弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

これにて一件 落着しても 残る未済が 百五十

2009年07月30日 19時06分20秒 | 裁判
裁判官の「夏休み」は、裁判所や裁判官によって時期が違う。
私は7月30日から前期の休廷期間に入った。
前日まで、こつこつと一件一件、和解や判決で落着させてきたが、この期間中は新受事件がただ増えるばかりなので、未済事件数は増加の一途をたどることになる。
今年は新受が激増していて昨年の4割増ペース。
未済件数は過去最高水準に迫る百五十件弱で夏休みに突入することになった。
休み明けには新記録を達成しているのが確実な情勢。
結局、夏休みを半ば返上して、宿題の判決起案を山とこなさなければならない。
(写真)
遠山金四郎の墓