こんばんは。
今日の福岡県の感染者数は、簡単に100人を超え、136人でした。
東京でも、1800人超え。全国各地、増加傾向です。
福岡も、前週比較で150%超えです。
【誰のせい】
菅政権への評価が下がっていますが。
この感染拡大。政治のせいでしょうか。どこか他の(自民党以外の)政党であれば、何か変わったのでしょうか。
私は思います。
「緊急事態条項」の無い、今の「日本国憲法」。
「憲法」に抵触しない範囲での「私権の制限」や「罰則」を設けた「立法」はありますが、実際の「施行」で言えば、なかなか。
最近、西村大臣が表に出てきませね。
西村大臣の発言が批判され、2度に渡って「撤回」されました。
今、西村大臣が「全部かぶっているのかな」。
あくまでも、「要請」しか出来ない「政府」。
しっかりした「エビデンス」は提示できないけれど、「夜の飲酒」が原因であることは明らか。
では、どうするか。
「酒を飲食店に販売する事業者への(要請を守らない事業者に販売しない)要請」
更に、「要請に従わない事業者に対する、『金融機関』からの要請(ある意味、圧力)」
これ、何故?
「感染拡大」に対して、「法的」に出来る事には限界があり。
ほぼ国民みんなが分かっている「感染拡大の原因」。
そこを「抑える」しかなくて。
『要請を聞かない事業者(飲食店)』
『要請を聞かない国民』(要請した時刻後も開いている店を探して飲みに行く輩)
「アルコールの提供」の「停止要請」。(あくまでも「要請」です)
「アルコールの提供」が、「新型コロナ感染症」の原因であるという「エビデンス」は、ずっと出てきません。何故か。
『感染経路不明』が多いからです。
ただ、(もう誰もが分かっていると思いますが)
「酒を提供する飲食店」の営業時間短縮の要請。
更には、「酒の提供自体の自粛要請」で。
『(要した期間は熱として)確実に感染者数は減少している』事実。
逆に言えば、「緊急事態宣言」を解除すると(制限をゆるめると)とたんに、感染者数が拡大してきている事実。
今は、「第5波」ですか。
もう、5回も繰り返している。
私は、日本は「ロックダウン」が無くても、感染者数を抑えられる国。そういう国民性だと思っていましたが。
「自粛疲れ」?
「飲みたいから」?
「経営が成り立たないから」?(これは、政策の問題もありますが)
先の2つは、一部国民の意識の問題で。
日本の人口が1億2000万人として、1%。120万人がそんな意識であれば。なのですが、それが、現実。
「緊急事態宣言」が出ても、「人流」が減らない。
少し時間がかかっても、「とことん根絶する」という意識はないのでしょうか。「正しく恐れる」意識はないのでしょうか。
残念です。
では、本当に「憲法」を改正して、「緊急事態条項」を設けて、「私権」を制限すること。おそらく、政治家も含め、なかなかそこまでは考えていませんよね。
今、どこの政党が政権運営を行っていても、結果に相違はないでしょう。
それは、(国民に対して)「政治ができる事」「行政ができる事」、法的にも、予算的にも「制約」を受けるからです。
「何故、補償が・・・」。でも、それは、その後に、「ツケ」として、「消費税増税」など、増税で、「私達が補わないといけない」事になります。
その事を、考えておかないと。
【「遺族とマスコミ」】
今週の日曜日でしたか。
日テレ系の「NNNドキュメンタリー」だったかな。
この日は、あの「京都アニメーション事件」について、被害者の「実名」を公表するかどうか。がテーマで。
(私の記憶は曖昧ですが)
最初、事件後に「死亡した被害者の実名が『全員』公表された」ようです。
ただ、遺族としては、「実名」を公表してほしくなかった方も多くいらっしゃり。遺族の考え方は様々。
で、今回のテーマは、「遺族とマスコミ」で。
「マスコミ」というか報道機関の中には、遺族の元を訪れて、
まだ、「亡くなって間がない頃に」取材に来て。
その「マスコミ」の姿勢に対しての「遺族」の想いを。
当時、取材にあたっていて、「自身も、実名での報道を望んでいた」若い男性記者が、今、もう一度、「遺族」と向き合って。
番組の最後に、その記者は。
「実名で報道すべきだ」と思っていたのが、今回の取材で、必ずしもそうではないと気付いたと。
【「遺族とマスコミ」】
障害者施設の「津久井やまゆり園」で、元職員だった男による殺傷事件がありました。
数日前に、この記念碑が。
実際にこの事件で亡くなった方は、10人を超えるのですが、その記念碑に名前が記されたのは。
報道でも、この事件に対して、自分の子供の実名の出して戦ったお母さんも居ます。
ただ、当時は。
でも、確か、今回は「記念碑」を建立するにあたり、確か7名の名前が。
それは「生きた証」として。
『名前を刻むことで、「生きた証」を残す』との思いで。
「そっとしておいて」と思う遺族と。
「なんとか報道したい」マスコミ。
これは、「遺族の想い」と。
記者として、「報道したい」思いと。
担当したディレクターは。
「私は、『実名報道すべき』と思って、これまで取材をしてきました。でも、今回の取材で、『遺族が望まないのであれば』と考えるようになりました」と。
【「遺族とマスコミ」】
もちろん、これまで書いた事は、頭の中にはあったのですが。
数日前に、北九州市である交通事故がありました。
中央分離帯の空いているところで「Uターン」した車に、オートバイが衝突して、オートバイの運転手が「死亡」した事故です。
その(中型)オートバイに乗っていたのは、17才(アルバイト)の女の子。
病院に搬送された後に、死亡しました。
そして、実名が報道されていました。
では、相手の車は。
報道からすると、福岡県の方ではなく、山口県から来ていた様で。
こちらは、「実名での報道」はありません。
「山口県在住の〇才男性」
確かに、加害者側は「刑」が確定している訳ではないので。
「大事件」「大事故」でもなければ、実名はなかなか。
でも、被害者の方は、(基準はあるのでしょうが)実名が出てくることは多くて。
その「事件」「事故」の被害者の家族には、「マスコミ」が実名報道や、「警察の発表」をそのまま(実名)で報道し。
いつ、何が起こるか分からないのですが。
それで、「大事な人が」もし、亡くなる事態になった時。
実名を報道しても良いか、してほしくないか。
普通、そんな事は考えていませんよね。
ようは、「備えていません」
【「遺族とマスコミ」】
熱海市での「大規模土石流」の発生。
この時、熱海市の特性として、「実際に在住している人」と「別荘などで、普段は別なところに住んでいる人」と。
「住民基本情報」上では、多くの「被災者」が居るはずであるけれども、その実態がつかめない。
それで、「熱海市」が行ったのが、実名の公表。
それによる「安否確認」。
このケースは、「実名」を公表したことで、「安否」を知らせる連絡があり、実際に「被害に遭ったであろう方々」を特定できるようになり。
この時は、「マスコミ」は、その「名前(実名)」を報道しました。
難しい問題です。
「事件」と「事故」でも違うし。
【他】
そして。
昨日、アクセス履歴を観ていたら。
私のなつかいい動画を観て下さった方が居たようで。
そのあたりを「他」として、アップしようと思いましたが。
今日は、止めておきます。
また、何かもやもやを語ってしまいました。
では、また。
追伸です。
ずっと思っています。
「要請」を守らなくて。まさか自分が「感染するなんて」と思っている間に。
「重篤化して」。
そこまで行かなくても。
「仕事に行けない」
「入院しなといけなくなった」
10代から30代くらいの「感染者」。後悔しているのでは。自分の行動を。
その事を知らず、同じ事を繰り返す同世代。
「デルタ株」で、これまでは、「(無症状か軽傷だろうと思っているから)どうせ感染したら自己責任」。なんて、言っているけれど。
「重篤化」「死亡」する懸念も増大している訳で。
甘くみてはいけませんよね。
すみません。とことん語って。