それは三ツ児の魂に刻まれた悲しみだから
消える事は無い
何故なら
最愛の父を奪われたのだから
それっきり戻っては来ないのだから
がむしゃらに時は流れても
心の空洞を埋める事も修復も効かないままに
何時も餓心を抱きしめて生きている
雨の日は雨の子守唄で慰める一人の世界
お父さんに逢いたいと睡眠薬をたくさん飲んだこと・・・それは思春期だったから
今は只餓心を抱いて静かに生きているだけ
今日は雨 傘さして ようやくほころんだしだれ梅眺めています
ちひろの回顧の綴りより
梅を庭に植えない方が良いと、ネットに出ていて、切り刻んだけれど、しだれ梅の木はまだ生きていました。
雨の今日ようやく小さなお花を見せてくれました・・・もう20年ぐらい楽しませてくれているのです。
根っこから取り除こうかと、まだ迷っています。