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2019-12-02 | 宮部みゆき


宮部みゆき
『長い長い殺人』★★★★★
 
 
文庫とハードカバーの中間の大きさなカッパノベルス
光文社が出版する1959年創刊ノベルスレーベル
推理小説、娯楽小説が主で代表作に西村京太郎の「十津川警部シリーズ」
うちの母が山村美紗シリーズを読んでいた記憶
結構旧いし、文庫本が主流となったから存在しない。
と思いきやありました↓
 
 

さて本書『長い長い殺人』
登場人物たちの財布が語り手となり、事件の真相を解き明かす斬新な殺人ミステリー
いやホントその発想がおもしろい!
だって“財布”目線ですよ(笑)
 
◆刑事の財布
◆強請屋の財布
◆少年の財布 ←グッとくる。
◆探偵の財布
◆目撃者の財布
◆死者の財布
◆旧友の財布
◆証人の財布
◆部下の財布 ←オンナは賢い?まだまだ甘い。
◆犯人の財布
◆エピローグ 再び、刑事の財布
 
 
『模倣犯』の前哨戦となる作品でもある。
なので読む順番が逆だったらよかったのにと悔やむ。
 
終盤戦なんと夢にまで出てしまった。ある意味悪夢である。
お誕生日もそうだったけど、苦しい夢が多い・・
色々な意味で解放される年なのかもしれない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
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