ワカメと銭婆との喜怒哀楽

年式'00のビーグル犬ワカメと'51の妖怪!銭婆が俺を困らせ悩ませる 痛快娯楽な毎日

オイラのトライアル大会

2008-10-06 19:51:58 | Weblog
30年近く前の話になるが、オイラは1度だけ、トライアルの大会に出たことがある

最初はどこかのポンコツのTY125をタダ同然で貰ってきて、師匠の店の前で

遊んでいた。 少ししたら友達が「大日が原でトライアル大会があって、そこに

初心者の部もあると言うから一緒に出ない?」と誘ってくれた。 

オイラはトライアルはビギナーだが、なにぶん、その当時のオイラときたら

井戸の中の蛙度100%だったから即「 出る 」と返事をした。

その当時はまだモトクロスなどやってなかったのだけど、なにせ井の蛙

トライアル経験が、2週間()もあるオイラが他の初心者に負けるはずない

と本気で思っていたから、どれだけバカか、お解りだろう

バイク屋の空き地で、チマチマと練習(の、つもり)を、していると

店から師匠が出てきて 「 おっ すごく上手になったじゃない

と、おだてる  ますます調子に乗り 「 大会の時に変なカッコだと

悪いから、トライアルのブーツくらい買わないとな 」と思い、

なけなしの金ながら、ちょうど出たばかりの[アルバ] のブーツを買い、師匠に

自慢して見せた  師匠は 「おお ニューモデルのブーツじゃん

続けて「 このブーツなら いいとこまで行くんじゃないの

皆さんはきっと、お気づきでしょう 全て師匠に そそのかされていただけ

師匠は、トライアルの役員で、何度も会場で仕事をしていた。

「それくらいなら 初心者クラスじゃなくても、もっと上のクラスでも大丈夫

オイラは、天にも昇る思いで会場に着いた。

トライアルとは、岩山や崖みたいな所を決められたコースを辿り、いかにして

足を地面につけないで通過するか と言う競技、一回足を着くと1点、

2回着くと2点、3回着くと3点、4回着いたら失格で5点、

だから点が少ない方が 上位になる。そこにいろいろなコースがあり全部回って

合計の点数で勝負が決まる。 最初、意気揚揚とコースに入ったものの、

初心者のオイラは90度の崖に見えた。( こんなとこ登ったり下ったりするなんて

オイラにはできねえ!!!!! )

翌日、友達にバイクと1回使ったブーツを二束三文で譲りました

師匠に「満点賞を貰ってビリだった」と、報告しました

もう二度とトライアルはしないと心に誓いました



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コメント (4)
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