旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

怪人に会いに横浜へ

2024年06月01日 11時51分33秒 | ライフスタイル

昨日は神奈川芸術劇場KAATに劇団四季の『オペラ座の怪人』を観に行きました。
以前舞台を映画化した「オペラ座の怪人」をDVDで観たことがありますが、一度実際に舞台で観てみたいと思っていた念願のミュージカルです。

「劇団四季のオペラ座の怪人は素晴らしいらしい。」
というキャッチコピーがついていますが、本当に素晴らしかったです

始まる前は舞台装置にはカーテンがかかっていて、このカーテンが取り除かれたら~
パリのオペラ座が現れるわけです
ゴージャスな設えでしたよ。

劇団四季にこんなに歌の上手いキャストたちがいるなんて、正直驚きました。
「オペラ座の怪人」は、ミュージカルというよりオペラに近いと感じていたので、歌のうまさは必須です。
それを軽々クリアしているように感じました。
特に怪人役の清水大星さんの会場内に響き渡る歌声は声量、お芝居共に素晴らしく、怪人役にピッタリかと
ヒロインのクリスティーヌの歌も高音まで美しかったです。
ソプラノ歌手のカルロッタもしかり。
「オペラ座の怪人」は最後は切ない感じで終わります。
一寸ウルウルしてしまいました。
終幕後、観客は皆スタンディングオベーション


劇団四季は職人集団なのでしょう。
名のある役者さんたちを集めて演じる期間限定のミュージカルとは、全く違うクオリティの高さだと思いました。
平日のせいか当日券も(二階席あたりかな)あったので、気になる方は是非観に行ってみてください。
ガーデニングのオフシーズンは、一度は劇団四季を観に行こうっと


鑑賞後、まだ陽が明るかったので山下公園へ散策に
バラ後は何が咲いているのかしらん
そう、紫陽花の季節でしたね
山下公園には思いのほかたくさん種類のアジサイが植えられていました。
手毬型アジサイは薄い色から濃い色まで~



斑入り葉のガクアジサイも。

路面の駐車場の歩道側ではアナベルと白テッポウユリとのコラボが続いていました。
単なる駐車場なのに、お洒落に彩られていて感心しました。

緑陰ではグラスが風になびき、その中にエキナセアが
こんなシーンも好き

春のガーデンネックレス横浜は6月6日が最終日
今春はバラの季節に訪れることができなかったので、秋の開催を楽しみにしましょう。


山下公園周りを散々歩いてお腹が減ったので「ザ・ワーフハウス山下公園」で、少し早い夕食を
今回の観劇の後はカクテルが似合うかな~と思いましたが、地ビールの誘惑に勝てず・・・
「瀬谷の小麦でつくったビール」と「横浜ナポリタン」と「横浜ビールでつけたピクルス」を頂きました。
ひとりカウンターで飲むイイわ~

自宅から横浜中心部まで電車で小一時間かかるのですが、それでも隣街が横浜で良かったな~
次は「あぶ刑事」の聖地巡りをしようかな

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杜の都で音楽の一日

2024年05月04日 10時34分23秒 | ライフスタイル

4月29日(月)

この日の夕方に、来仙の一番の目的があるのですが、それまで何をしようか~
と考えていたら、なんと仙台でアカペラの野外音楽フェス「SENDAI ACAPPELLA FES 2024」(無料)が開催されると知りラッキー
開始時間から野外会場の椅子に座って、全国から訪れたアカペラグループのサウンドを楽しみました。
アカペラは大好きで「ハモネプ」は開始直後から長年観てきましたが、ライブでアカペラを聴くのは初めて。
皆さん上手で個性豊かでビックリしました
午前中は市民広場で、

ランチをはさんで午後は野外音楽堂で聴き入りました。
そして推しバンド(アカペラグループをバンドと呼ぶらしい)ができました
一つは東北大学の男子学生のバンドで、もう一つは小樽から来た女子ボーカルを有する大学生バンド。
小樽のバンドは三曲目に大黒摩季さんの「あなただけ見つめてる」を歌って、私的にかなり盛り上がりました
ハモネプ初代優勝は北海道の男性バンドで同じ曲を歌っていたのと、大黒摩季さんは北海道出身なのでね。
秋のアカペラフェス時にも来仙したいと思います。


いよいよ来仙のメインイベントとなるコンサート
チケットぴあで先行予約から申し込んで東京、仙台と外れ続けたので、一般発売の発売時にパソコンのぴあとローチケのサイトでスタンバイして、ようやくゲットしたコンサートチケット。
どちらも一般席は秒で売り切れかろうじて三階の訳あり席をゲットできました。
訳あり席でもS席なのと、サンプラザホール自体が見やすい会場なので、ラッキーでした


そのコンサートは玉置浩二さんのシンフォニックコンサート
一生に一度はライブで観て聴いてみたいと思っていたのです。
玉置さんとオーケストラが奏でる一遍の物語のようなコンサートで、玉置さんのマイクを使わない生歌唱も聴けて感動
素晴らしい歌声でした

アンコールは「田園」で、会場は大盛り上がりでほぼ総立ち
拍手鳴りやまず
「メモリー」では泣きました
人生の記憶に残るコンサートになりました

今回のチケットは転売防止のため名前入りのデジタルチケットになっていました。
入手困難なチケットなのですが、諦めずトライして良かったです。


ミッション完了して、帰路の新幹線内は「私的スイーツ新幹線」
この度は「ずんだ茶寮の生クリームパン」
冷凍販売されていて、30分~1時間後が食べごろだそうで、45分後に食べることに。
中のクリームが半解凍で美味しかった~


この度の仙台旅行も超楽しかったです。
宿があるので、これからも度々訪れたいと思います。
三回にわたりお付き合いくださり、ありがとうございました


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魔法がいっぱいの舞台と都心の花見

2024年04月08日 14時07分38秒 | ライフスタイル

昨日は次女と赤坂まで舞台『ハリーポッターと呪いの子』を観に行きました。
以前から観に行きたいと思っていて、やっと希望の日にチケットが取れました。

赤坂駅のTBS側に向かうと、階段の辺りからすでにハリーポッターの世界
壁には古めかしい絵画が飾られていて、魔法学校の階段のようです。

階段を上がるとソメイヨシノが満開になっていました。
桜に合わせてこの日を選んだわけではないけれど、お花見もできてラッキー

TBS前は建物もハリーポッターの世界仕様になっています。
観劇前から魔法の世界に引き込まれる感じ

いよいよ入場しますよ

劇場内の壁には魔法の世界が
アプリをダウンロードして画像を写すとスマホに絵が浮き出て見える仕掛けなのですが、私は上手くできず
魔法に慣れていないようです。

お芝居はどうだったかというと・・・
原作の「ハリーポッターと呪いの子」を読んでいなかったし、映画も三作目までしか見ていなかったので、一幕目は物語の展開がつかめず、役者さんたちは皆早口でセリフをまくしたて、時にシャウトするので所々セリフを聞き取れず、おいてけぼり感があり長く感じました
ただ舞台演出の魔法は素晴らしくダイナミックなマジックショーとプロジェクションマッピングで、息をのむようなシーンも多々あり、それは楽しめました。
休憩後の二幕目は、セリフもゆっくり目になり聞きやすく、知っている物語シーンもあって馴染みやすく、魔法も迫力があり、あっという間に終幕になりました
ハリー役の石丸さんの声の良さ、ロン役の迫田さんの面白さ、マクゴナガル先生は凛としていました。
某番組で「原作を読んでいない人も楽しめる」とタレントさんが話していましたが、それはチケット代の7割程度かな。
十分楽しむには原作を読破してから観ることをお勧めします


赤坂で桜が満開だったので、観劇後はガーデンテラス紀尾井町へ出かけました。
すると弁慶濠沿いの桜も満開でした

ガーデンテラス紀尾井町は紀伊和歌山藩徳川家屋敷跡にあり、石垣は当時の物だそうです。

赤坂クラシックハウスのローズガーデンにはハンギングバスケットが飾られていました。


折角なのでナチュラリスティックガーデン「芽生えの庭」へ
こちらでもサクラが満開に

枝垂れ桜も咲いて春の風情たっぷり

桜の下では白いチューリップとセリンセやフリチラリア、アジュガなどが咲いていました。

シャガが満開だったり、

イカリソウかな

桜色を際立たせるかのような下草の色合いで素敵でした


思いがけず都心でお花見もできて、楽しい一日となりました。
季節限定の花を愛でると、初物を食べたのと同じぐらい長生きにならないかしらね

 

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東京芸術劇場で現代的なシェイクスピア演劇を

2024年03月23日 09時30分12秒 | ライフスタイル

一昨日、池袋へお芝居を観に行きました。
池袋西口を出ると不思議なリングが
このリング下に野外劇場があり、その名前でもありました。


グローバルリングに隣接する東京芸術劇場は、1990年に芦屋義信氏の設計で完成した劇場やコンサートホールを有する都立の複合施設。
全く知りませんでしたが、今回「リア王」を観に行くにあたって調べてみると、どうやら名建築のよう
ガラスのファサード(建築物正面部のデザイン)が近代的でカッコ良く、とても目立ちます。

建物に入ると、ガラスを通して光が降り注ぐような大きなアトリウム空間になっています。
青空が見えてとても開放的で気持ち良いです

2011年に大規模なリニューアルをしたそうなので、内装は建築当時と違うようです。
二階にはすりガラスの天井があり銀杏の模様が付いていました。
銀杏は東京都のシンボルだからかしら

設えられている椅子にも一つ一つ個性が合ったり、半球体にくりぬかれた天井にカラフルな絵画が描かれていたり、彫刻がアチコチに飾られていたりと、建物内にも色々なデザインがあって楽しい

劇場内は写真撮影不可だったので、公式ホームページを見てくださいね。
座席の配置に配慮があり、とても観やすかったです。
劇場へ出向く際は、こうした建築の観察も面白いです。


昨年「ハムレット」を観て、「やっぱりシェイクスピアは面白い」と再確認し、これからは年に一本はシェイクスピア演劇を観ようと決めました。
今年は「リア王」
段田安則さんがリアを演じるとどうなるのだろう・・・という興味もありましたが、他は全く調べずに行きました。

「リア王」とは、ざっくり言うと、自身が引退して三人の娘に領土と財産を分けた後(末娘は辞退)長女と次女に蔑ろにされ、挙句気が狂ってしまい・・・という物語。
そしてその内容はとても深くて普遍的で、シェイクスピア作品はどれもそうなように、色々な人間劇が織り込まれています。
今回の演出はイギリス人のショーン・ホームズ氏で、とても前衛的実験的現代的な「リア王」でした
舞台にはパイプ椅子やコピー機やウォーターサーバーが置かれ、服装はスーツやワンピースなど。
場面に出ていないはずの人物が舞台の端に佇んでいたり・・・と、今まで観てきた「世紀の悲劇」とは思えない設定でした。
それが演出であり表現方法なのでしょう。
実に面白い
俳優さんたちはお上手なのでしょうけど、舞台の雰囲気と動きから「マリオネット」のように見えてしまって、それが悪いことではなく、何者か(大きな力か)に動かされているような感じがしましたかね~
とても刺激的な「リア王」でした。
俳優さんの中ではエドマンドを演じた玉置玲央さんのヒールぶりが「光る君へ」と重なってしまいました。

シェイクスピア演劇には、どう調理しても変わらない素材の素晴らしさがありますが、初見の人々には「何が何だか・・・」ではないかしら
飽きるほど観てきた人々には「新鮮」だったかも。
現代のシェイクスピア劇は、そうした流れなのかもしれません。


ロビーには役者さんたちに花が届いていました。
なかでもこの胡蝶蘭にはビックリ
花びらに桜の花がスタンプされているようで「化粧蘭」というようです。


観劇後、自分の感想をまとめるために小休憩
「プレハウス」隣の「Cafe des Arts」に寄りました。
丁度「リア王」とのコラボメニューがいくつかあり、その中で「HonestyHeart」(ホットホワイトチョコレート)」を頂きました。
末娘のコーデリアをイメージしているのかしら
美味しくて温まる~

この施設にはレストランやオープンカフェなどいくつかあって、食事するだけでも楽しそうです。

それにしても、シェイクスピア劇観劇復帰二本目が超現代的演出とは
クスクス笑いが周囲にこぼれそうでした

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東京一泊二日旅~千客万来と豊洲市場

2024年02月27日 16時57分15秒 | ライフスタイル

2月24日(土)
ホテルをチェックアウトして、まずは2月1日オープンの話題のスポット「豊洲 千客万来」へ行きました。
江戸の街並みを模したという江戸情緒あふれる建物群です。

提灯にも描かれれいるロゴマークは「水引」をモチーフにしているのだとか。
11時前に入場しましたが、すでにかなり混んでて、玉子焼きに長~い行列ができていましたし、とにかく人
まさに「千客万来」

二階の「時の鐘」広場

外のお店の設えも江戸時代を思わせます。

建物内のフードコートも、インテリアのテーマは江戸時代なのかな。

日本情緒に溢れていて、一寸した和のテーマパークみたい。

人混みをさけて一階へ
道路沿いは桜並木のようです。
春はピンク色に染まって素敵でしょうね~

魚々屋たかぎの「玉子串」美味しい

エレベーターで万葉俱楽部の無料展望足湯にも行きましたが混んでいて足湯できず~
しかしフロアーからの眺めは良かったです。

お目当ての玉子焼きもフラワーおはぎも買えずじまいでしたが、なんだか楽しい場所でした
しばらく経った平日ならもう少し空いているかな~
その際は気合を入れなおして行かなくちゃ


土曜日でしたが開場中ということで豊洲市場も見学に行きました。
マグロのセリは朝5時からということで無理
なので施設見学だけ。
築地市場で取引された最大級の国産クロマグロのレプリカのようです。
大きいわ~

さかなクンの絵も飾ってありました。


青果市場には野菜が盛られた宝船が展示されていました。
縁起が良いのだそうです。

青果市場のミニチュア模型
太陽光発電しているのですね~

夢市楽座も訪れました。
マグロと背比べできますよ。

夢市楽座は土曜日とあってかオープンしているお店が少なくて一寸しょんぼり
ですが、洋ちゃんが番組で訪れて食べて気にいったという梅干しを発見して、買ってきました。
一寸嬉しい


豊洲市場も夢市楽座も飲食店にはお客さんたちが並んでおり、結局豊洲で昼ご飯にはありつけず
朝食に海鮮をたくさん食べたから、まあイイか~
この日は10000歩ほど歩きましたが、一度訪れてみたかった場所に足を運べて満足しました

ちなみに市場前駅から新橋駅までは東京BRT(バス)が便利。
あっと言う間に新橋駅前に着きました。

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東京一泊二日旅~銀座のお店編

2024年02月25日 15時31分21秒 | ライフスタイル

2月23日(金)
私、またホテルの無料宿泊券が当たりまして今回は豊洲のホテルに泊まってきました。
その話題は後程として・・・

折角東京へ出るので、オープンを知って一度訪れてみたいと思っていた稲垣吾郎さんプロデュースのレストラン「BISTRO J_O」へ
SMAPのメンバーの中ではゴローちゃんが一番好きだったので、推し活ということで

店内はスタイリッシュな都会の雰囲気。

ノンアルコールのホットモヒートはショウガが効いていて体が温まります。

予約はランチコースのみ。
デザートのホワイトチョコレートのブラウニー(写真右下)が美味しかったです。


お隣のカフェでは「新しい地図」関連の商品を販売していました。

アーティストの絵画が展示されていて、中には香取慎吾ちゃんの絵もありましよ

店内はとてもカジュアルな雰囲気で、女性一人でも入りやすそうでした。
お客さんはゴローちゃんのフアンの女性が多かったのかな~


ランチ後は、こちらも存在を知ってから一度訪れてみたいと思っていた銀座のカフェ&バー「BAR十誡」へ
予約サイトとお店のシステムエラーで一寸トラブりましたが、何とか入店できました。

「”好事家の書斎”をコンセプトとした、感性を限りなく刺激するブックライブラリースタイルのカフェ・バー」なんだそうです。
何故このお店を知ったのか今となっては不明ですが、Instagramの怪しい写真に心惹かれました

メインはバーのようで、カウンター席もカッコ良さげ。
女性バーテンダーさんがいらっしゃいました。

アンティークのソファーがレトロシックな感じ
鹿の角のシャンデリアが、これまた謎の雰囲気を出しています。

本棚を拝見し、そのセレクトのマニアックな事~怪し気です。
この辺りは分かり良さそう

何となく懐かしい名前の本を手に取ってみました。
その懐かしさの基は青春時代の読書なのか、それとも教科書なのか
「汚れちまった哀しみに・・・」でしたね~

自家製フラワーシロップのレモネード(ローズ)を頂きました
気分は女学生か

古くからあるお店かと思いきや2015年オープンだそうです。
文豪や作品をコンセプトとしたカクテルやアフタヌーンティーなど、メニューも面白そうでした。
私のイメージの「大人の銀座」もしくは「探偵ロマンス」の雰囲気かな
機会があったらこの雰囲気が気に入りそうな友人を誘って、また訪れたいです。

ひとしきりまったりした後は新橋からゆりかもめに乗って、この日の宿の豊洲のホテルへGO
続く

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ドラマの公開セミナーへ#探偵ロマンス

2024年02月18日 16時12分26秒 | ライフスタイル

昨日は昨年放送されたNHKBSのドラマ「探偵ロマンス」の制作の舞台裏の話が聞けるというので、横浜情報文化センターまで出向きました。
「探偵ロマンス Dear Detective from RANPO with Love」は、20世紀初頭(大正時代)のまだ作家になる前の江戸川乱歩が、伝説の探偵と出会い、難事件に巻き込まれながらも成長していく・・・という、坪田文さん脚本のオリジナルドラマ。
伝説の探偵は草刈正雄さんが、若き日の江戸川乱歩を濱田岳さんが、謎の男は尾上菊之助さんという配役です。
一年ほど前の作品ですが、このドラマにすっかりはまって今だに余韻が残っているので、この公開セミナーに申し込みました。

何故はまったかというと、一つはミステリー好きとしては「江戸川乱歩」に興味が湧くし、一話を視聴してその舞台セットに魅了されたからです。
もちろん草刈さんのアクションも物語も素晴らしかったのですが、その舞台の街の作り込み具合が細部まで良くできていて、物語の時代背景や雰囲気を盛り上げているように感じて、とても感心していました。
そしてセミナーで「探偵ロマンス」の舞台美術が権威ある「伊藤熹朔賞」を受賞したと知りました。
素人目から見ても凄いと思ったのだものね。
その制作のイメージボード(写真を組み合わせたコラージュみたいなもの)も見ることができて、なるほど、こんな風に作り込まれたのか・・・と納得しました。

ドラマはドンパチドラマが好きな若手ディレクターの大雑把な企画から始まり、それを話し合いで肉付けして、脚本をお願いし、脚本家の方の意見でまた少しアレンジが加わり、キャストがはっきりと決まり・・・といった具合で制作されたそうです。
ドラマ制作はプロデューサーと脚本家ありき、だと思っていましたが、実際の現場は本当に大勢の方の協力で成り立っているのだと知りました。
メイキング映像も、とても面白かったです。

そしてドラマが4話しかなかったことに、自分で驚いてしまって
6話ぐらい観たと感じていたから。
それはたぶん物語が濃密だったことと、ドラマの前後のストーリーを自分で想像していたからかもしれません。
本当に美しく謎多く引き込まれる面白いドラマだったので地上波でも放送して欲しいし、エピソードゼロ&続編も期待したい
NHKにこの熱望が届きますように


横浜情報文化センターは日本大通りに面していて、県庁の斜め向かいにある歴史ある建造物です。

セミナーに登壇された美術担当の方のお話では、このドラマでは色々な関西の歴史的建造物内で撮影していて苦労も多かったそうですが「ドラマ映像での説得力が違う」のだそう。
歴史的建造物は時代を映す鏡のような存在なのかもしれませんね。
それが見る側にも伝わるのだと感じました。


日本大通りの植栽は、この時期は緑豊かなグラスガーデン

その中でチラホラと早春の花が咲いていたり

なんとアガパンサスも
冬咲きの品種があるのか、何かの間違いなのか・・・


夕方日本大通りではドラマ撮影が始まっていました。
ドラマ制作の話を聞いたばかりだったので、臨場感があるというか・・・その偶然に驚きました

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渋谷の植物園とドラマコンサート

2024年02月11日 12時28分23秒 | ライフスタイル

昨日は渋谷に出向くついでに、以前から訪れてみたいと思っていた「渋谷区ふれあい植物センター」へ足を延ばしました。
「日本一小さな植物園」として知られている本当に小さな植物園です。

ガラス張りの建物は、建物全体が温室のよう。
周りをオリーブやローズマリーといった常緑の植物が取り囲んでいます。

建物内部では陽ざしをサンサンと浴びて、温帯から熱帯系の植物が元気に育っています。

螺旋階段を上がると二階にはカフェとライブラリーなどがあります。

三階はイベントスペース

カフェでランチすることに
実はこの植物園を知ったのは「ガーデンカフェ」を紹介する雑誌だったの。
この植物園のテーマの一つが「育てて食べる」コミュニティ型植物園ということで、園内で栽培された野菜や、北海道や千葉のこだわりの野菜が使われているそう。
有機ケールとセサミのピザとボタニカルピンクレモネードと写真は無いけどミニサラダも頂きました。
ピザ生地の小麦はスペルト小麦の全粒粉だそうです。
なかなか美味しい

一階には水耕栽培の室内型菜園がありました。

植物園と聞くともっと沢山植物が植えられているような気がしますが、こちらの植物園は「植物の種」のような存在もテーマにしているみたい。
確かに~
パンフレットに書いてあるように「種とは、過去と未来をつなぐ、今そのもの」なのでしょう。
都会の中で、緑に触れ合う時間を少しでも多く持てるような機会を作っているのだと感じました。
土曜日のせいか、盛況のようで、それも一寸嬉しかったです


昨日のメインイベントは「TBS日曜劇場 VIVANT オーケストラコンサート」
ドラマのテーマ曲を作曲された千住明さんの指揮で、ドラマでBGMに流れていた曲をオーケストラが演奏するのです。
ドラマの大フアンだったので、チケット情報解禁後すぐに申し込んだら、当たりました
開場はLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)
開場前から沢山の人が並んでいました。

コンサートはドラマ「VIVANT」のメインテーマから始まり、一部と二部の構成で、オーケストラ後方のスクリーンにはドラマのロケ地モンゴルのダイナミックな風景が映し出されて、あらためてドラマと音楽の雄大さを味わうことができました。
ミーハーな私としては、ドラマの名場面など観られるのかとワクワクして行ったのですが、それは無く一寸残念
ですが、音楽から思い出される沢山のシーンを脳内再生して楽しみました
二部の初めには福澤監督がサプライズで登壇され、千住明さんと音楽や裏話苦労話等を聞くことができました。
ドラマの音楽は千住さんを含めたチームで作り上げられたのだそうです。
なるほど、そういう風に出来上がるのかと、興味深く伺いました。
ゲストのドラムさんがお喋りするのかと思いきや、設定上この度もスマホの林原さんの声で~ちょっと笑っちゃいました
オーケストラの生演奏は演奏者の動きなども含めて迫力がありますね。
とても素敵なコンサートでした

クリアファイルは記念品で、お土産に別班饅頭とテントのマークのハンドタオルを買いました。
(最終話の別班饅頭の後に、実は続きがあったそうですよ)

本当にこれまでに観た中でも一、二を争う素晴らしいドラマでした
世界配信が好評でありますように。

今年もミーハー全開な私です

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初めての劇団四季ミュージカル

2024年02月05日 10時22分01秒 | ライフスタイル

寒い日が続きますね。
今日は関東南部も雪の予報が出ています。
週末はカーリングの全日本選手権を観て過ごしました。
ストーンの動きにハラハラ、ドキドキ~楽しみました

先日は東京の竹芝まで劇団四季のミュージカル「アナと雪の女王」を観に行きました。
一度は劇団四季のミュージカルを観てみたい、と常々思っていたのですが、どの演目を観たものか・・・
と選びあぐねていたところ、年末の音楽番組で劇団四季の劇場からの中継で「アナと雪の女王」の「Let it go ~ありのままで」の歌唱シーンを目にして「これは観てみたい」と。
予約サイトで調べると、平日のせいか良さそうな席が残っていたのでチケットをゲットしました。

JR浜松町の駅から歩くこと数分、JR東日本四季劇場が見えてきます。

竹芝は東京のウォーターフロントなのだと、この風景を見て納得しました。
左側にはコンラッドホテル、中の緑は浜離宮恩賜庭園、水辺は東京湾、右側遠方に東京スカイツリーが見えます。
暖かい時期なら、海を眺めながら戸外でゆっくりするのも良さそうですが、この日は寒くて・・・

観劇前の腹ごしらえに、劇場の隣のビルの和カフェ「Tsumugi(ツムギ)」で「鯛出汁天茶漬け」と棒ほうじ茶を頂きました。
冷えた体が温まること
観劇の準備万端です


いざJR東日本「四季劇場」へ

三階に四季劇場(春)があります。

「アナと雪の女王」の本日のキャスト
テレビで観たエルサ役の方ではないのかな

場内の写真はここまで。
私の席は15列目のステージにむかって左側でしたが、ステージに近くてビックリ
オーケストラピットがステージの下にあるので、客席が一層ステージに近くなっていて、とても見やすかったです。

最新鋭のプロジェクションマッピングを使った舞台装置や映像&効果&音響などどれも素晴らしく、ダンスやお芝居も良かったですが、何より子役さんから主役脇役全員の出演者の歌が上手い
アナ役はアニメから抜け出てきたかのようだったし、エルサも素敵で、オラフはアニメ同様可愛くて~
他のキャストの皆さんも、まるで職人のように役になり切って、観客を物語の世界に引き込もうとしているみたい。
まさに原作の世界観そのままのよう
今までイロイロ噂を聞いていたので、劇団四季のミュージカルがここまでのクオリティーだとは思っておらず、今回実際に観劇し、ただただ感心&感動しました。
アンコールの演出も粋で、スタンディングオベーションが止みませんでした。
良いミュージカルを観ました~超満足

劇場を後にしても感動が収まらず、帰宅前にビル一階のタリーズ珈琲で小休憩
ホワイトチョコレートの乗ったカフェラテを頂きました。



4月後半から上演予定の神奈川芸術劇場での劇団四季「オペラ座の怪人」のチケットはすでにゲット
今回の体験で、次回の観劇がより楽しみになりました。
劇団四季の公演はロングランしているので、ガーデン巡りのオフシーズンの楽しみに加えようと思います。


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名建築でカクテルを

2024年01月18日 11時14分26秒 | ライフスタイル

せっかく日比谷に出向いたので、日生劇場の隣の帝国ホテルも訪れました。
前回の訪問時はマム(菊)で埋め尽くされていたホールのフラワーアレンジメントが、今回は真紅のバラ
こちらが定番のようです。
ゴージャス

観てきたばかりの「Tootsie」の山崎育三郎さんの衣装のごとく、バラは赤くキラキラ光っていました。

目的は前回入店しなかった「オールドインペリアルバー」
フランク・ロイド・ライト設計の「ライト館」の面影を伝える東京で唯一の場所なのだそう。

バーカウンターの壁面は木製に見えたのですが、お話を聞くと石でできていて、当時は煙草を吸うことができたので、その煙の影響であめ色になったのだそうです。
歴史を感じます。
(余談ですけど、このカウンターに「厚岸」というウィスキーが置かれていて、ワンショット約7000円とか

カウンターでオーダー後の待ち時間に「お好きでしたら~」と勧められた古い雑誌
きっと私のような建築フアンが沢山このバーにいらっしゃるのでしょうね。
記事と写真を眺めていると、当時にタイムスリップしたくなります。

店内奥の大谷石のレリーフは当時のままなのだそうです。

せっかくなので「ライト館開業100周年記念カクテル」をいただきました。
甘酒と豆乳とバーボンと卵白等、シャカシャカとシェイクする音がカッコ良いです。
(あっ10%割引券が写っている

金箔を乗せた記念カクテル
大変美味しくいただきました

帰りがけに入り口の角のスタンドライトが気になって伺うと、フランク・ロイド・ライトデザインのオリジナル製品なのだとか。
どなたかが寄贈したのだそうです。
店内の椅子もライトデザインに沿っていて、ピッタリ

二階のステンドグラスもライトのデザインっぽいです。


名建築の劇場でミュージカルを観て、その後名建築のホテルのバーでカクテルの飲んでと、この日も大満足の充実した一日となりました。
春になればガーデニングとガーデン巡りで忙しくなるので、冬は名建築巡り等で「美しさ」を感じに行きたいな~

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