気ままなZOO

行った場所、見たもの、感じた事、気ままにねぇ…… きままなZOOです。旅のお話、動物園、水族館のお話を…

動物にとっての歯 とべ動物園

2006-07-15 | 水族館・西日本
ハナコの死因は歯肉炎が原因。。。

先日のお話の続き、とべ動物園のインドゾウのハナ子のことです。


巨大なゾウであっても歯を患うことで死に至ることがあるのです。


ハナコは享年33才。
60年以上生きるぞうさんにとっては、早死といえるでしょう。



報道によりますと、

ハナ子は歯の生え替わり時に、歯がうまく抜けきれず、
歯肉炎を患いました。(5月)

懸命な治療を行ったものの、治らず、
やがてエサが食べられなくなります。

7月9日には、全くエサを受け付けなくなりました。

11日午後、ハナコは倒れます。

そして、そのまま、動けなくなって、天国へ旅立ちました……。




動物は歯が命です。

歯は、それぞれの動物の特性に、もっとも適した形で備わっています。
健康な歯を維持することがとても大切です。

エサを食べる動物の姿は微笑ましいものですが、
動物園の管理とは別に、勝手にエサを与えることは厳禁!

ましてや、お菓子をあげるなんてもってのほかです。

その動物にを与えているのと同じ事です。


もちろん
うちに来られる方はそんなバカ者などいないはずですよね。

ことあるごとに、伝えていきましょう。。。


断っておきますが、
ハナコの死因がエサによるものかどうかはわかりません…
動物にとって歯が大切だと伝えたかっただけです。



この動物園では、ペアでインドゾウのオスのタロウ君が飼育されています。
太郎はハナコが亡くなったことに気づいているそうです。
また、とてもショックを受けていると。

動物の死から我々人間は学んでいきたいものですね。。。
コメント (16)
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