ワカメと銭婆との喜怒哀楽

年式'00のビーグル犬ワカメと'51の妖怪!銭婆が俺を困らせ悩ませる 痛快娯楽な毎日

師匠とテレビを見ていて

2009-04-24 06:09:55 | Weblog
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先週の日曜日に 師匠のトコへ遊びに行った時の事です。

二人でバイクやスキーの話をしながら 時折テレビを観ていて、

テレビは別に ただつけている状態なだけ! みたいな感じで流していまた。

その時、テレビの番組は、所ジョージさんの 〔 ビフォーアフター 〕と言うのを
放送していました。



その内容は、 お婆さんが一人で住んでいる 古い家がありまして、

その家は すごく使い勝手が悪く、 たとえば 洗濯機が窓の外にあり そのホースを

家の中から取ってあるので、 窓から入っているホースは ちょうど股下くらいの高さで

廊下を横切っています。 ですから廊下を渡る時 小さなお婆さんは 目一杯足を上げて

片足づつ跨いで通って行かねばなりません、 オイラはその時 ( 別にそんなの

子供らが ホースの長さを長くしてやれば ボースはそんなにピンと張らずに済むから

それだけで お婆さんは 高い位置に張ったホースを跨がなくても良くなるのに! )

と、思いましたが、 別に師匠に言うほどの事でもないし、それよりも次の休みに

スキーに行くか それともモトクロスに行こうかで話が盛り上がっていて、
それどころではありません


そのまま写っているテレビの中の内容は、窓の外に出された洗濯機の中身を取り出す時に

お婆さんは窓の中から体を目一杯出しまして、手を思い切り伸ばして やっと洗濯機の

中に入った洗濯物を取ることが出来ます。 他にも家に段差があったりして番組は

こんなに不便な家です!みたいな内容を 次々と紹介しました。

 

そこに 番組の雇った「 匠 」の技を持つ建築士がやって来まして、

バリヤフリーと、昔の思い出を少しだけ取り入れて 明るい光の入る家になりました!

と、いった内容で終了しました。



オイラは師匠に、「 1000万もかけて立て直すんだったら、オイラなら個室のある

老人ホームとかに入った方がいいな、どんなに家が良くなっても一人はイヤだよ、 」

と、言ったら師匠はオイラが考えもしなかった意見を言いました。



「 こんな家にしたら婆ちゃんはすぐに寝たきりになるんじゃないの?

だって、この家は不便だけど ホースを跨ぐのだって、あんなに足を上げて跨ぐ動作なんて

年寄りには いい運動になるし、洗濯機の底に手を伸ばす作業だって実はすごく

ストレッチになったりしない? 窓に出る段差なんか ちょうどいい運動になるだろう!

あの婆さんが元気に暮らせるのは、実は あの家のおかげだと思うよ、」


なるほど そうかもしれない  師匠はまだ続けます。

「 あの家が変わって、何も動かなくても済むようになったら婆ちゃんはもしかして

すぐに身体が動かなくなる可能性があるぞ、運動やストレッチなどが無くなるんだからなぁ 」


師匠の声のトーンが上がってきました そしてシメに入ります!

「 今、身体が動いているのに この先の事を考えずに 家を造り直してもダメだよ、

これから、どこかが不自由になったり 不都合が出た時に、それに合った家を造るのなら

いいと思うけど、 今、そんなところで お金を使ったって また作り変えなきゃ

ならなくなったら損だしね! 」



う~ん 奥が深い話ですねぇ、 さすが師匠です!

さすが いぶし銀の様な人です オイラには たちうち出来ません

オイラのような上っ面だけの意見に対して、 一瞬で心の奥儀を見せてくれる師匠には完敗でした




「 パパはまだ人生経験が浅いんじゃないの? 」




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コメント (10)
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