碧天を映す城井川
築上町の城井谷にある旧藏内邸
貴船神社の大鳥居をくぐり
参道の突当り「貴布禰大明神」
お詣りさせていただきました
田園風景の中に堂々と佇む
旧藏内邸へ
お目当ては
『きんからの世界』~百年の時を超え、よみがえる~
復元された金唐革紙の屏風、額絵の展覧会
現存する旧藏内邸の仏間内陣の壁に貼られた本物の金唐革紙と
現存する国指定重要文化財「旧日本郵船小樽支店」「旧林家」「旧前田家」他、
国内の金唐革紙を復元したものの額絵を一挙に目にすることが出来ることに興奮を覚えます
金唐革紙「バラ文様」錆朱箔『金の薔薇』袋帯を締めて馳せ参じたい
「復元された」といえば、合わせるのは『小倉織』
小倉織 縞勘『幽月』
悠久の刻を超え よみがえり めぐり合う 奇蹟
まさに綺物奇譚
私の帯と同じ「バラ文様」の額絵がありました
新しい息吹が吹き込まれての蘇り
時刻(とき)を超えて蘇りし装いにて
時代(とき)を超えて守り続けられた邸宅に座し
名庭を味わう
デジャブ
茶室 座敷 大広間 中庭 渡りを抜けて
池泉庭園へ
時折りの神立風(かむたつかぜ)
また
小春日に包まれ
明鏡止水
「金唐革紙」と「小倉織」
時代も背景も全く異なるふたつの日本文化
どちらも一度は途絶えたものの
昭和、平成の時代に新たな光を得てよみがえり
令和の今ここに響艶の極み
幸せの刻(とき)に感謝
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