青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

日本橋人形町が1夜で変身!

2008-12-26 | ぶらり散歩

今日は寒かったね~。今年1番の寒さだったそうです。今日の僕は、日本橋の人形町の目抜き通りで驚いた。昨日まではクリスマス色だった街が、「アッ!」という間に様変わりしている。まだ仕事も残っているのに、もう既に一足先に街がお正月に変身しようとしている!昨日まではクリスマスだったのに・・・。

この大通りは人形町の駅から水天宮前の駅に続くメインの大通り。人形焼きのお店や、高そうな和食のお店が並んでいて、TVでも時々見るお店が多い。昔、田中美佐子さんが主演していたTVドラマ「Age35」というドラマで、中井貴一が妊娠した恋人に安産のお守りを渡すシーンがあったが、それがここ水天宮のお守りでした。当時は大阪の学問の神様の「北野天満宮」のパチもんかと思っていた(失礼)のですが、由緒正しい安産の神様を奉った場所だったのです。

まあ知らなかったのは僕だけでしょうが・・・・。

そのメイン通りの両端には、既に年賀のお客を見込んでのお店作りが始まっています。提灯をつるし、さすがに「たこ焼き」や「焼きそば」の屋台は営業していないものの、「鏡餅」や「しめなわ」は、この冬1番の寒さというのにもう販売しています。何度もいいますが、昨日まではクリスマスだったのに。

やや、よく見ると、これから並び始める露店と違い、ここに構えている店舗にも既に「門松」がある!昨日まではクリスマスだったのに・・・

この変わり身の早さは、さすが商売人だと感心しました。この当たり前と言えば当たり前だけど、寒空の下で働く人達と、提灯を見ているとの差。この「商魂」があれば、後は世の人々1人1人が必要以上に無駄に財布を締めない限り、景気回復は春には可能だと僕は信じます。

金は天下の回りもの。それを回らなくしているのは、時代と共に発展してきたマスメディアと政治です。人の移動が飛行機や新幹線でスピードアップしたから、インフルエンザの全国への広がりだって速くなる。情報網が多様化してスピードアップしたから、「不況」と言われたら、ついそんな気分になってしまう。我々庶民が昔のように、訳の分からない不安を煽る情報を無視して普通に生活すれば、景気なんて回復します!

まずは、皆さん、「鏡餅」や「しめなわ」なんかを買って、ちゃんと家に福を呼びましょう。初詣に行き(デートでもいい)露店で何かを買いましょう。ニュースで(どうせ不況を反映してという言葉を絶対に言うでしょうが・・・)「今年のおさい銭は例年になく、お札が多く混じっており・・・・」と報道させましょうよ!それが景気回復への本当の策だと思います。

今日はこの景色を見て、お寿司を奮発!え?握りじゃないって?いいじゃないですか!半額だったんだし・・・お金を使うことが大切なのです!(笑) 「笑う門には福来たる!」です!