子供の頃家の前にある畑にはトウモロコシが植えてあって、焼いたり炒ったり粉にして蒸しパンにしてひもじさを凌いだ懐かしい食物だった。田舎での呼び名は「なんば」であった。
ネット検索で呼び名について調べてみると驚くほどたくさんの呼び名が出ていた。その中で「なんば」の呼び名が実在している事を証明するために、「ウイキペディアのフリー百科事典」から引用させていただく。
「日本語で標準的に用いられている呼称の「トウモロコシ」と言う名称は、トウは中国の国家唐、モロコシは唐土(もろこし)から伝来した植物の(モロコシ)に由来する。
関西などの方言でいう「なんば」は南蛮黍(なんばんきび)の省略であり、高麗(こうらい)または高麗黍と呼ぶ地域もあるが、これらはいずれも外来植物であることを言い表している。
「なんば」・・・近畿地方、三重県伊賀、岡山県、徳島県など。
心の中に刻まれた思い出の中の食べ物には愛着があって大切にしたいものであり、私のこだわりである。
早朝になんばの写真を撮りたくて散策してみたが、ごらんのようにネットに覆われていた。
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