♪笹の葉 さーらさら♪
空からミサイルの降る時代ですが…
今日は、
七夕でした。
織姫さまと彦星さまは無事に会えたのでしょうか…
小さなお子さんのいる家庭や、幼稚園・保育園では
笹の葉に短冊をつけて、願い事を綴ったところも多いでしょうね…
ところで…
なぜ、短冊に願いを託すのでしょう…
仙台七夕が、この短冊の習わしの発祥とする説があります。
古く、東北では干ばつ・冷害などで飢饉が多発していました。
その苦しさをお祓いをするために
きれいな色紙を短冊にして、祈りを捧げたのが
始まりだともいわれています。
また、伊達政宗公がこの行事を奨励したとも。
家族の幸せを願う気持ちが込められていたのです。
そして…今では…
仙台だけではなく、平塚や安城、阿佐ヶ谷など全国各地で七夕祭りがあります。
これらのお祭りは、ほとんどが戦後に生まれました。
辛く厳しい戦争が終わりました。
疲れ切った人々の心を癒すために、
平和と幸せを願うために、短冊に願いを書いたのです。
復興への道しるべとなっていきました。
時代は変わっても
苦しさの中で幸せを求める願いがこめられているのですね。
♪五色のたーんざく♪