仕事で青梅市を訪問。偶然入った坦々麺専門店。
見た目は和食割烹のような作り、店には柿色?の何だかわからない渋い暖簾。店の周りには笹が強風にあおられてサワサワ。
唯一、ラーメン店とわかるのが、揺れる笹に見え隠れする坦々麺の文字。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/06/8b567004226a9f13933c65e670d032e7.jpg)
店から出てきたサラリーマン達の雰囲気に、引き寄せられて眺めていたら、店の人に誘われて入りました。
店に入ると、あるのは坦々麺のみ、それ以外はサイドメニューが3品とトッピング2品のみ。
確かに、坦々麺と出ていたのだが、まさかそれだけとは・・・・。
そんなに、坦々麺が好きな訳ではない私としては悩みましたが、ここまで来たらそれを頼むしかありません。
店内にはメニュー立てに食べ方の提案も書いてあります。
注文した坦々麺が届くと見た目のきれいさに感動。
きれいな辣油の赤に有頭の海老が一匹。そこで、まず、惹きつけられました。
そして、坦々麺の辛さに、しつこさがあまり得意でない私は恐る恐るスープをすすると、「うまい!!」
辣油の辛さとベースのごま風味のスープが絶妙な配合。辛くもなく、重くもない。
辛さをゴマの風味が消して、ゴマの重さを辣油が消している。すばらしい!!
そして更に飲むと、エビのコクがスープに感じ、そして香草も少し入っているのかな~~、独特の香りが少し、そして少しお酢も入っているような・・。
非常によくできたスープです。
ただ、個人的には麺が細すぎる、あまり細い麺は好きではないので。
そして、飾ってあったエビも食べるにはどうかと・・・。
カウンターには食べ方として、エビを殻ごと食べられるようにしてあるので殻ごと食べてと書いてありましたが、
確かに殻ごと食べられるようになっているが、身もないし、そんなに美味しいとは感じなかった。
純粋に飾りで良いかも?
一杯880円でしたが、思いやりのあるサービス。雑炊として食べるようにご飯もサービス。
辛さを中和するために、食後に手作りの杏仁豆腐が出てその甘さがちょうど良い。
そして杏仁豆腐とともに出るのが、温かいジャスミンティー、たぶん、これも口をサッパリさせ、臭いを消すための気配りのような気がします。
食べ終わった後は、全然辛さを感じず、暑くもならなかったのですが、ちょっと経ってから汗がダラダラでした。
私としては麺は・・・。だけどスープだけでも行く価値ありかと思います。
〒198-0021 東京都青梅市今寺4丁目5-24 0428-31-9633![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_cloud.gif)