トルストイ
訳:木村浩
『アンナ・カレーニナ(中)』★★★
結構なボリュームな中巻(700P超え!)
長丁場なのは分かっていて、たらたらと読み進む。
主要となる登場人物それぞれの内部感情(外部も含)が上手く表現されていて、
その心の動きを激情を文章に起こすことに長けているこれぞロシア文学
(暗いと言わないで! 暗いけど)
長文になってしまうのは致し方ない。
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愛情も人間性も理解せず、世間体を重んじる冷徹な夫カレーニンの黙認的態度に苦しむアンナは、
虚偽と欺瞞にこりかたまった社交界を捨て、ひとり息子セリョージャへの愛にさいなまれながらも、
ヴロンスキーとの破滅的な恋に身を投じる。
一方、ヴロンスキーがアンナを愛していることを知った失意のキチイは、
理想主義的地主貴族リョーヴィンの妻となり、祝福された生活をおくる。
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下巻に突入 リョーヴィンのめんどくささに早速苦笑中
将来の伴侶は単純な人がよき。
先日の荒川散歩にも持参
マスクのおかげでどぶ臭さシャットアウト!
小春日和の東京から極寒なロシアへ飛ぶ。
コロナコロナコロナ 産業医の先生のお話では終息予想は6月らしい。