ユリ科の多年草で日本のどこでも見られるお花だと・・・
食糧難の時代には非常食として食べられたそうな。
花言葉は・・・沢山ある言葉の中で「あなたの死を悼む」が私の心を捉える。
南洋の島で食料も与えられず餓死した父の傍に、もしこのお花が咲いていたら飢えを凌げたのではないかと、
72年が経った今でも思わずにはいられないから・・・
旬の食べ物を口にする時も、たとえサツマイモを蒸して食べる時も、そっと父の写真向かって「お父ちゃん食べてな」と、
供えずにはいられない。
戦争の犠牲者の父と、2歳余りで最愛の父を奪われた娘の心は・・・涙の糸で繋がっている。
千尋(ちひろ)の海に阻まれて…今も
ユリ科のツルボでした