斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

2023年統括

2023-12-30 18:01:17 | 特集
 2023年もあと少しで終わり。ということで、毎年恒例の2023年を振り返りたいと思います。
 全国各地でいろんな動きがありました。というわけで、私にとって2023年を振り返りたいと思います。

 ・鉄道

 今年は3つで新規開業がありました。1つは相鉄・東急直通線で、3月18日に開業し、相鉄線と東急線の相互直通運転が始まりました。翌日に早速乗りに行きましたが、相鉄と東急で多数の会社の車両が行き交うようになり、これまで考えられなかったことが現実になるという戸惑いもありました。特に相鉄線では強く感じましたね。


 そして3月27日に福岡市地下鉄七隈線が博多まで延伸されました。距離は短いけど、七隈線沿線から博多駅へのアクセス性が改善されたことになりますね・・・。七隈線は博多からのアクセスがあまりよくなかったこともあり、ほとんど乗る機会がありませんでした・・・。延伸を機に久々に利用しました。個人的にはバスの方が安いということもあり、バスの方が多くて・・・。


 そして、8月25日には宇都宮ライトレールが開業しました。75年ぶりの新規開業として大きな注目を集めましたね。路面電車は縮小を辿りつつあっただけに新規開業は喜ばしいことです。しかも、開業したことにより、自動車やバスなどから客が流れてきて、予想上の利用があったそうで・・・。2週間後に乗車してきましたが、どこも賑わっていて驚きました。路面電車の復権につながるといいですね・・・。



 3月ダイヤ改正でAシートの225系700番台が登場し、連結列車の増発が図られました。専用車まで登場するとは驚きましたが、223系改造車では窓割が合わず、外れ席もあった状況ですが専用車の登場ですっきりした印象です。とはいえ、相変わらず姫路起点のダイヤで、野洲方面起点のダイヤも欲しいものです。(夜の帰りに乗れる列車が無いし・・・)



 3月のダイヤ改正で223系2500番台の数編成が日根野から京都に転属し、嵯峨野線と湖西線で活躍を始めました。2500番台といえば阪和線のイメージが強く、私にとっては縁の少ない存在でしたが、まさか京都界隈に進出してくるとは思いもしませんでした。しかも、車内の2&1シートもそのままなので、2&1シートから琵琶湖を眺めるとは想像もしませんでした・・・。ただ、草津線はNGだそうで、石山に乗り入れてくるのはいつになるのやら・・・。
 一方、113系と117系が引退してしまったそうで、ついに時代が変わったと感じました。とはいえ、113・117系の代わりが223系2500番台とは想像もしませんでしたが・・・。(てっきり、東海道山陽線からのお下がりの221・223系だと思ってたし)



 3月のダイヤ改正で大阪駅のうめきたエリアが開業しました。梅田貨物線を大阪駅寄りへ移転した上で地下化し、そこに大阪駅を設けました。これにより、はるかやくろしおなどが大阪駅に停車するようになり、更におおさか東線が大阪に乗り入れるようになりました。将来的にはなにわ筋線と接続が予定されるなど大きな変化が予想されます。
 一方、梅田貨物線の地下化により、地上区間がお見納めになりました。はるかやくろしおに乗車し、その区間を通るとき、見慣れない区間そして短絡線を通るワクワクを感じたのを思い起こします。



 おおさか東線の直通快速から207・321系が撤退し、そして和田岬線も103系が引退しました。着実に変化していきますね。


 今年はJR東海のキハ85系が引退しました。3月ダイヤ改正でひだ、6月末で南紀から撤退し、一気に引退してしまいました。ワイドビューなだけに大きな窓からそして前面展望の眺めに魅力がありました。最後に石山からキハ85系を撮影しましたのでUPしてみました。



 北海道では3月でキハ183系が引退しました。最後の砦だったオホーツクと大雪がキハ183系からキハ283系に置き換えられました。オホーツクといえば、キハ183系のイメージが強く、石北峠などでエンジンの唸りを上げながら登っていたのが印象的でした。キハ283系に置き換わったとはいえ、長距離を走るのにグリーン車無しの3両編成は何だか寂しいような気がしました・・・。


 5月に737系が営業運転を開始しました。JR北海道初の2両編成ワンマン対応電車となりますが、室蘭本線でキハ143系を置き換え、再び電車化するとは驚きました。


 3月末で留萌本線の石狩沼田~留萌間が廃止されました。これによって留萌から鉄道が消えることになりました。留萌市内では沿岸バスが市内線を運行するなど比較的大きな町を形成している感じでしたが、それでも厳しかったようですね・・・。早朝の快速もどきに乗車して乗り納めしてきました。


 1月に水島臨海鉄道に乗ってきました。国鉄型車両の運行日を狙ってのものでしたが、意外と初乗車でした。



 3月にJR東海が開催したドクターイエロー体験乗車イベントに当選したため、乗車してきました。競争倍率が高かっただけに当選するとは驚きましたが、中に入ってみたいなとは思っていただけに有意義な体験になりました。特にパンタ監視ドームからの眺めは迫力がありました。
 これにより東海道新幹線で乗車したことのある車両リストに923形が追加されました(笑)



 5月と9月に来年廃止予定の根室本線富良野~新得間の各駅を訪れてきました。各駅にはそれぞれの顔があり、そしてかって特急が走っていたこともあり構内が広く、昔の面影が残っているように感じました。幾寅では映画『鉄道員(ぽっぽや)』のセットを見てきました。


 6月には近鉄の近鉄全線2日間フリーきっぷを使って2日かけて全路線を周ってきました。いくつかの未乗車区間があったため、今回を機に乗りつぶし、天理線を最後に全路線踏破を果たしました。大変だったけど、楽しかったです。


 7月に指宿枕崎線に乗車し、枕崎まで行ってきました。枕崎へ行くのは2004年以来19年ぶりで、駅が移転してからは初めてとなります。駅舎移転を伴う駅前再開発により、様子がすっかり変わっていたのに驚きました。


 大井川鉄道では客車普通列車が運行されるということで、7月に乗りに行ってきました。乗車券のみで乗れるということで、客車列車を堪能してきました。JRではブルートレインなどが無くなり、臨時以外客車列車が無くなっていただけに久々の客車列車奈良での感覚を味わうことが出来ました。その後、何度か運転されたものの、連結器が外れるというトラブルが起き、運行がいったん中止となってしまったのは残念な限りです。


 最近、各駅訪問にはまっていて、その一環として来春に第三セクターに移管される北陸本線敦賀~金沢間の各駅訪問を数回分けて行いました。元々幹線であっただけに立派な駅が多かった印象です。特にかって北陸鉄道線と接続していた大聖寺、動橋、粟津などでは接続駅だったのがウソかのように無人駅となり、ひっそりとしていたことが印象に残りました。
 本数が1時間1~2本だったこともあり、各駅30分ぐらいを見積もって訪問していたのですが、30分があっという間でした(笑)


 10月に南阿蘇鉄道に乗車してきました。7月に運行を再開したのを機に未乗車だったこともあり、乗ってきました。運行再開区間を通ると、地震の爪痕の深さを感じました。とはいえ、観光客の姿が見られ、町おこしで盛り上がっている印象がありました。


 10月に日田彦山線のBRTに乗ってきました。8月末に開業したということで、乗って来たのですが、専用道区間は短かったものの、かってレールを敷いたところをバスが快走していくところを見ると何だか複雑な感じでした。小型車でも1両収まるほどしか乗ってなかったのに驚きました。


 10月に一畑電車の北松江線に乗車し、出雲市から松江しんじ湖温泉へ向かいました。実をいうと、松江しんじ湖温泉で降り立つのは1997年以来26年ぶりです。長いこと行ってなかったことに驚きました・・・。とはいえ、26年前は旧駅舎時代だったので、現行駅舎になってからは初めてです。


 そして、10月は久留里線に乗車し、上総亀山まで行きました。廃線になるかも?ということで乗って来たわけですが・・・。2012年以来11年ぶりですが、当時はキハ30系などが残っていた頃で、キハE130系になってからは初めてです。



 はまっている各駅訪問の一環として、10・11月に南海・泉北1日周遊きっぷを使って、南海線の支線(加太線、多奈川線)と高野線林間田園都市~高野山間の各駅を訪れました。ローカル線ならでの雰囲気を味わうことが出来ました。ついでに泉北高速鉄道の各駅も降り立ちましたが、その後南海への吸収が発表されたことは驚きました。



 今年は阪神タイガースが優勝し、日本シリーズも制したということで、阪神でHM取り付けや武庫川線用5500系の特別運行など盛り上がりを見せました。ほんとに盛り上がってましたね・・・。


 11月に4年ぶりに台湾に行ってきました。コロナ禍でしばらく行かないうちにEMC900型やEMC3000型が登場しましたが、客車列車が減少していることもあり、週末運行の夜行列車として有名な666次に乗ってきました。七堵で機関車交換するとは驚きました。これも日本では失われつつある光景なので、ある意味懐かしさを感じました。
 今回は各地方でのバス撮影に力を入れていたということもあり、TR-PASSを使って台鉄の各路線に乗っていました。なので、高速鉄道に乗ったのは1回だけでした・・・(汗)

 ・バス

 バスですが、今年は金剛自動車の事業終了を始め乗務員不足による減便&廃止が目立った年でした。


 地元では車両の動きはありませんが、大河ドラマに関連して紫式部ゆかりの石山寺と平等院を巡る「紫式部光号」が12月1日より運行を開始したことがポイントでしょうか・・・。地元にセレガが日常的に走る姿が見られるようになりました。
 ただ、気になったのは見る限り乗客がほとんど乗っておらず、空気輸送だったことです。1回石山から平等院を往復しましたが、往復とも貸切でした。運行開始が早すぎたのが仇になったのかもしれませんが、1月に放送が始まるし、1月下旬には石山寺境内に大河ドラマ館がオープンするのことで、乗ってくれるといいですね・・・。因みに撮影の合間に石山寺周辺をちらっと見たのですが、観光客の出入りはいつもと変わってないな・・・という印象でした。



 京阪バス全体では、春に大型の電気バスが門真に入り、更に秋の新車から行先表示器が白色になったりと少しずつ変化が見られました。いずれも初めてのタイプなだけにまだ見慣れません・・・。



 今年は何とも言っても電気バスの投入が拡大した年だったように思います。関西だけでも京阪バス、阪神バス、大阪シティバス、京都バスなどいろんな事業者に入りましたね・・・。



 今年も離島に行ってきましたが、以下の通り少なめでした・・・。
  5月 佐渡島
  6月 対馬
 対馬では廻、小鹿、琴、竹敷、上槻などいろんな所へ行きました。










 今年もいろんな所へ足を運んできましたが久々のところもいくつかありました。写真は上から
  5月 松前
  5月 北桧山
  7月 平戸
  9月 標津
  9月 夕張
  9月 足摺岬
  9月 大隅半島
 10月 出雲横田
 などです。北桧山、標津、夕張は久しぶりに来ましたが、車両が変わっただけでしたが、懐かしさを感じました。 


 11月は台湾に行ってきました。4年行かないうちに電気バスの数が増えていて、鴻海など新しいタイプが登場していて驚きました。以前から導入に積極的だった事業者は順調に数を増やし、これまであまり投入していなかった事業者でも投入が始まっていました。今回は各地で撮影することを力に入れたので、いろんな所へ行きました。台湾は日本と同じように各地にいろんな事業者があり、車両も多彩なので面白いんですよね・・・。

 2023年は久々に海外に行くなど、それなりに活動が出来たと考えています。
 2024年も拙ブログをよろしくお願いいたします。それではよいお年を!
 以上です。
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