先月25日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本スーパーフライ級戦:
王者王者高山 涼深(ワタナベ)TKO3回1分31秒 挑戦者古谷 昭男(六島)
*成長著しい王者と、今回が3度目のタイトル挑戦となるベテラン挑戦者による一戦。初回と2回、両者譲らない攻防が続きました。しかし3回、高山がその強打で、あっという間に挑戦者から2度のダウンを奪いTKO勝利。昨年6月に獲得した王座の2度目の防衛に成功しています。
先月20日、米国ニューヨーク州で行われた試合結果です。
WBAスーパーフライ級戦(暫定王座決定戦):
デビット ヒメネス(コスタリカ)判定3対0(117-111x2、116-112)ジョン ラミレス(米)
*フライ級を主戦場としてきたヒメネスが、2度目の世界挑戦でスーパーフライ級注目株のラミレスと対戦。そのしつこいボクシングでラミレスを終始後手に追いやり判定勝利。消滅した筈のWBA「暫定王座」というタイトルはいただけませんが、七夕に日本で予定されるIBFとWBA王座統一戦の勝者への挑戦権を獲得したことになりました。
今後2ヶ月半の間に、2つの注目の世界戦が控えているスーパーフライ級戦線。下記は2024年5月5日現在の、同級の王者たちとなります。
WBA:井岡 一翔(志成/防衛回数1)
WBA(暫定):デビット ヒメネス(コスタリカ/0)
WBC:ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ/0)
IBF:フェルナンド マルティネス(亜/2)
WBO:田中 恒成(畑中/0)
OPBF(東洋太平洋):KJ カタラジャ(比/0)
WBOアジア太平洋:挑戦者大橋 哲朗(真正/0)
日本:高山 涼深(ワタナベ/2)