今後、タイ人との結婚を考えておられる方の参考になればと思い、書いておきます。
私の奥さんは、病院で働いており、日本にも留学経験があるので、日本人をある程度理解してます。
ですので、掛かる費用や内容は奥様になられる方の考え方によっても異なるとは、思います。
まず、奥さんから要望されたのは、結婚式の費用として70万バーツを用意して欲しいと言われました…。
日本と違い、ご祝儀が有るわけではないので、持ち出し一方なのは知っていましたし、
だけど、タイの物価を考えた時に、最初、耳を疑いました!
はぁ~!という気持ちです。
全く日本と変わらないどころか、補填につながるような、ご祝儀もないのでビックリです。
内訳としては、大きく2つ。純粋に結婚式の費用と、そして結納金です。
- 結納金:総額500000B(約1,700,000円)
結納品、これは金のアクセサリーです。
私が言われたのは合計4g分。(タイでは偶数が縁起がいい)
ネックレス1個とブレスレット?2個、想定100,000B.
もともと金に思い入れのある国なので、純度の高いものしかなく、グラムと種類別に並べられています。
最初、私は結納金は、金で4gと聞いていたので金貨のような物をイメージしていました。
しかし、現実は純度の高いアクセサリーです。
私達は、タイに来たことがある方ならご存知のロータスというスーパーで買いました。
あまり、買う場所へのこだわりは感じませんでした。
デパートの貴金属店という事はなく、普通のスーパーの一角で購入です。
お店自体も高級アクセサリーを売っているような感じではなく、普通に野菜を売っているような感じ。
買ったアクセサリーも綺麗にしまうのではなく、プラスチックの容器に無理やり詰め込んでました。
それを、同じお店で購入したハート型の入れ物に、我々で詰め替えて、結婚式当日に備えます。
ちなみに、当然なのですが、金のグラム単価+デザイン料がのっかります。
ですから、単価はその時の金相場の価格+デザインによって値段が変わります。
ちなみに奥さんは事前に会員カードを入手しに来ており、結果として3割引きになりました。
反面、3割も引いてくれるんだ~とビックリしました。
少しでも安くするためには、奥さんの協力も必要かもしれません。
そして、結納金 こちらは400,000Bを準備してくれと言われてます。
結納金・結納品は、相手の家族のメンツもあるのだと思います。
今の日本では、考えられない事なので、結構もめる所だと思います。
結婚式の費用については何度も揉めるところだと思います。
私も、あまりのお金の必要さに、何度も聞き返し、そして彼女を不機嫌にさせ、
新婚ムードを何度もぶち壊しました。。。。
それと6人分のチップ?通行料?
タイの結婚式のスタイルで新郎が新婦と結婚しに向かう途中で、友人たちが3か所(計6人)、
紐を張って通せんぼをします。その6人にお金を渡すことで、新婦に会いに行かせてもらえます。
その、友人たちに渡すお金も必要です。奥さんからは1000B~かな~~~。悩みます。
2.結婚式式場費用:総額 MaX200,000Bと考えています。(あくまで想定ですが)
結婚については、チェンマイのホテルにしました。
彼女の実家だったら、もっと安くなるのでしょうが、実家に友達も少ないらしく、
また、私が行くのも大変という事もあり決定しました。
・式場費用:12,000B(想定 250名で考える)
披露宴では10名×25のテーブルを準備
式は 朝から結婚式 9:09~ (部屋は8:00~11:00)
披露宴は 18:09~(部屋は18:00~22:00)
・結婚衣装のレンタルとメークアップ:39000B
衣装は市内のショップで決めました。式とパーティー 男性2着・女性2着での値段です。
この衣装のレンタル代だけで25,000Bです。
日本と違って、非常に安っぽい服ではありますが、これだけの費用が掛かります。
衣装合わせも、タイ人らしく、非常に面倒がります。
だから、ゴネてでも、合うまで衣装合わせをさせましょう。
奥さんもお店に気を使って、決めようとしておりましたが、納得するまで何度も試着をさせました。
店は非常に嫌な顔をしていましたが(それでも、各3着程度)、安くない金なので
しっかりと選びましょう。
日本の事に比べれば、全然サービス精神が違います。
そして、私の衣装も、奥さんに合わせて決めますが、色は合わせてサイズが合わず。
明らかに少し動いたら破れそうなのに、これで大丈夫と言い切る。
ワイしてみろと言われて、どうにか破れないから大丈夫と。。。
ブロークンOK?壊しても良い?と何度も言って、渋々合うサイズで出してくる始末。。怖いです。
ワイシャツと簡易ネクタイも用意してくれるようですが、靴は合うものを用意する必要があります。
ですので茶色の靴を用意するように言われました。
当初メークアップは奥さんの知り合いを頼んでいましたが、
着付けの件、そして、結婚式独特のメーク、それを考え(説得され?)、
セットで頼むことにしました。で39,000Bです(すなわち、メークの料金が14000B)。
・招待状と引き出物:18B×200 & 18B×200
招待状を作るお店がありそこでデザインを選びます。最低200人分からです。
大体、14~20Bの間です。まず、それぞれの母親の名前、当人の名前、日時、式場が入ります。
そして、同じところで引き出物もえらびました、何か使える物が良いと考え、
ティースプーンにしました。非常にちゃちな物です。
そちらも大体、14~30Bくらい、スプーンは2種類で箱ナシ14B、
簡単な箱に入っている物で18Bです。
こちらも200人分からです。
ここでもタイだな~と感じたのが、契約して、翌日奥さんのパソコンにメールが届いたのですが。。。
まず、私の母の名前が違う。M→Nになっておりました。
そしてビックリなのが二人の名前すら両方とも合っていなかった事。
どれだけいい加減なんだとビックリしました。
翌日、直しに奥さんが訪問してました。。。。
そして、招待状は遠方以外は本人が配るようです。遠方の人のみ郵送。これまた大変です。
・式での食事と飲み物:式での軽食 50B×30 披露宴350B×250(人数は多めに事前想定)
まず、朝から行われる式参加者への軽食。パンとコーヒーらしいです。
披露宴での食事はビュッフェ形式。一人350Bでソフトドリンク付きだそうです。
遅く来る人もいるのでその方が良いとの事になったようです。(ホテル側にうまくやられたような気がしますが)
ビュッフェ形式ですが、VIP席の3つ(10名×3)にはウェイトレスをつけて、ビュッフェを取り分けたり、
アルコールを取ってきたりするようです。
内容は奥さんに任せました。(結局ビュッフェも固定タイプも値段は一緒です)
タイでは結婚式に来る人数は決まっておりません。
招待状は出すのですが、招待された人は友人などを伴ってきて良いようです。
そして、招待状なくても来る人もあるそうです。
ですから3倍なのか2倍なのか、人によっては家族も来ることも計算して、
呼ぶ人を考えなければいけません。
ですが、その割には200人強で抑えると言いながら200枚の招待状を配ろうとしてみたり、
どう考えられているのか、日本人の私には良く解りません。
そして、アルコールは別、我々の方で酒屋にオーダーするようです。
どれくらい必要なのかは、上記と一緒。来る相手と想定人数で考えなければいけないようです。
ですから、人数を考えて、ウィスキーやらビールやらを準備することになります。
ビールは生ビール。サーバーが届いて、自分たちで注ぐそうです。
最初はビュッフェの代金は、350B×来た人数と思っており、ホテルサイドで数えて実施すると思ってました。
しかし、情報間違っていたようで、席の準備もあるので用意する数は事前に決めておく必要があります。
・カメラマン:15,000B
カメラマンも頼みました。お願いした人は上記の価格。ビデオは有りませんでした。
ですので、私の家族にビデオを頼もうと思います。
・ケーキ:5,000B?(定かでないがそれくらい)
ケーキは奥さんの希望でカップケーキをタワー状に組む形にしました。
全部で99個。ラッキーな数字ですね。
・式場及び飾り付け:
式場については日にちと併せて考えてもらいました。ピンきりです。(ビュッフェ代こみだったりも)
飾り付けについても基本はホテル側でやってもらいますが、色などの希望があると
別の業者に頼まなければならないようです。
・事前の二人の写真撮り:約10,000B?
よく中国以南で撮られている、プロの写真家による二人のスナップ写真。
タレント張りにポーズを決めた写真です。
我々二人は、この部分を忘れており、準備できませんでした。
本当は、撮った写真を式場前に飾り付けるようです。
私の方からは、式後にでも撮影をお願いするかと問いかけたのですが、
奥さんからは勿体ないから不要とバッサリ、ですので我々は撮影しておりません。
これは、あくまで、我々の実際のパターンで、地域や選ぶ内容によって違うと思います。
結納金についても、私の年齢や格も考えて、ちょっと高めの設定だとは思います。
(ここはどれが基準かわかりにくい。。。)
それに、日本人と違ってタイ人はここでも「マイペンライ」 どうしても、口出したくなります。