今年も、第72回正倉院展が奈良国立博物館で
10月24日(土)から11月9日(月)まで開催されます
今年はコロナ禍の為、前売日時指定券の予約販売で、当日券の販売はないとのこと
奈良時代に建立された東大寺の倉庫である正倉院には聖武天皇の遺愛品を中心に約9,000件の宝物が現在まで伝えられています
正倉院展はその中から60件ほどを選び公開する展覧会
一年に一回60件の展示となると9,000件全てを公開展示するには150年掛かる計算ですね
凄すぎ!
今回注目すべきは、武器・武具と共に光明皇后が病人に分け与えるために東大寺に献納した薬物がまとまって出陳されること
薬物は奈良時代における疫病との闘いを伝える品としても、注目されているそうです
コロナ禍ならではの展示選択ですね
そんなタイミングの中、私が清水の舞台から飛び降りる気持ちでもって購入したものは、その正倉院の宝物の中でも貴重な宝物のひとつ
直径61・5センチの銀製大皿「金銀花盤(きんぎんのかばん)」
花のような角を持つ鹿の文様を裏側から浮き立たせ、皿の周囲には水晶玉などを飾り付けている正倉院金工
神の使いである花角の鹿が堂々と勇壮に描かれ花盤も忠実に気品高く意匠化された洛風林さんの袋帯
ほんのり薄桃の白よごし地に気張らず、しかし、印象的に描かれています
公開されなくても、一年に一度と言わず
毎日でも拝めるんですねwww
着姿のお披露目は、来年春になる予定ですが、洛風林の社長さんからは是非、この帯と取り合わせた「森のどうぶつ」という銘の金茶に白のろうけつ染め紬訪問着(工芸こはく謹製)で
正倉院展に行ってくださいって言われてしまいました!
Go Toで行くか!
洛風林社長 堀江麗子さんは穏やかでたおやかでとても素敵な女性でした
鹿に縁があるなんてお話を皮切りに色々とお話しさせていただいているうちに意外な共通点がある事も分かり、驚きと共に感激でした!
この瞬間まで全く自覚がありませんでしたが、私も鹿に縁があった事に気づかされました(笑)
私のところにやってくるべきものだったんだな( Ꙭ)マジデ
参考: 同柄色違いの帯は、清野恵理子さん著「樋口可南子のきものまわり」で 柳崇作の草木染めの訪問着に合わせておられるそうです
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