斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

宇治やんたんライナー

2021-01-31 17:22:24 | バス
 京都京阪バスでは昨年に期間限定で京阪宇治駅~湯屋谷を結ぶ
 宇治やんたんライナー
 が運行されました。これは宇治と田原の観光地を結ぶいわゆる周遊バスですが、宇治やんたんライナーはかって京阪バスと京阪宇治交通が共同で運行していた宇治川ラインが通っていた区間を一部を通ることがポイントでした。というわけで乗ってきました。



 乗車した便に充当されたのはLV290の7388でした。宇治やんたんライナーにはもうひとつの京都ラッピングも入るそうなので、LV290で固めることになるんじゃないかなと思ってましたが、やっぱりでした。
 専用の行先表示はきちんと用意されていました。京都京阪バスの路線車はすでにオールLEDになっているので、なせる業ですね。


 京阪宇治駅では黄檗方面の系統が発着している3乗り場から出ていました。3番乗り場にはきちんと看板も用意されていました。
 バスは京阪宇治駅を出ると、黄檗方面へ走り、最初の停留所である黄檗公園を過ぎると、どこへ行くんだ?と言いたくなるようなところを走っていました。というか、かなり大回りしているような感じでした。平等院バス停を過ぎると、宇治川ラインが通っていた府道3号線を通ります。私にとってはここからが本番です。



 宇治川ラインが通っていたルートの中に
 天ケ瀬ダム
 があります。宇治川ラインでは天ケ瀬ダム前にバス停があったのですが、宇治やんたんライナーはバス停が無いので、ただ通るだけです。宇治川と山の合間にある道路を通るだけで天ケ瀬ダム以外車窓の変化に乏しいのですが、宇治川ラインに乗った事のある身にとっては懐かしい光景がどんどん出てきました・・・。


 途中にはバス停跡も・・・。廃止から25年以上経ったにもかかわらずまだ残ってたんですね・・・。
 そして、宵待橋で宇治川と別れます。宇治川ラインは宵待橋を渡って石山方面へ向かっていました。このバスは宇治と田原の観光地を巡る周遊バスなので宵待橋を渡って石山方面へ行くわけにはいきませんからね。しばらくすると、田原の集落に入るのですが、集落に入る手前でしばらく時間調整。時間調整を行った場所は元々バス停があったようで、スペースが残ってました。


 維中前、宇治田原郵便局前を過ぎると、終点の
 湯屋谷
 に到着しました。三叉路の大きなスペースにバス停があり、バスはここで乗降を行っていました。



 湯屋谷バス停は宇治やんたんライナー以外の路線バスはありませんが、宇治田原町が運行するコミュニティバスが維中前から運行していて、そのバス停ポールが置かれていました。宇治やんたんライナーの時刻表もその下に掲示されてました。
 とはいえ、湯屋谷バス停は湯屋谷集落の中にあり、すぐ近くに宗円交遊庵やんたんがある以外は住宅があるぐらいでした・・・。でも、この辺りは日本緑茶発祥の地だそうで、そのPRもあったのでしょうね・・・。


 帰りは
 平等院
 で下車しました。バス停は宇治観光開発(株)が運営する宇治駐車場に設けられていました。宇治川ラインはその手前にある道路を通って、あがた通りを経て終点の京阪宇治駅に至っていました。しかし、宇治やんたんライナーは平等院バス停で折り返して黄檗公園を通る大回りルートで京阪宇治駅へ向かうんですよね・・・。てゆうか、京阪宇治駅とJR宇治駅へ向かうにはここで下車した方が早いんですよね(15分あれば着けるし)。


 宇治やんたんライナーに充当されたもうひとつの京都ラッピングバスの9301です。本来なら走っている間にすれ違うはずなんですが、私が乗った便が平等院に早く着いた上に向こうが少し遅れてきたため、表紙のように並びを撮影出来ました。

 宇治川ラインは小さいころに京阪宇治交通(当時)便に石山駅から京阪宇治までの全区間で乗車した記憶が鮮明に残っており、宇治やんたんライナーに乗車したときに少しずつ思い出しました。本当に懐かしかったですね。乗車したときはP-RMでしたが・・・。
 以上です。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ムーンライトながらの思い出 | トップ | 石山坂本線の旧塗色 »
最新の画像もっと見る

バス」カテゴリの最新記事