今日から開催の書作展に着物で出かけようと
『金の薔薇』金唐革紙「バラ文様」錆朱箔
和小物さくらの帯揚げとミントチョコレートの三分紐
私の書シンボルでもある鹿の帯留を合わせました
まず、今の季節ならと
菖蒲と水鳥の友禅に決めました
母の形見です
この着物は私にとっても大変思い出深いものです
30年以上前の私の結納の時に母が着ていたもの
それから母は袖を通したことがあっただろうか
仕舞う時にちゃんと洗い張りに出していたのだろう
しつけ糸がかかっている
さて、帯をどうするか
『金の薔薇』金唐革紙「バラ文様」錆朱箔
薔薇は季節を問わない柄行きといわれますが、今締めると季節先取りって感じで良いですね
『 正倉院金工 』
正倉院所蔵御物 金銀花盤 神の使い 花角の鹿
『銀河』名塩和紙 銀箔 藍重ね
『孔雀羽根総刺繍帯』
以上四本の中から『正倉院金工』に決めました
着物を主役にしたいという気持ちからの選定理由です
あとの三本は、どうも帯が主張しがち笑
主張することもなく、打ち消すこともなく、丁度良く調和してお互いの良さを引き立て合っているように思えました
仕上げは、帯揚げ帯締めですね
三分紐も候補に入れてみました
こうなりました!
和小物さくらの帯揚げとミントチョコレートの三分紐
私の書シンボルでもある鹿の帯留を合わせました
帯の「花角の鹿」は
あえて中心を外して締めました
袖を通す前は、多分裄丈が短くて身幅が余ると予想していたのに
裄丈は短くないし、身幅が細い
母の体型からどうも腑に落ちない
誰かの寸法で仕立て直したのだろう
他の帯とのコーディネートも
また別の機会に楽しみたいと思います
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