弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

大関落ちても 出る出る出島 「力の士(もののふ)」 もう出ない

2009年07月25日 01時21分39秒 | スポーツ
元大関の出島(本名・出島武春)が引退した。
「出島」のミニ幟まで自宅に飾ってあるファンとして寂しい限りだが、大関時代を覚えている人の方が少ないかも知れない。
立ち合いから一気に押し込む出足が持ち味で「出る出る出島」と実況された。
関脇だった99年名古屋場所、13勝2敗で優勝を果たし、場所後に大関に昇進。
「力のもののふを目指して精進、努力します」という名口上で昇進の伝達を受けた。
当時のコメントは「侍の魂、心をもって努力していくことで『力』は力士の『力』。2つを合わせて『力の士』といれるような相撲を取っていきたい」。  
それから10年目の名古屋場所で引退。
01年名古屋場所限りで大関から転落。以降、8年間に渡って現役を続けた。大関が2場所連続負け越しで関脇に転落するようになった69年名古屋場所以降、転落後の現役48場所は歴代最長記録という。
ご苦労様でした。
残る元大関の雅山(本名・竹内雅人)にも、1場所でも長く頑張ってほしい。