今日は、10月2回目のお茶のお稽古でございました
ぷーになって、時間に余裕が出来ましたので
今日からまた、お茶のお稽古には、着物で参ります
以前は、働きながらでも、アフターファイブに会社の更衣室で着替えて通っておりましたが、職場のロケが変わってからは、着物では行けなくなってしまっていまして、三年ぶりに再開でございます
さて、どの着物にしようかと箪笥を開けてみました
10月1回目の先週の稽古の時に、こんなお話を先生がしてくださいました
その日お菓子に、先生も大好きでいらっしゃる堀川今出川の京菓匠「鶴屋吉信」の"京観世"をご用意いただいておりまして、その観世水のお話でございます
上京区大宮通今出川上る観世町の
西陣中央小学校の敷地内にある「観世稲荷社」
の入り口に「観世井」「観世水」と呼ばれる井戸がございまして、この井戸にまつわる伝説が、
井戸へ天から龍が舞い降りてきて以来、水が常に揺れ動いて美しい渦巻きの波紋を描くようになったというものでございます
能楽の観世流がこの文様を紋としたことから、観世水と呼ばれるとのお話を以前も、書かせていただきました
前置きが、少々長くなりましたが
先週のこのお話を思い出しまして、今日は
観世水の模様が入っている着物に決定いたしました
帯は、薄桃色を合わせようとしていましたが
ピンとこないので、同系色の紺色にして、そうすると、全て同系色に纏めたくなり、帯揚げ・帯締め、草履まで青づくしで、どうかとは思いましたが、今日はこんな気分・・・
着物を青で統一したからといって、心がブルーな訳ではございませんよ(笑)
今日のお稽古では
「中起き初炭点前」「立礼で薄茶点前」をさせていただきました
本来であれば、台子か中起き点前の稽古ですが、
11月にあります某学会のお呈茶で、御園棚でお点前を致しますので、先週に続きその猛特訓でございました
本日もお稽古ありがとうございました