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千葉県 予算委員会二日目、教員の長時間・過密労働の実態を告発

2014-03-08 18:15:43 | 日記
小松実のひとりごとより転載
14.03.07


 県議会、予算委員会の二日目。日本共産党の岡田幸子県議は、教員の多忙化、長時間過密労働の実態を告発し、改善を求めました。

 岡田県議の追及に県教委は、時間外勤務が小学校で一日平均2時間20分、中学校で2時間50分、高校で1時間35分、特別支援学校で2時間11分になると答弁。こうした勤務実態のもと、精神疾患で療養休暇を取らざるを得なくなっている人が247人、休職に追い込まれた人が197人に及んでいると認めました。

 「異常な実態だと思わないか」との追及に、県教委も「勤務時間外が多いと認識している」「改善が必要」と、答弁せざるを得ませんでした。

 市川市の小学校5年生の時間割を示し、朝の7時50分から夕方5時過ぎまで、空き時間(授業のない時間)もほとんどなく、びっしり勤務が続き、さらにその後時間外勤務をせざるを得ない実態を突き付けながら、この毎日でいったいいつ、明日の授業の準備、わかりやすい授業にするための教材作りをしろというのか、と岡田県議は迫ります。

 驚いたことに県教委は、「教育には教職員の自発性・創造性が大事。若い先生方のなかには、熱心のあまりついつい遅くまで仕事をする人もいる。意識の問題もある。」などと答弁。教職員の不足が、勤務を異常なまでに過重にしていることには頬かむりを決め込み、教職員の意識の問題にすり替えるなどというのは、断じて許せません。

 予算委員会は、来週月曜日まで。月曜日は、教職員不足解消の問題に迫ります。

TPP関税撤廃 5項目一部も対象 甘利担当相が公約違反答弁

2014-03-08 15:22:37 | アメリカいいなり
しんぶん赤旗                                      2014年3月8日(土)
TPP関税撤廃 “5項目 一部も対象” 甘利担当相が公約違反答弁
赤嶺議員が批判
 甘利明・環太平洋連携協定(TPP)担当相は7日、衆院内閣委員会で日本共産党の赤嶺政賢議員の質問に答え、政府が関税撤廃から除外する“聖域”としてきた重要農作物5項目586品目について「個別の品目数が聖域ではない」と述べ、一部の品目を関税撤廃の対象とする考えを示しました。赤嶺氏は、関税撤廃は自民党公約と国会決議に反すると指摘し、交渉からの撤退を求めました。
 コメなど重要農産物5項目については、TPP交渉に向けた衆参両院の国会決議で“関税撤廃対象から除外する”とされています。安倍晋三首相も「国会決議に沿って交渉する」としてきました。
 この日の質問で赤嶺氏は、甘利担当相が2月18日の会見で「(5項目が)一つ残らず微動だにしないのでは交渉にならない」と発言したことを取り上げ、「5項目586品目のすべてが聖域ではないのか」と認識をただしました。
 甘利担当相は「聖域イコール586個別の品目数で聖域と言っているわけではない。一切ゆずらない姿勢だったら、もともと交渉ごとにならない」と答弁しました。
 赤嶺氏は「586品目のうちいくつか譲っても国会決議との整合性がとれると考えるのか」と国会決議違反を指摘。甘利氏は「この範囲なら何とか理解していいかなとなれば議会の承認が得られる」とし、交渉で妥結した内容を与党が多数を占める国会に認めさせれば決議違反にならないとの姿勢を示しました。

宮城バス衝突事故 健康管理、特効薬なく

2014-03-08 09:30:17 | 日記
    河北新報社より転載
宮交バス衝突事故 健康管理、特効薬なく



大型トラックに衝突した宮城交通の夜行バス。運転手の健康管理という課題があらためて問われている=3日、富山県小矢部市の北陸自動車道
 富山県の北陸自動車道小矢部川サービスエリアで3日早朝に起きた宮城交通(仙台市)の夜行バス衝突事故で、死亡した小幡和也運転手(37)=角田市横倉=は直前に意識を失ったとみられている。宮城、三重両県では2013年、高速バスの運転手が走行中に病死する事故が発生。バス各社は再発防止へ指導を強化しているが、「万全の健康管理」という課題は解決されていない。

 北陸道の事故では、死亡した私立高教諭小野善広さん(48)=金沢市旭町=ら複数の乗客が小幡運転手に「起きて」などと呼び掛けたことが分かっている。小幡運転手の死因は外傷性ショック死。居眠りか体調急変とみられる。事故当日まで11日連続の勤務だった。
 宮城交通によると、小幡運転手は昨年10月の睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング検査で「要経過観察」と診断されたが、年2回の健康診断で異常はなかった。
 宮城県蔵王町と三重県亀山市の高速道では昨年7月、バス運転手が走行中に病死し、ガードレールに接触する事故が起きた。ともに乗客が運転手の急変に気付いて車両を止め、死者はなかった。
 蔵王の事故のバス運行会社(東京)の担当者は「運転手は出発前の対面点呼で普段と変わらなかった」と説明。「健診の結果を見て再検査させるなど指導を強めたが、病気の前兆がない事故を防ぐのは大変だ」と嘆く。
 バス、鉄道会社が加盟する私鉄東北地方連合会(仙台市)の担当者は「本来なら事前に気付かないといけないが、点呼する運行管理者は医師ではなく難しい」と説明する。
 国土交通省によると、03~12年に運転手の健康状態が原因で乗客がけがをしたバス事故は年0~4件とほぼ横ばい。一方、出発前や運行中に運転手が体調不良を訴えて運転をやめた数は12年、45件に上った。安全政策課は「会社側の安全管理意識が高まり、報告は増えている」と説明する。
 同省は6日、北陸道の事故を受け、全国のバス会社に健康管理の徹底を指示した。安全政策課の担当者は「運転手の健康チェックに加え、生活習慣の見直しなどが必要。自動制御装置の導入などハード面の対策を進め、できることから安全を確保したい」と話す。

◎人手不足、受託増で拍車

 宮城交通の運転手不足の背景には、東日本大震災で被災したJR線の代行バスの業務や、仙台市交通局から委託された市営バス業務の増加があったことが、同社への取材で分かった。
 震災後、同社はJR東日本の委託を受け、仙石線の運休区間で代行バスを運行。常磐線の一部不通に伴い、仙台市と相馬市を結ぶ高速バスの路線を新設した。
 仙台市交通局からの受託業務はスタートの2008年度から増え、13年度は101系統の150車両を請け負った。同社の運転手698人のうち、100人以上が市営バスに乗務しているという。
 同社は求人活動を強化し、13年12月までの3年間で運転手を35人増やしたが追い付かず、高速バスの運休や貸し切りバスの削減、一部路線の廃止で対応してきたという。
 同社は事故を起こした仙台-金沢線を発生当日の3日夜から運休している。運転手不足の影響で他にも仙台-成田線など高速バス3路線が運休中。共同運行会社が担うなどし、いずれの路線も運行本数は維持されている。


2014年03月08日土曜日

双葉地方広域消防本部に4月、新採用職員13人が加わる

2014-03-08 09:06:00 | 震災
福島民報より転載
あぶくま抄・論説
あぶくま抄
あぶくま抄(3月7日)
 双葉地方広域消防本部に4月、新採用職員13人が加わる。志願者62人から選ばれた精鋭だ。福島市の県消防学校で半年間、訓練を重ねた後、第一線に配属される。
 12人は楢葉、広野町などの地元出身者だ。「古里を守りたい」。同じ思いを胸に秘める。残る1人は茨城県出身だ。復興に役立ちたいと志した。居住者がいない避難区域での火災は、燃え広がる危険性が増す。放射線量が高い地域もある。特殊な事情を抱える管内では、迅速な活動が一層求められる。期待は大きく、責任は重い。
 原発事故の発生直後、先輩職員は防護服にマスク姿で高線量の原発構内に入り、収束作業に協力した。拠点にした富岡消防署川内出張所では毎夜、100人近くが冷たい床に段ボールを敷き、雑魚寝した。「住民が1人でも残っている限り、現場を離れない」。放射線の恐怖を強い使命感で乗り越えた。
 職員は原発事故に伴う採用見送りなどで依然、足りない。各地の応援隊が残した寄せ書きが楢葉町の本部内にある。<友へ 絆いつまでも>。きょうは自治体消防制度発足を記す消防記念日だ。最前線に立つ姿に思いを寄せよう。多くの励ましが職員を奮い立たせる。


( 2014/03/07 08:36 カテゴリー:あぶくま抄 )

あきらめず声をあげよう

老いも若きも安心して暮らせる世の中を 最低年金月七万円 戦争する国つくりダメダメ 投票に行かなければ何も変わらない