1月22日にJR各社の春の臨時列車の発表があり、その中で正式に
ムーンライトながらの廃止
が発表され、大きな話題になりました。
私としては昔何度もお世話になった列車でもあるので、私なりに振り返ります。
実をいうと、乗車はムーンライトながらより
救済便
が先でした。乗車したときはシーズン中だったため、ムーンライトながらの指定席がなかなか取れず、全車自由席だった救済便に乗るほかなかったのです。乗車したのは2000年と2001年の夏の2回だけでしたが、いずれも田町所属の167系でした。アコモ車ではないオリジナル車だったこともあり、ボックスシートで一夜を過ごしました。とにかく人が多くて、1回目の時は出発30分前に来ても既に長蛇の列が出来ていた・・・という感じでした(2回目は教訓で2時間ほど前に来たのですが、すでに列が出来てました・・・汗)。
当時は若かったからボックスシートで一夜を明かすことなんて平気だったなぁと思ってます。
大垣で並んだ167系と113系です。救済便は大垣で琵琶湖線直通列車に乗り継ぐことが出来ました。救済便は途中で定期便を抜かしていたのですが、定期便は豊橋からほぼ各駅停車であったに対し、救済便は大垣まで快速運転だったため、大垣には定期便より1時間も早く到着出来ました。
定期ムーンライトながらに充当されていたのは
373系
ですが、2001年に初乗車して以来、臨時化されるまで何度も乗車しています。上下で全区間乗ることが多かったけど、小田原→熱海で下りに乗車し、熱海で仮眠して熱海から上りに乗るということもしました。この時は夜行高速バスを積極的に利用する前だったので、関西~関東の移動で重宝していました。
373系はリクライニングシートということもあり、快適度は増したのですが、減光しなかったため時に光で眠れない時もありましたし、ホームレスのおっさんが隣に座ってきて、そのおっさんからの悪臭で眠れなくなったことなんてもありました。それだけにムーンライトながらはいろんな乗客がいたわけなんですよね。
ムーンライトながらは2009年ダイヤ改正で臨時化されましたが、この時から使用車両が
183・189系
に変わりました。183・189系は2003年に救済便が全車指定化されてムーンライトながら91・92号になった時から充当されていたのですが、この時から何度か乗車しています。183・189系はリクライニングシートですが、373系より古くなったため、快適とはいいがたい感じでした・・・。ただ、上り方先頭車の10号車だけはグレードアップ車であったため、他の車両より快適でした(10号車と指定して席を取ったことも・・・)。
ムーンライトながらは大垣で琵琶湖線直通列車と接続していたため、183系と223系との並びが見られましたね。私は大垣ダッシュに乗って乗り継ぎをよくしていたため、大垣でムーンライトながら編成を見送るということはほとんどしていませんでした。ただ、琵琶湖線直通とはいえ、普通列車なので、石山へ行くには米原で後の新快速に乗り換えた方が早いので新快速に乗り換えていました。
大垣直通列車が113系から221・223系に置き換えられた時は1本目は大阪に8時半まで到着することから専ら223系で、2本目以降は221系メインながら時期によっては223系になるときありましたね。
2013年から183・189系の老朽化に伴い、
185系
に変わりました。185系になった後も引き続き何度か乗っています。ただ、185系は固定窓ではないため、冬の間は窓の隙間から流れてくる風がきつかった記憶があります。しかし、何度か乗車したといっても、2016年だったと思うのですが、ここを最後に使わなくなってしまいました。
185系になった後の2016年のダイヤ改正で大垣直通がなくなり、大垣での接続列車が311系による普通米原行きに変わりました。しかし、編成が4両編成から8両編成と長くなったため、ダッシュの必要性がやや薄れたように思います。
そこで、2016年を最後に使わなくなった理由は以下の通りです。
・年を重ねるごとにリクライ角度が浅く、やや狭いシート、そして減光しない明るい車内で一夜を過ごすのがきつくなってきた。
・夜行高速バスが年々充実化し、選択の幅が広くなってきたため、そちらを利用するようになった。
・リクライ角度が大きいかつ幅が広い3列シートでもムーンライトながらとあまり変わらない料金で乗れるようになった。
・ムーンライトながらに乗ると京都には7時半、大阪には8時と高速バスより到着時間が遅くなってしまう(夜行高速バスだと5~7時台で到着できてしまう)
まさに情勢通りですね。コンセント、Wi-Fi対応など夜行高速バスの設備が充実化していくというのにムーンライトながらの設備はあまり変化がない、そりゃ消えても不思議ないですね。もし、E353系レベルの車両が入ることになったら考えてたのかもですね(LED灯の明るい車内を何とかすればという条件だけど・・・)。
でも、何度も利用させていただいた列車が消えていくとなると、やっぱ寂しいところはありますね・・・。
以上です。
ムーンライトながらの廃止
が発表され、大きな話題になりました。
私としては昔何度もお世話になった列車でもあるので、私なりに振り返ります。
実をいうと、乗車はムーンライトながらより
救済便
が先でした。乗車したときはシーズン中だったため、ムーンライトながらの指定席がなかなか取れず、全車自由席だった救済便に乗るほかなかったのです。乗車したのは2000年と2001年の夏の2回だけでしたが、いずれも田町所属の167系でした。アコモ車ではないオリジナル車だったこともあり、ボックスシートで一夜を過ごしました。とにかく人が多くて、1回目の時は出発30分前に来ても既に長蛇の列が出来ていた・・・という感じでした(2回目は教訓で2時間ほど前に来たのですが、すでに列が出来てました・・・汗)。
当時は若かったからボックスシートで一夜を明かすことなんて平気だったなぁと思ってます。
大垣で並んだ167系と113系です。救済便は大垣で琵琶湖線直通列車に乗り継ぐことが出来ました。救済便は途中で定期便を抜かしていたのですが、定期便は豊橋からほぼ各駅停車であったに対し、救済便は大垣まで快速運転だったため、大垣には定期便より1時間も早く到着出来ました。
定期ムーンライトながらに充当されていたのは
373系
ですが、2001年に初乗車して以来、臨時化されるまで何度も乗車しています。上下で全区間乗ることが多かったけど、小田原→熱海で下りに乗車し、熱海で仮眠して熱海から上りに乗るということもしました。この時は夜行高速バスを積極的に利用する前だったので、関西~関東の移動で重宝していました。
373系はリクライニングシートということもあり、快適度は増したのですが、減光しなかったため時に光で眠れない時もありましたし、ホームレスのおっさんが隣に座ってきて、そのおっさんからの悪臭で眠れなくなったことなんてもありました。それだけにムーンライトながらはいろんな乗客がいたわけなんですよね。
ムーンライトながらは2009年ダイヤ改正で臨時化されましたが、この時から使用車両が
183・189系
に変わりました。183・189系は2003年に救済便が全車指定化されてムーンライトながら91・92号になった時から充当されていたのですが、この時から何度か乗車しています。183・189系はリクライニングシートですが、373系より古くなったため、快適とはいいがたい感じでした・・・。ただ、上り方先頭車の10号車だけはグレードアップ車であったため、他の車両より快適でした(10号車と指定して席を取ったことも・・・)。
ムーンライトながらは大垣で琵琶湖線直通列車と接続していたため、183系と223系との並びが見られましたね。私は大垣ダッシュに乗って乗り継ぎをよくしていたため、大垣でムーンライトながら編成を見送るということはほとんどしていませんでした。ただ、琵琶湖線直通とはいえ、普通列車なので、石山へ行くには米原で後の新快速に乗り換えた方が早いので新快速に乗り換えていました。
大垣直通列車が113系から221・223系に置き換えられた時は1本目は大阪に8時半まで到着することから専ら223系で、2本目以降は221系メインながら時期によっては223系になるときありましたね。
2013年から183・189系の老朽化に伴い、
185系
に変わりました。185系になった後も引き続き何度か乗っています。ただ、185系は固定窓ではないため、冬の間は窓の隙間から流れてくる風がきつかった記憶があります。しかし、何度か乗車したといっても、2016年だったと思うのですが、ここを最後に使わなくなってしまいました。
185系になった後の2016年のダイヤ改正で大垣直通がなくなり、大垣での接続列車が311系による普通米原行きに変わりました。しかし、編成が4両編成から8両編成と長くなったため、ダッシュの必要性がやや薄れたように思います。
そこで、2016年を最後に使わなくなった理由は以下の通りです。
・年を重ねるごとにリクライ角度が浅く、やや狭いシート、そして減光しない明るい車内で一夜を過ごすのがきつくなってきた。
・夜行高速バスが年々充実化し、選択の幅が広くなってきたため、そちらを利用するようになった。
・リクライ角度が大きいかつ幅が広い3列シートでもムーンライトながらとあまり変わらない料金で乗れるようになった。
・ムーンライトながらに乗ると京都には7時半、大阪には8時と高速バスより到着時間が遅くなってしまう(夜行高速バスだと5~7時台で到着できてしまう)
まさに情勢通りですね。コンセント、Wi-Fi対応など夜行高速バスの設備が充実化していくというのにムーンライトながらの設備はあまり変化がない、そりゃ消えても不思議ないですね。もし、E353系レベルの車両が入ることになったら考えてたのかもですね(LED灯の明るい車内を何とかすればという条件だけど・・・)。
でも、何度も利用させていただいた列車が消えていくとなると、やっぱ寂しいところはありますね・・・。
以上です。