西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

何もない日326 【水素エンジン車】

2021-05-23 22:56:47 | 何もない日
こんばんは。

今日も、買い物以外はどこにも出かけず。です。
プライムビデオで、映画を一本観ました。「図書館戦争」です。

お天気は良くて、福岡空港へとも考えましたが、足が向きませんでした。
まあ、それでも良し。
身体にも、いろいろガタがきているので。

【水素エンジン車】
まずは、このニュースを。

トヨタ自動車、世界初 水素エンジン車でレース出場  

今、『地球温暖化対策』『脱炭素』に関して、車に関しては、世界の流れは「電気自動車」です。

その前の段階として、「トヨタ・プリウス」などのハイブリッド車が発売され、「PHEV」車。日産からは「リーフ」(電気自動車)。それに、e-powerなど、燃費改善、ガソリンの消費量を減らす車がぞくぞくと出てきています。

トヨタからは、水素で走るFCV(燃料電池自動車)の「ミライ」が発売されています。

【MIRAI】TVCM「青いほうのトヨタ」篇 60秒  

世界の流れが「電気自動車」である中で、今回、あえて「水素エンジン」の車をレースに投入したのか。
(結果としては、24時間耐久レースを完走したそうです。)

それは。
これまでの、ガソリンエンジンの技術を応用して、「水素エンジン化」できるということ。
それは何を意味するかと言えば。
車を作るためには、大量の部品が必要です。それは、エンジンに関しても同じで。車を作るために関係している企業、従業員は膨大な人数になります。

世界的に、「電気自動車」への流れになっていますが、その分、既存の車メーカー以外からの参入も多く、アメリカでは「ステラ」とか。

近い将来には、「化石燃料」(ガソリンなど)で走る車は(新車としては)販売できなくなります。それも、近い。

「電気自動車」の場合、今、一番重要な部品は「バッテリー」で。日本も韓国も中国も、更に、各国も「バッテリー」の開発競争をしています。
ただ、「電気自動車」は、『充電』が必要です。つまり、発電所で作られた電気を『充電』して走行するため、その分、発電設備が必要となります。

今は、発電所事態が「脱炭素」の方向への対象になっているのですが。

そういう意味で、FCV(燃料電池自動車)や「水素エンジン」自動車は、『充電』の必要がありません。
トヨタの豊田社長が目指す部分としては、そういう部分もあると思います。

そして、もう一つは、自動車産業の雇用の問題。
今の「ガソリンエンジン」が、「電気自動車」の方向にへ転換していくろ、これまで「ガソリンエンジン」に関わってきた企業、そこの従業員の雇用に関して問題が起こります。うまく、転換できればいいのですが。

そこで、今の「ガソリンエンジン」の技術を生かし、燃料を「水素」に変えた車で「脱炭素」を目指す『選択肢』があってもいいではないか。
それが、豊田社長の考えの様です。

そのために、レースに「水素エンジン車」を出走させ、あえて過酷な環境で、問題点を洗い出していく。
ただ、今は、「水素」という燃料が割高だそうで。
更には、「ミライ」にも言える事ですが「水素燃料スポット」が全然足りない。それは、電気自動車での「充電スポット」もまだまだで。
ただ、需要が増えれば、それは解決されていくのでしょうが。

【水素エンジン車】
かつて、日本の「携帯電話」は、「ガラパゴス化」したと言われていました。
ドコモの「i-mode」。
絵文字などが使えるメール機能。
確か、「jフォン」の頃でしたか始まった「写メ」。

ただ、当時は「日本だけ」のもので、外国ではあまり受け入れられなかったのですが。

このトヨタの「水素エンジン」も。日本だけになるかも知れません。
「水素ステーション」のインフラも必要だし、そこえの運搬技術も必要。

でも、これが可能であれば。
例えば、日産のe-powerも、「ガソリンエンジン」での発電ではなく「水素エンジン」での発電に変えれば、今の仕組み、技術のまま「脱炭素」が可能になります。

「電気自動車」が増えれば、それだけ、「発電所」が必要になります。
そのために、「石炭火力発電所」や「石油」「天然ガス」の発電所を増設するのであれば、本末転倒の様にも思います。

トヨタの「水素エンジン」へのチャレンジ。
私は、大きな意味があるように思います。

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では、また。