小松実のひとりごとより転載
14.03.07
県議会、予算委員会の二日目。日本共産党の岡田幸子県議は、教員の多忙化、長時間過密労働の実態を告発し、改善を求めました。
岡田県議の追及に県教委は、時間外勤務が小学校で一日平均2時間20分、中学校で2時間50分、高校で1時間35分、特別支援学校で2時間11分になると答弁。こうした勤務実態のもと、精神疾患で療養休暇を取らざるを得なくなっている人が247人、休職に追い込まれた人が197人に及んでいると認めました。
「異常な実態だと思わないか」との追及に、県教委も「勤務時間外が多いと認識している」「改善が必要」と、答弁せざるを得ませんでした。
市川市の小学校5年生の時間割を示し、朝の7時50分から夕方5時過ぎまで、空き時間(授業のない時間)もほとんどなく、びっしり勤務が続き、さらにその後時間外勤務をせざるを得ない実態を突き付けながら、この毎日でいったいいつ、明日の授業の準備、わかりやすい授業にするための教材作りをしろというのか、と岡田県議は迫ります。
驚いたことに県教委は、「教育には教職員の自発性・創造性が大事。若い先生方のなかには、熱心のあまりついつい遅くまで仕事をする人もいる。意識の問題もある。」などと答弁。教職員の不足が、勤務を異常なまでに過重にしていることには頬かむりを決め込み、教職員の意識の問題にすり替えるなどというのは、断じて許せません。
予算委員会は、来週月曜日まで。月曜日は、教職員不足解消の問題に迫ります。
14.03.07
県議会、予算委員会の二日目。日本共産党の岡田幸子県議は、教員の多忙化、長時間過密労働の実態を告発し、改善を求めました。
岡田県議の追及に県教委は、時間外勤務が小学校で一日平均2時間20分、中学校で2時間50分、高校で1時間35分、特別支援学校で2時間11分になると答弁。こうした勤務実態のもと、精神疾患で療養休暇を取らざるを得なくなっている人が247人、休職に追い込まれた人が197人に及んでいると認めました。
「異常な実態だと思わないか」との追及に、県教委も「勤務時間外が多いと認識している」「改善が必要」と、答弁せざるを得ませんでした。
市川市の小学校5年生の時間割を示し、朝の7時50分から夕方5時過ぎまで、空き時間(授業のない時間)もほとんどなく、びっしり勤務が続き、さらにその後時間外勤務をせざるを得ない実態を突き付けながら、この毎日でいったいいつ、明日の授業の準備、わかりやすい授業にするための教材作りをしろというのか、と岡田県議は迫ります。
驚いたことに県教委は、「教育には教職員の自発性・創造性が大事。若い先生方のなかには、熱心のあまりついつい遅くまで仕事をする人もいる。意識の問題もある。」などと答弁。教職員の不足が、勤務を異常なまでに過重にしていることには頬かむりを決め込み、教職員の意識の問題にすり替えるなどというのは、断じて許せません。
予算委員会は、来週月曜日まで。月曜日は、教職員不足解消の問題に迫ります。