30年近く前の話になるが、オイラは1度だけ、トライアルの大会に出たことがある
最初はどこかのポンコツのTY125をタダ同然で貰ってきて、師匠の店の前で
遊んでいた。 少ししたら友達が「大日が原でトライアル大会があって、そこに
初心者の部もあると言うから一緒に出ない?」と誘ってくれた。
オイラはトライアルはビギナーだが、なにぶん、その当時のオイラときたら
井戸の中の蛙度100%だったから即「 出る
」と返事をした。
その当時はまだモトクロスなどやってなかったのだけど、なにせ井の蛙
トライアル経験が、2週間(
)もあるオイラが他の初心者に負けるはずない
と本気で思っていたから、どれだけバカか、お解りだろう
バイク屋の空き地で、チマチマと練習(の、つもり
)を、していると
店から師匠が出てきて 「 おっ
すごく上手になったじゃない
」
と、おだてる
ますます調子に乗り 「 大会の時に変なカッコだと
悪いから、トライアルのブーツくらい買わないとな
」と思い、
なけなしの金ながら、ちょうど出たばかりの[アルバ] のブーツを買い、師匠に
自慢して見せた
師匠は 「おお
ニューモデルのブーツじゃん
」
続けて「 このブーツなら いいとこまで行くんじゃないの
」
皆さんはきっと、お気づきでしょう
全て師匠に そそのかされていただけ
師匠は、トライアルの役員で、何度も会場で仕事をしていた。
「それくらいなら 初心者クラスじゃなくても、もっと上のクラスでも大丈夫
」
オイラは、天にも昇る思いで会場に着いた。
トライアルとは、岩山や崖みたいな所を決められたコースを辿り、いかにして
足を地面につけないで通過するか
と言う競技、一回足を着くと1点、
2回着くと2点、3回着くと3点、4回着いたら失格で5点、
だから点が少ない方が 上位になる。そこにいろいろなコースがあり全部回って
合計の点数で勝負が決まる。 最初、意気揚揚とコースに入ったものの、
初心者のオイラは90度の崖に見えた。( こんなとこ登ったり下ったりするなんて
オイラにはできねえ!!!!! )
翌日、友達にバイクと1回使ったブーツを二束三文で譲りました
師匠に「満点賞を貰ってビリだった
」と、報告しました

もう二度とトライアルはしないと心に誓いました
ランキング参加中です。ポチっとお願いします
最初はどこかのポンコツのTY125をタダ同然で貰ってきて、師匠の店の前で
遊んでいた。 少ししたら友達が「大日が原でトライアル大会があって、そこに
初心者の部もあると言うから一緒に出ない?」と誘ってくれた。
オイラはトライアルはビギナーだが、なにぶん、その当時のオイラときたら
井戸の中の蛙度100%だったから即「 出る

その当時はまだモトクロスなどやってなかったのだけど、なにせ井の蛙

トライアル経験が、2週間(


と本気で思っていたから、どれだけバカか、お解りだろう

バイク屋の空き地で、チマチマと練習(の、つもり

店から師匠が出てきて 「 おっ


と、おだてる

悪いから、トライアルのブーツくらい買わないとな

なけなしの金ながら、ちょうど出たばかりの[アルバ] のブーツを買い、師匠に
自慢して見せた



続けて「 このブーツなら いいとこまで行くんじゃないの

皆さんはきっと、お気づきでしょう


師匠は、トライアルの役員で、何度も会場で仕事をしていた。
「それくらいなら 初心者クラスじゃなくても、もっと上のクラスでも大丈夫

オイラは、天にも昇る思いで会場に着いた。

トライアルとは、岩山や崖みたいな所を決められたコースを辿り、いかにして
足を地面につけないで通過するか

2回着くと2点、3回着くと3点、4回着いたら失格で5点、
だから点が少ない方が 上位になる。そこにいろいろなコースがあり全部回って
合計の点数で勝負が決まる。 最初、意気揚揚とコースに入ったものの、
初心者のオイラは90度の崖に見えた。( こんなとこ登ったり下ったりするなんて
オイラにはできねえ!!!!! )
翌日、友達にバイクと1回使ったブーツを二束三文で譲りました

師匠に「満点賞を貰ってビリだった



もう二度とトライアルはしないと心に誓いました


