旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

京都で花見旅 三日目 秀吉と小野小町

2023年04月06日 18時38分21秒 | 京都巡り

4月2日(日)

最終日は「そうだ京都、いこう。」のCMでも有名な醍醐寺を訪れました。
豊臣秀吉が「醍醐の花見」をしたお寺で、ここも世界遺産の一つです。
門前の枝垂れ桜が満開でした。

唐門がキラキラしていましたが、参道のスギやヒノキは平成30年の台風21号の被害にあい、倒木の恐れがあるということですべて伐採されていました

仁王門あたりの桜はほぼ終わっていました。
どうやら花見のピークには遅かったようです。

それでも世界遺産の建物群は見ごたえがあります。
金堂

五重塔

弁天堂

葉桜も

三宝院庭園が素晴らしく、ゆっくり見たかったのですが、庭園を見渡せる書院が超混んでいたので断念
桜の時期でなくても堪能できそうなので、次回以降の上洛時にしようと思いました。

境内で一服
桜色の和菓子が美味しくて~


醍醐寺の周りの土壁が傷んでいます。
これも台風21号の影響でしょうか。
桜の花びらが散って緑の苔を覆っていました。

霊宝館前の玉咲きの桜が満開で可愛らしかった
霊宝館内は撮影禁止なので写真はありませんが、歴史的な展示品の数々は興味深かったです。

醍醐寺のお休みどころ「雨月茶屋」でランチしました。
京都のうどんが好きなんですよ~
ごま豆腐も美味しかったです。

醍醐寺は台風21号の影響が至る所で見られ、クラウドファンディングで復旧資金を集めたそうです。
自然災害の多い日本で文化財を守っていくことの難しさを感じました。
できるだけ早い復旧を願って、チャリンチャリンと寄付してきました。


醍醐寺を後にして、歩いて15分ほどだという随心院門跡へ
小野小町ゆかりのお寺なのだとか。

ここへ来たのは次女の希望で。
「花咲く京都」キャンペーンの一つ「花の間」を見たかったそうです。
すべての花がアーティフィシャルフラワー(造花)で、そのフラワーアーティストさんの作品のようです。
華やかで艶やか

ただ生花だと想像していたので、う~ん・・・

花の間を後にして、京都駅でアレコレお土産を買いました。
伊勢丹の地下は心躍る空間ですが、混んでいて~
お目当てのちりめん山椒とくきほうじ茶とスィーツを買って新幹線へ
夕食は新横浜で頂くことにして、早めに帰路につきました。

私の「居酒屋新幹線」ならぬ「スイーツ新幹線」の京都からのお伴は中村藤吉の抹茶デザートと緑茶の綾鷹
小腹を満たすのにちょうど良かったです。

この度の京都での花見旅は、100点満点の満足度とはいきませんでした。
雑誌やネットの紹介情報に過度に期待したせいか、ところどころ「おもってたんとちがう」現象が・・・
それも旅の楽しみの一つでもあるんですけどね
私一人の旅と違って、京都に住んでいた事のある次女とは興味が違い、思いがけない面白さも味わえて楽しかったです。
久しぶりに同期と会えたことも喜びの一つ
I’ll be back,Kyoto.
ジパング俱楽部ありがとう

そして今回の旅行で確信したのが、私はやっぱり旅が好き

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京都で花見旅 二日目 朝活と京都御苑と地ビールと

2023年04月05日 11時37分07秒 | 京都巡り

4月1日(土)

朝からお天気が良く、朝食を食べに行きがてらホテルの周りを散策しました。
朝から境内にはいれるという佛光寺では枝垂桜が満開でした。

境内ではラジオ体操する方々も
まさに朝活ですね。

満開の枝垂れ桜の下でランドセルを背負った入学記念写真の前撮りをしている姿も見かけました。


この日の朝食は朝粥を食べに、京都紹介雑誌に載っていた富小路粥店さんへ
サイドメニューを頼んだので、ちょっとボリュームのある朝食になりました


朝食後、ホテルに戻る途中でパン屋さんを発見
お店の名前が「2/7」とは。
京都らしい建物の中はどんなパンが並んでいるのだろう。

どれも見事なパンばかり
クロワッサンと桜あんパンを買って、後でホテルで食べました。
クロワッサン、外はパリパリ、中はふっくらで美味しかったです

京都はパンの消費額が全国一多い県なのだとか。
お洒落パン屋さんも多いのかな
NHKbsのドラマ「京都人の密かな愉しみBlue修行中」を思い出しました。
こうしたブラブラ街歩きは思いがけない発見があって楽しいです。


昼間は次女とは別行動。
私が若い頃務めていた会社の関西在住の同期たちと約10年ぶりに再会し、久しぶりのお喋りとランチに盛り上がりました。
それぞれ生活環境が変わってしまったけれど、気持ちはあの頃のまま
それが同期というものかしら。


同期と別れてこの日の午後は私の希望の京都御苑で次女と待ち合わせ。
旧近衛邸後の滝桜にはギリギリ間に合ったかな。
薄紅色が美しいです

御苑内を散策し満開の桜を見つけました。

日陰になる芝生の上で休憩中の方々も。

しかしほとんどの桜は、今散ったばかり・・・という感じ
例年なら見ごろだったはずなんだけど・・・

桜の木の下は沢山の花びらで覆われていて、それも風情がありました。


旅の目的の一つの京都迎賓館のガイドツアーは15時30分に予約してありました。
入場前に荷物を預けたりセキュリティーチェックが合ったりと厳重です。
玄関扉は樹齢700年を超える欅の一枚板なのだとか

館内の庭園では枝垂桜が満開で、それが水辺と絵になって素敵
桜の頃に訪れることができて良かったわ。

館内は至る所に京都ならではの意匠が凝らされてました。
壁を飾る美しく精緻な織物と格子光天井が素晴らしいです

舞台扉には「きり金」が施されていました。

桐の間は掘りごたつ式になっていました。
また京都では4月初旬までお雛様を飾る風習があるのだそうです。

和船で舟遊びが楽しめるそうですよ

花筏にありつつある池では錦鯉が泳いでいました。

他にも見どころ沢山の京都迎賓館
情報量が多いせいか、他の壁面を飾られた織物が緞帳のように見えてきて・・・
以前観たNHKの紹介番組で抱いていたイメージとは違いましたが、素晴らしかったです。
こちらは内閣府が作った施設だそうで、宮内庁とは無縁だそうです。


京都御苑を後にして、夕食のお店に行く前に次女の思い出の新風館へ
中庭が緑豊かで落ち着く空間です。
次女が住んでいた頃と中のお店など変わっていたそうですが、お洒落でした。


夕食は次女の希望で京都のクラフトビールの飲める居酒屋「京のSAKESORA」さんへ
路地裏にある小さめのお店は、私にとっては非日常感

飲み比べビールがセットになった彩りおばんざいコースを頂きました。
三種類のクラフトビールはどれも違ってどれも良い~
お料理は見た目よりボリュームがあって美味しかったです。

デザートもついていてナイス

地元のクラフトビール(地ビール)は、私などには細かい違いなど分かりませんが、特別感があるし思いがけず好みのビールに出会えたりするのが、とても楽しい
私の新しい旅の楽しみの一つになりました。

最終日は「そうだ、京都 いこう」で有名なお寺へ 続く

 

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京都で花見旅 一日目  体験型観光と夜桜と

2023年04月04日 11時41分10秒 | 京都巡り

3月31日昼頃京都着

昼食を駅ビル内で食べて、私の希望で祇園にある「ZENBI 鍵善良房 KGIZEN ART MUSEUM」へ
一年ほど前に買った雑誌で紹介されていて、気になっていたので。



展示品は雑誌で紹介されていた展示と違い、京都で民芸運動の中心人物となった河井寛次郎氏のコレクションを中心とした作品群でした。
「民芸」には興味があるのでじっくり拝見しました。
思っていたより展示作品が少なかったのは残念でしたけど「民芸」を感じる事ができて良かったかな。

鍵善良房はくずきりで有名な老舗和菓子屋さんで、螺鈿のくずきり容器も展示されていました。

美術館を拝見後は、お向かいにあるZEN CAFEでお茶しました。
小さな隠れ家的カフェです。

和菓子と煎茶のセットを頂きました。
和菓子を盛ったお皿(手前)はベネチアングラスなのだとか。
こだわりを感じますね。
和菓子、さすがに美味しかったです

賑やかな祇園の表通りから細い道を入った裏通りにあり落ち着ける空間でした。


折角なので花見小路を散策しながら、次の目的地まで歩くこととにしました
ソメイヨシノが満開過ぎて、花びらがふるふる~

建仁寺境内の桜も見事に咲き誇り、枝垂桜も満開に

花吹雪とはいかないまでも、桜の花びらが散る様子に一層風情を感じるのは土地柄だからでしょうかね~
薄紅色の桜と寺の銀色の瓦屋根の色合いが、なんとも日本的な感じで美しかったです


次の目的地は次女の希望で「京都でも和菓子作り」
体験型の観光が好きなようです。

甘春堂(七条あたり)では和菓子作り教室を設けています。

約30人ほどが一斉に学べる教室で、大画面モニターが二台あり、その画面を見つつ説明を聞きつつ作ります。
大まかな材料と道具がすでに置かれていました。

一つ目に干菓子を作った後、二つ目は「ういろ」を使った上生菓子
ういろを丸型の大きさまで伸ばし、白あんをセットして、四つに折り畳みシナモンで模様をつけます。

三つめは「練り切り」の上生菓子つくり
途中の過程がありませんがピンク色の餡の中に白あんと黒あんを入れて丸め、指で押しながら桜の形に作ります。
そこに三角の棒でも切り込みをつけると桜らしい形に

干菓子は「きざと」で桜の型で抜き、名は「桜」
桜の真ん中に黄色い蕊を付け、名は「宴」
ういろにはくぼみを入れて、名は「胡蝶」
この三つは持ち帰り用で、小箱と黒文字が用意されていました。
我ながら上出来ではないかしら

最後にここで食べる和菓子を作りました。
きんとん用の餡(右上)を籐製の裏ごしで通し、餡をそぼろ状にして黒あんの周りに箸で付けていきます。

花びら型の干菓子を付けて、名は「うららか」
お抹茶と一緒に頂きました。

手作り和菓子、食べるのが勿体ないぐらい可愛いの
何でかな~と考えてみたら、どれも自分の手の中で作り上げるからではないかしら
一つ一つに名前もあり、愛着ひとしおです
和菓子作り、面白かった~
どれも美味しくいただきました


和菓子作りの後は電車で移動して、夜桜見物に二条城へ
開催中のネイキッドフラワーズのプロジェクションマッピング「NAKEDFLOWERS 2023 -桜ー 世界遺産二条城」を見るためです。
こちらも次女の希望で予約済み
当日券の長蛇の列に並ばずに済んで良かった

文化財にプロジェクションマッピングするイベントで、ここでしか見られない現代アートかもしれませんね。

陽がすっかり落ちると、更に輝きが増します。

城内の桜のライトアップも見事で、十数年前に夜桜見物に訪れた時とは雲泥の差かも
幻想的で見事でした。

内堀のプロジェクションマッピングは見ごたえがありました。
移り変わる映像がお濠の水面に映えて更に美しいの
アプリで登録すると名前が映像の中に映し出される仕掛けになっているようです。


夜桜とお月さまをパチリ

二条城の桜は満開で、ライトアップされると一層輝くようでした。
昼間も見たいな~と思いましたが、この漆黒と淡いピンク色のコントラストは夜しか見られませんよね~
「夜桜お七」か

 

休憩スペースもあり、抹茶ラテとぜんざいを頂きました。

内堀でのプロジェクションマッピングを動画に撮りましたので、興味のある方はクリックして見てね

二条城ネイキッドフラワーズ2023春 - YouTube


この日は16000歩ほど歩いたでしょうか
疲れてレストランを探すのも面倒になり、夕食はホテル近くのビストロで軽く済ませました。

今年の桜は例年より早く咲き始めたので、もう終わっているのかと思いましたが、何とかまだ花を見ることができて本当に良かった
と思いながら一日目の眠りにつきました。

京都お花見旅は続く

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京都で桜とイベントと~ハイライト~

2023年04月03日 09時43分18秒 | 京都巡り

先週の金曜日から二泊三日で、京都へ行ってきました
次女が住んでいた頃は一年に一度は訪れていた京都でしたが、次女が帰宅してからは少し遠くなった京都
でも相鉄新横浜線が開通したら、すぐにでも京都へ行こうとコロナ禍前から計画していました。
今までの半分の時間で新横浜まで行けるようになったので

ならば桜の季節に~と。

祇園の小美術館やら、

有名寺院やら、

和菓子体験もして、

華やかな夜桜見物


滝桜を見た後は

桜が描かれた織物を拝見し、


豊臣秀吉も眺めてであろう桜の名所へ赴き

平安時代に思いを馳せ

 

と、盛りだくさんの旅でした。
情報量が多いので、写真を整理しつつ小出しでアップします。
旅好き、京都好き、桜好きの方は特に、お楽しみに


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そうだ 京都 行こう 2014秋(後編)

2014年11月16日 15時33分18秒 | 京都巡り

二日目は、今までに訪れていなかった世界遺産のお寺へ向かいました。

一度は見たいと思いつつ、次女が在京中は工事中だった龍安寺の石庭。
15個の置き石は決して一度に見えないのだとか。
確かに何度数えても14個。
白砂が雲に見えたり海に見えたり・・・各人の感性でどう解釈しても良いのだとか。


龍安寺は石庭以外にも見どころがあるんですね
山水画のような襖絵は龍がモチーフなのかな。

鏡容池(きょうようち)は、本当に鏡のように風景を映しておりました

知足の蹲は当時のエスプリが効いているんでしょうかね~
それにしても次々と修学旅行生たちや社会科見学の小学生たちやら外国人観光客やらが訪れ、たいそう賑わっており、静かに座って思索するのは・・・
早朝が良いそうです

 

          


京都の晩秋は冷えますね~
体を温めるために、次女が学生時代よく通っていたカフェ「山猫軒」でコーヒーブレイク

マシュマロコーヒーが面白かった

 

           

この日は59番の市バスが時間通り来なくて、待ち時間ばかり長くなるので「きぬかけの路」を仁和寺まで歩きました。
10分~15分ぐらい掛かったかしら。
仁王様が出迎えてくれました。


仁和寺の木々は早めに色付いているようで、色付いた紅葉と五重塔のコラボを見ることが出来ました


仁和寺は第59代宇多天皇が開基だそうで、お寺ながら皇室の雰囲気が多々見られるそうです。
右と左に桜と橘が植えられている書院前の庭。

宸殿(しんでん)の北庭はしっとり落ち着く美しい景色で、五重塔も見えました。

 

中でも私が一番気に入ったのは欄間
このレースのような彫り物が、庭の紅葉を一層引立てているのだと感じました。
凝った手仕事と優美な文様が素敵

工事中の場所もありすべてを見ることのできなかった仁和寺。
桜が有名だそうなので、その時期にまた訪れたいです。

 

              

二つの世界遺産を見た後はバスに乗って北野天満宮へ。
次女の受験の際も合格祈願に来てお参りし、そしてご利益のあった神社。
きっと次女の今後も何かしら願いをかなえてくれるかも
秋になって道真公の句が架け替えられているようでした。

神頼みの成果はいかに。

今後の私たち母娘の行い次第でしょうけど、お参りすると、なんというか、晴れ晴れしたような気分になります。

神様、仏様、天神様 宜しくお願いしま~す

 

 

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目的地はすべて巡って遅いランチ。
新京極の「かねよ」で「きんし丼」を頂きました。
ただの卵焼きと思うなかれ

卵焼きの下には鰻が隠れているのです
卵焼きも鰻もとても美味しかった
また食べに行きたいお店リストに入れました。

 

その後は河原町やら木屋町やら錦市場やらを次女の先導で行ったり来たりしながら 最後に次女が行ってみたかったという喫茶店「ソワレ」へ。
とてもレトロな内装で、明治大正昭和初期といったムード満点
次女は人気のゼリーポンチ(手前)を、私はミルクゼリー(奥)を頂きました。
タイムスリップしたみたいな不思議な気分になれる喫茶店。
女子に大人気のようです。

 

京都のお土産はいつもの阿闍梨餅や漬物や錦市場の卵焼きなど。
自分へのお土産にはseisuke88のメガネケースを。
以前TV番組で知って、そのテキスタイルに惹かれていたんです。
独特のパターンや色使いが面白いの。
注文したPC用のメガネを入れようっと

よーじやのフェイスマスクは次女が私に買ってくれました。
「よーじや」ってあぶら取り紙しか知らなかったけど、化粧品メーカーなんですね。

日々紫外線浴びまくりの母も、頑張らなくっちゃね~

 

多方面から「美」を学びつつ、日々のガーデニングに生かしていけたらと考えている私にとって、旅はイマジネーションの宝庫
それが植物からであってもなくても、何かしら感性を刺激し豊かにしてくれると思います。
特に京都にはまだまだ学ぶべき事が沢山隠れていると思うの。

母娘の思いつき京都旅行記にお付き合いくださりありがとうございました。
少しはお役にたてますように

 

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そうだ 京都 行こう 2014秋(前編)

2014年11月15日 11時16分31秒 | 京都巡り

思い立ち、13日から一泊で、次女と京都へ行ってきました
この時期は紅葉シーズンが始まったばかりのせいか、宿も前日に予約でき、新幹線は当日でも指定席がとれ、旅に気持ちの余裕を持って出発できました。

今まで二度ほど紅葉の時期の京都を訪れているので、この度は初めての場所、貴船神社へ。
紅葉の時期のイベント、紅葉灯篭を見に行くことにしました。

貴船は夏の方が有名な場所なのでしょうが、この時期は途中叡山電車が通る紅葉のトンネルが綺麗
展望列車に乗ると、紅葉のトンネル辺りではスピードを落として走ってくれます。
写真はブレブレですが 風景を楽しみながら乗ることが出来ました
もう少しトンネルが長かったらな~

夏は川床でにぎわう貴船川も秋は静かな佇まい。

貴船の紅葉の色付きは3割ぐらいかな。
それでも秋の風情を楽しむ事が出来ました。
神社では水占いをしたり、「夢守火参り」なるお参りをしながら、日没を待ちました。

 

陽が陰るにつれて気温もどんどん下がり体が冷えてきたのでギャラリーカフェで一服
作家さんたちのとても個性的な器で頂きました。


夜の帳が降りると、貴船川に置かれた灯篭が一層明るくなり幻想的に

 

駅の紅葉もライトアップされ、帰りの電車を待つ間も晩秋の貴船を楽しめる仕掛け。
撮り鉄さんならもっと上手に撮れるのでしょうけど・・・


ライトアップされた紅葉のトンネルを通って、今宵の宿へ向かいました

 

 

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宿は老舗旅館「祇園吉今



近所の通りはいかにも京都らしい雰囲気の骨董店街。

お部屋は7.5畳~8畳の広さの離れに。
お部屋からは中庭を眺めることができる和のお宿。

祇園にも河原町にも先斗町にも駅にもバス停にもアクセスが良い場所で、サービスも丁寧で良かったし、次女の経験になったとは思うけど・・・
日本の旅館となると、お布団を敷いたり上げたりしていただくタイミングとか、寸志(しませんでしたけど)とか、ホテルと違って余分に気を使うこともあり、やっぱり面倒くさがり屋の私には苦手な場所みたいです
外国人なら、きっと異文化体験として楽しめると思うのですが、自分は日本人だと思うから和の作法を「意識しすぎる」のかもしれない。

 

            

 

この日のランチは以前雑誌で目にして気になっていた花見小路付近にある「和バル OKU
入り口付近も京都の雰囲気。

内装も和モダンでオサレで◎
食事はランチの「OKUのおばんざい」を頂きました。
どれも品の良いお味で美味しかったけど・・・量が少ない・・・
お腹が満たされなかったのが残念でした

 

 

何故突然京都旅を思い立ったか・・・

次女は仕事上、私はプライベートで、このところトラブルが続いていて、二人ともドンヨリとした空気に包まれている気がして・・・

コレではいけない 厄払いしないと と。

鎌倉の神社でも良かったんですけど、それでは日常から離れられない。

なので、日本で一番のパワースポットのある地京都へと足を運んだのでした。

後から調べてみると「貴船」は「気生根」と書いてキフネと読んだそうで、「気力が生まれる根源の地」という意味とか。
場所の選定はあながち間違いではなかったかも

 

続く

 

 

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京都、I'll be back!

2012年03月31日 16時31分03秒 | 京都巡り

22日は引越しの日でした。
翌日の部屋の引渡しに備えて、烏丸に宿をとりました。
午前中少し時間があったので、一旦ホテルに荷物を預け、次女が前年のお札を納めに行きたいと、近くの六角堂へ出向きました。
お寺のお札はお寺へ、神社のお札は神社へ収めなければなりません。

六角堂は聖徳太子創建の、いけばな発祥のお寺だそうです。
ますます花とのご縁があるように手を合わせてきました。

その後引っ越し屋さんに荷物を預け、ヤレヤレ
これから美味しいものでも食べに行こうか
なんて思っていたのに・・・急に次女の体調が悪くなり・・・
夕食もそこそこにホテルへ戻り、休ませましたが・・・夜中に高熱を出し、翌23日、部屋の引渡しを終え、その足で市立病院へ。
幸いインフルエンザではなく、処方された解熱剤を飲んでしばらくすると熱が下がってきて一安心しましたが、結局一晩延泊しました。

予定外の宿泊で身の回りの物が足りず、熱のある次女をホテルに残し、私一人河原町まで買い物に出たついでに、ちょっとだけ足を伸ばして建仁寺へ。
そんなんなので、カメラを持っていかずSDカードの入っていない携帯で撮影した画像がこれだ!1,2,3

大方丈は足場が組まれ工事中           法堂の竜は勇ましい

  

潮音庭にて暫し佇み

駆け足で「風神雷神図屏風」や襖絵など拝見してきました。
大方丈屋根葺き替え工事は2014年ぐらいまで続くそうなので、その後再び訪れよう、と心に決めました。

そして祇園の「鍵善良房 本店」で一休み。
きび餅のぜんざいとお薄、たいへん美味しく頂きました。

 

買い物を終えたのは午後5時ごろ。
高島屋のデパ地下では割引セール中だったので、有名料亭のお弁当を買ってホテルに戻りました。

翌日の朝、次女の熱もすっかり引き、頭痛はあるみたいでしたが、帰宅しました。



次回京都へ来る事ができるのは何時になるやら・・・
JR伊勢丹8階のお食事処で、京都の山々を眺めながら、湯豆腐と引き湯葉などを私だけ(次女は食欲無しなので)、お名残惜しくいただきました。

 

近い将来必ず訪れるからね~ その時は一人でネ

 

 

 


弘法さん、こんにちは

2012年03月31日 10時10分08秒 | 京都巡り

21日は京都の東寺に市のたつ日です。
北野天満宮の「天神さん」に対し、「弘法さん」と言われています。
タイミング良く21日に京都に居るし
「天神さんは着物のお店が多いけど、弘法さんは陶器のお店が多いんだって」と、次女に言われ、違ったタイプの市を見られそうなのでワクワク

東寺の門前は人だかり
以前、文化財を見に来た時とは、人も雰囲気もまるで違っていました。

境内には想像以上にお店が在って、食べ物の屋台や、和服洋服、古物新品、なにやかや・・・と雑多な感じで、夜店チック
陶器も面白いものがあったのですが、今回の旅は「引っ越し」なので、荷物は少なくするをモットーに、ガマンガマン

植木も沢山ありましたが、さらにガマンガマン

しかし、「今回作った着物に合わせて帯が欲しい。」と次女が言うので、西陣の織元が出しているお店で、お手頃価格をさらに勉強していただいて、黒地の京袋(名古屋)帯を買いました。
似合っているだろうか・・・次女が満足しているので、ま、イイカ

卒業式に草履を壊してきたので、それも弘法さんで買いました
着る度に、履く度に、自身が住んでいた京都の街を思い出してくれるといいな~、と思います。

 

             

 

この日ではないのですが、京都らしい駅近くのカフェに行ったのでご紹介。

駅ビルのSUVACOという一角にある「中村藤吉京都駅店
休日は入店できるまで約30分待ち。でも、その甲斐がありました
抹茶ゼリーは甘さ控えめでツルンツルンと美味しくいただけます アイスクリームは濃い~

宇治にある老舗の茶業店のカフェだそう。
せっかくなのでお抹茶も。ちょっと苦め

次女は抹茶のシホンケーキを。フワフワ~


抹茶ゼリーがとても気に入った私。
新幹線の駅中のお店でも売っていたので、買って帰りました。

 


 


レトロモダンな京の街

2012年03月29日 10時08分05秒 | 京都巡り

 3月20日
北野天満宮を後にして、友人と待ち合わせ、初めて錦市場へ行きました。
一度は訪れてみたい場所だったのでワクワク
当日は祝日とあって混雑していましたが、それもお祭りチックで楽し

思っていたより長いアーケード。食品や雑貨や陶器やら色々なお店が在るんですね。

大好物の牡蠣のお店を発見
焼き牡蠣専門店です。
実はこの日は眺めるだけでしたが、どうしても心残りだったので、翌々日足を運んで焼き牡蠣食べちゃいました。
ふっくらして美味し~
お店の奥ではお酒もほかの料理もいただけるスペースがあり、次回は飲むぞ~と心に決めました。
(先日「はなまるマーケット」で紹介されていてビックリ

ランチは友人お勧めの鰻屋味彩 のと与」で。
1階が魚屋さんで、脇の階段を上がっていくと、お食事処があります。
私たちは待たずに入れたのですが、食事を終えてお店を出るころには階段に行列ができていたので、人気店なんでしょうね。
腹開きの鰻を食べるの、初めて。
香ばしく表面が焼けていて、ちょうど良い甘辛さ加減で、美味しかったですよ

 

食後は友人が「一度行きたいと思っていた」というイノダコーヒ本店」へ
70年余りの歴史があるコーヒー店です。


店内はいくつかのフロアーに分かれていて、私たちは禁煙の2階の大きなフロアーに案内されましたが、1階にはレトロなレンガ造りのスペースや、中庭や上の写真左隅にも写っている白い建物などもありました。
友人は「アラビアの真珠」というミルクと砂糖が入っているコーヒーを、私はブラックが好きなので「エクストラ」をいただきました。
初めからミルク&砂糖が入っているなんて、珍しいな~

 

 

コーヒーブレイクの後、駅へ向かう道すがらレトロモダンな建物が
京都文化博物館 別館」は、以前は日本銀行の京都支店だったそうです。

建物内は吹き抜けの大天井がレトロで素敵
明治時代の銀行って、美意識高いですね。

銀行らしく、カウンターに設置された上下窓の細工が凝っていて、美しいったら
今は貸しホールになっているようで、ちょうど趣味のクラシック音楽教室の発表会が行われていました。

 

なんとその並びにもレトロな建物発見
こちらも明治時代に建てられた「中京郵便局」。
いまだ現役のようで、祝日故お休みで、中に入れませんでした。中は普通なのだろうか

 

すっかり京都のレトロモダンな建物に興味を持った私。
その他に街で見つけた建物をピックアップ。

以前「北國銀行」だったというレンガ造りの建物。
今はレストランになっています。

 

「みずほ銀行京都中央支店」
こちらは明治時代の外観を再現した物だそうです。

 

京都というと、今まで神社仏閣しか思いつかなかったのですが、明治時代の建物(復刻も含めて)がたくさん残っているんですね。

古代からの日本の歴史も、近代の歴史も、一緒に感じられる街だったんだ

古い物を残せる環境があるって事だとしたら、貴重だわ

 京都で「レトロ」となると歴史を遡っちゃいそうだし・・・明治時代って「レトロモダン」の枠ではないのかしら。

 


ありがとう、天神さん

2012年03月28日 08時42分48秒 | 京都巡り

3月20日は次女の卒業式でした。
朝7時に貸衣装屋さんへ出向き、着付けとヘアーセットをしてもらい、会場へ向かいました。
「学位授与式」と書かれた門の立て看板の前には写真撮影の列。
私たちも並んで記念撮影。

お天気にも恵まれ、キャンパス内は袴や振り袖姿の女子卒業生たちで華やかな雰囲気でした


キャンパスでの記念撮影をした後、私は一人北野天満宮へ、お礼参りへ。

受験時から今まで、大変お世話になりました。
無事、4年で卒業できたのも、きっと天神さんのおかげです。

例年であればこの時期満開も過ぎているであろう梅は7分咲き程度。


紅梅は更に咲きようが遅いみたい。

 

薄桃色の枝垂れ梅はちょうど見ごろ。


キャンパスで見た女子学生の髪飾りのような可憐な枝垂れ梅が、春らしい

 

今冬は、本当に全国的に寒かったのですね。
おかげで記念の日に可憐な花を見ることができて嬉しい限りです

あれから早一週間。
もう梅園も満開を迎えているでしょうね。
卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます。