前回、上海訪問時に食べられなかった料理を今回のトランジットで食べたいと思っておりました。
泊まったホテルが南京西路駅の入り口にあり、そこから近かった食べたい食事の店がここでした。
焼小龍包の有名店。
普通の小龍包は南翔饅頭店をしっかりと満喫させて頂きましたが、それを焼いた小龍包はどんななの?
と興味を持って訪問しました。
ホテルの部屋でインターネットをつないだら本当にホテルのすぐそばにある道沿いとわかり、夕飯を食べにいきました。
夜の黄河路を入って行って歩いていると、左側にあります。
自分のイメージは昔ながらの老舗っぽい店構えを想像していたのですが、
予想を反して、コンビニ?ファーストフード?スィーツ?と思わせるオシャレな店構え。
俄然、入り易さがアップしました。
ピンクの看板と焼小龍包のイメージが結びつかないのですが。。。
入り口入ると食券制。
女性の後ろにメニュー表がのっており、それを指さししながら注文しました。
そこに写真が載っていたのが、焼小龍包4個と酸辣味の麵(何だかわかりませんが注文しました。)
すると、待ち合わせ番号の札を渡されます。
しかし、ここで問題が発生、2階に行って席に座って待っていました。
その時、無愛想なお姉さんが、何か言ってきました。
どうも下で取って来いと言っている様子、他の人も下から焼小龍包を運んできています。
気づきました。焼小龍包はセルフ。それ以外は後から運んできてくれるようす。
しかし、、、、一階に降りて厨房の人にレシートを見せても???と言う対応。
再度、わからないながら、2階に戻ってお姉さんに解らないアピールをしたら、
「チッ、しょうがないな」と言う感じでレシートを持って階下へ行き持ってきてくれました。
で、やっと食べれました。
ちなみに、帰りに気づきましたが、どうも入り口の食券カウンターの後ろに受け渡し口がありました。。。。
現物がこれです。
見た感じも小龍包らしさを感じませんでした。良く見ると胡麻を振ってあるのは裏側?
写真ではわかりにくいですが、ボリュームもかなりあります。一般の小龍包のサイズではありません。
箸で持ちにくい程のサイズです。
しかも、固い!!
割りばしではないので、大きいし、固いしで滑って掴むのに一苦労。
さらに軽く噛み切れるかと思ったら、思いっきり固い。
堅焼きの草加せんべいを食べる程の力が必要です。
で、どうなったかと言うと火傷しました。食べた瞬間に、穴からスープが吹き出し・飛出し、口の周りに。。。
しかも、2回目注意したつもりが。。。同じ結果に。。。
難しい。。固いし、スープは噴き出すし。。
相席になった中国人の母子は意外と思いっきりかぶりついているようでした。
表面はカリカリ、中の餡はシンプルな肉まんのような味、馴染みやすい味です。
皮の固さとスープと肉の味がベストマッチで楽しめます。
それと面白かったのは写真の肥腸酸辣粉、モツ入りの酸辣味の麵。
これが面白い商品でした。
この商品の面白かったのは、麺が違う。春雨?葛きり?非常にモチモチしています。
しかも怖い事に、スープ麵なのにのどに張り付いて思わずむせました。。。
鍋の春雨でもこんな事無いのに、何度やっても危険。
すするのを止めて、しっかり噛みながら注意して食べました。
具材はパクチーとモツ、そして皮つきのピーナッツ。
ピーナッツは辛さを中和し、食感のアクセントを出してくれます。
だけど、のどに詰まり易いので、本当に注意して食べてください。
焼小龍包にしても、この麺類にしても面白く、おいしいお店です。
住所:上海市黄浦区黄河路97号1-3楼