調にいけばもう少しあるけど・・・なんだか切ない
姫に生きている幸せを感じさせてやれるのは
お外の空気と雑草とお日さま
日中は束縛されているけれど
姫ちゃんは
夜と早朝は約束のトイレを済ませていれば
自由が貰えるんだよ
脱兎のごとく飛び出してゆく自由
でもやっぱり切ないねぇ~・・・命って