旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

『帰ってきたあぶない刑事』

2024年05月26日 16時19分19秒 | 月一映画

昨日は横浜の映画館ブルク13に『帰ってきたあぶない刑事』を観に行きました。
この日のこの時間は、同劇場での舞台挨拶付き観賞券が販売されていましたが、先行抽選にハズレ一般発売にハズレ(一秒で完売)
結局、舞台挨拶中継付き観賞券で観ることができました。
同じ劇場の隣のスクリーンに主役たちが登壇していると思うと臨場感が違うので、この映画館にしたのです。
チケットは首尾よくゲットできましたが、それも販売開始後程なく、ほぼ満席になったようです。

70才過ぎてもカッコ良い二人
ダンディー鷹山&セクシー大下

映画はお約束のシリアスありお笑いありお洒落感ありで、往年の「あぶ刑事」を感じさせてくれました。
物語は娘かものヒロインを守りつつ、カーアクションや銃撃戦やらで、横浜で悪さする悪党をやっつけるのです。
相変わらずのエンターテイメントぶりで、舘さんも恭兵さんも、70才過ぎてもカッコ良い
ただいつまでも若くいて欲しいと願うフアンの一人としては、二人の老いを感じるシーンにちょっぴり切なくなりました
それも笑い飛ばしてしまうのが「帰ってきたあぶ刑事」なのでしょう。
敵役のキャラクターに、もう少し深みがあると、より盛り上がったかな~と思います。
今までにない物語ではあったけど、今までより物語が単純だったような気がします。

舞台挨拶の中継では、写真30秒だけOKのコーナーがあり、スクリーン内の皆さんをパチリ
こんな派手派手のスーツも似合う恭兵さん、やっぱり素敵


映画を観終えた後、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルへ
ラウンジ&バー「マリンブルー」で、映画「帰ってきたあぶ刑事」とコラボしたカクテルが期間限定で提供されています。
その名も「大バカもの!」
ドラマシリーズの最初から途中まで登場していた近藤課長の台詞から名前を付けたそうです。
ジンジャー等の一寸ピリッとした味わいが、ドラマの中でタカ&ユージを叱る近藤課長のようなのかな。
ハンマーヘッドを眺めながら頂きました


何度も映画を観ているけど、今回はパンフレットを買いました。
ホテルニューグランドの階段で写真を撮らねば

この度の映画では、今までにないプロモーションをしていて驚きます。
主役のお二人は驚くぐらい駆り出されていて、おかげで楽しませていただけているわけですが、ちょっと心配
ですが、これで最後かと思うので、全力で乗っかろうと思います

長年にわたり同シリーズを続けてきたスタッフ&俳優陣の皆さま、38年間お疲れさまでした
今後は再放送で楽しもうと思います。

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米アカデミー賞のアニメーション映画とテラスガーデン

2024年03月15日 20時58分15秒 | 月一映画

今日は米アカデミー賞長編アニメ映画賞をゲットした宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』を観てきました。

同名の本はありますが、内容はオリジナル。
戦時下で母を亡くした後、父親が母の妹と結婚し、父の仕事場と新しい母の暮らす田舎に引っ越した後のお話です。
背景が戦時下であり、多感な少年時代であり、新しい地域や母親との葛藤や、少年の自我や混とんとした心象風景など、複雑な要素がカラフルな少しコミカルでファンタジーな映像と物語で表現されているのかな~と感じました。
普遍的なテーマと、圧倒的な画力と表現。



作中のどれがなにを表すかなどは、作者のみ知りえることで、見る側に感じ方を投げかけているような気もします。
私の勝手なイメージとしては、村上春樹のようでもあり、不思議の国のアリスのようでもあり、カモメのジョナサンのようでもあり、それらが内包されている感じかな

その昔「海辺のカフカ」を読んだ後、「ふ~ん、だから何」と感じてしまったのを思い出しました。
若い頃に出会えていれば、もっと違った感想を持てたかもしれません。


映画館のあるビルの6階にガーデンテラスがあります。
初めて立ち寄ってみましたが、これがナカナカ面白い植栽

アーバンという感じでしょうか。
オーストラリアンプランツなど多く植えられているようでした。

サボテンやミモザアカシア、ユーフォルビアなども

ガーデンテラスに面したビル内にはカフェやバー等、一寸洒落なお店がいくつかあったので、次回の映画鑑賞の後はここで感想をまとめるための時間をとろうと思います。
屋上ガーデンも良いし、NEWoMan横浜はなかなか面白いショッピングビルです

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応援の気持ち

2024年02月13日 08時42分26秒 | 月一映画

数日前のテレビ神奈川のニュース番組で横浜高島屋で金沢の和菓子屋さんが「和のバレンタイン」(~14日)と称して和菓子を販売する、という話題を取り上げていました。
「震災の応援にもなりそう」との話だったので、和菓子が大好きな我が家では、これは買いに行かないと
ということで、昨日横浜まで出向きました。
10時半ごろ到着しましたが、売り場はとても盛況で多くのお客さんが訪れていました。
この企画は三回目だそうですから、皆さん知っていたのかな
金沢の和菓子はキラキラしています



せっかく横浜まで行くのだから映画でも観ようか、と思い調べていたら、加賀温泉が舞台の映画が公開されていました。

レディ加賀
実際にあった旅館の女将たちの観光プロモーション「レディー・カガ」から着想を得たのだとか。
小芝風花さん演じる老舗旅館の一人娘の成長物語であり、町おこし的な物語かな。
タップダンスが素敵でした。

この度の震災が無かったら観に行っていないかもしれません。
震災復興に役立つわけではないけれど、少しでも応援の気持ちを表したいな~と思って。
この映画は震災前に作られていたのでしょうが、それまでと現在の加賀温泉の苦難とを考えると、とても心が痛みます。
映画としては平凡だったけど、映画の中での女将さんのセリフのように、きっとこの苦難を乗り越えることができると信じています。
加賀温泉を応援したくなるような映画でした。
いつか訪れてみたいです。


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白銀の世界とアクションと~映画『ゴールデンカムイ』

2024年01月26日 11時59分04秒 | 月一映画

昨日は先週封切で以前から気になっていた映画『ゴールデンカムイ』を観に行きました。
北海道が舞台、ということもあるし、周りにこの映画の原作のフアンが多いので。

原作漫画は数ページで、アニメは一回でリタイアした私ですが、映画は本当に楽しめました
所々グロテスクな場面はあるものの、映画なので観やすく作ってあるようです。
白銀の山々や林の風景が美しく神々しく、血みどろのアクションは激しく、しかし所々ほっこりするシーンもありと、あっという間のニ時間強でした

期待通りアシリパさんが勇敢でピュアでカッコ良いです
山田杏奈さんはピッタリ目力があります
舘さんはバイクを馬に乗り換えてもカッコ良いです
白石役の矢本君も面白いし、たぶん他のキャラクターの再現度も高いのでしょう。
主人公役の山崎君は一寸カッコ良すぎでしょうか。

そしてアイヌ文化に対するリスペクトも感じました。
「ウポポイ」でもイベントを開催するようです。

原作を知らなくても楽しめる映画になっていると思います。
最後の最後まで目を離してはいけないです。
映画は長い物語の序盤なのだとか。
続編はあるのでしょうか。
それも楽しみです。


日本アカデミー賞で、昨年観た「ブルージャイアント」が優秀アニメーション作品賞と優秀音楽賞を受賞したとか。
それも嬉しいニュースです
「PERFECT DAYS」には最優秀作品賞をとって欲しいな。

今年の映画鑑賞は良き始まりのような~

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何気ない日常が愛おしい~PERFECT DAYS

2024年01月06日 10時36分01秒 | 月一映画

年末の公開だったのですが、忙しくて観に行けなかった「PERFECT DAYS」を、昨日横浜へ観に行きました。
カンヌ国際映画祭で、主人公役の役所広司さんが最優秀主演男優賞をとった話題の映画です。



物語は東京の公園の公共トイレの清掃員の日常とエピソード。
一人暮らしの主人公の毎日のルーティーンの中の細やかな幸せだったり、突然の出来事だったりが映し出され、そして映像では表現されない人生の奥行までも感じることができる、そんな映画です。
セリフの少ない映画だけれど、役所さんを観ていると心の機微まで伝わってきて、一寸泣けました。
これは最優秀主演男優賞でしょう
「木漏れ日」って日本独特の表現なのだと知りました。
音楽も良かったな~

何気ない日常がたまらなく愛おしくなるような映画。
震災の後だから更に心に響いてきたのかもしれません。
この映画が今年一本目で良かった
超おススメです


桜木町駅前ではウィンターチューリップが咲いていました。

こうした駅前の植栽マスの中にもアイスチューリップを植えこむあたり、流石横浜


2023年最後に劇場で観た映画は「ゆとりですがなにか インタナショナル」

ドラマは三話ほどでリタイアしたけれど、主人公たち3人の個性に興味があり、映画ならまとまった話になっているかも、と思って観に行きました。
ドタバタコメディで、でもナンセンスではなく、リアリティもあって、あざとさも程よく面白かった。
ドラマより映画の方が私としては観やすかったです。
岡田君、お美しい顔立ちなのに周りに翻弄されて困り果てる様子が面白く、コメディでも映えるのだから珍しい存在かも。


ドタバタしたコメディ映画から~の静謐な日常の映画と、自分でもふり幅が広いな~とあらためて笑っちゃいました。
でも不思議なことに、カンヌ映画祭で日本人初最優秀主演男優賞をとったのが柳楽くんで、その19年ぶりが役所さんで、そんな偶然も面白いものです。

今年はどんな映画に出会えるのかな
DVDのサブスク(レンタル)をやめたけれど、時間ができたので映画館に足を運びたいと思います。


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9月封切の映画と屋上庭園

2023年09月27日 16時19分49秒 | 月一映画

9月も間もなく終わります。
アチコチ出かけていましたが、合間に9月劇場公開の映画を観に行っていました。
スクリーンで観たかったので。

こんにちは、母さん

物語の舞台は平成なのだろうけど、下町の話でもあるし、映画は昭和の匂いがしました。
吉永小百合さんが主人公ではあるけれど、大泉洋ちゃんの方が多く映っていて、フアンとしては嬉しいかな
観客は吉永小百合世代かそれより年上の方々が多かったです。
山田洋次監督作品だから、これらの世代に人気があるのかな。
登場人物に悪い人が居なくて、ちょっぴり切ないけど、ほっこりする映画でした。
昔の写真等に仕掛け!?があって、わかる人にはわかって気づくとちょっと面白いかも。


ミステリと言う勿れ

ドラマのフアンなので、映画化を楽しみにしていました。
前半はドラマの復習的な感じで、主人公の整君がどんな青年なのかわかるので、ドラマを観ていない人もわかり易いし、ドラマフアンなら思い出して嬉しいかも
物語には若干オドロオドロシイ下りもあるけれど、二度楽しめる展開!?で満足。
整くんの正論交じりのお喋りは、時に厳しいけどスカッとするし、優しさに溢れていたりするところが好きかな

映画館の整くん(菅田くん)のパネルの前で「可愛い」と言いながら写真を撮りあっている老夫婦がいて、きっとドラマからのフアンなんだろうと思いました。
分かるわ~その気持ち。


劇場版シティハンター 天使の涙(エンジェルダスト)

「シティーハンター」のフアンで、前作がとても良かったので、期待して観に行きました。
途中まで興味をもって観ていたけれど、中盤で違和感を感じ始めたのは、脚本のせいなのか演出のせいなのか・・・
自分のシティーハンターに対する思い入れのせいなのか。
映像は綺麗だったけど、結局物語の中に入り込めず終ってしまいました。
エンディングの「ゲットワイルド」が心に響かなかったのは、初めてかも
もっと海坊主にも活躍して欲しかったな。

オマケ(写真上)をもらえたのでラッキー


昨日は映画の上映時間まで間があったので、映画館の入っている商業施設ニュウマン横浜の屋上庭園「うみそらデッキ」へ行ってみました。
お天気が良く見晴らし最高

季節の花が咲く庭園では、今はサルスベリとヒガンバナが満開です。

赤いヒガンバナ群は、どこか幻想的でもありますね。
思いがけず見ることができてラッキーでした

不思議なことにジューンベリーの花が咲いていました。
花の時期ではないはずなのに・・・気候のせいなのかな
実が一粒もないのは野鳥に食べられたからでしょうか。

これからブラシの木に沢山花が咲くのでしょうね。

爽やかな秋のお出かけに、都会であってもこうした緑が見られると嬉しくなります。
上映時間を待つ間も良いですが、映画を観終わった後、自分の感想や感情を整理するのにも良い場所かもしれないな~

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追記:TBSのドラマ「VIVANT」が面白すぎて、映画が霞んでいなくもない、そんな9月でした。

 


4月半ばから8月初旬に観た映画

2023年08月24日 15時43分15秒 | 月一映画

ガーデニングとお出かけと帰省にかまけて映画の感想をアップするのを忘れていました
ボチボチと観てきたので、私の備忘録にお付き合いください。
また、これからのDVD鑑賞等の参考になれば幸いです。

4月~5月に映画館で観た映画

「生きる LIVING」

黒澤明監督の「生きる」を観たことがないけれど、イギリスに場所を移しても普遍的なテーマや物語は変わってないのでしょう。
今まで無為に生きている時間が多かったかも、と人生が終わり近づくと特に感じるものかもしれません。
物語の舞台である70年前と今とでは価値観が違うと思うけど、人間は本質的に同じだと思います。
生きている実感とか、幸せとか、向き合わざる負えない死とか・・・
主人公の行動は、たとえそうだとしても勇気がいったことだろうと思います。
その勇気が生きている証になるのかも、とも。
人生100年時代、生き方を改めて問うているのかな~と感じました。
古典的だけどお勧めの映画です


「ハマのドン」

今回の横浜市長選は、市民でなくても身近で(神奈川県民だし)そのゴタゴタ(争点)にも注目してました。
「横浜にカジノはいらない」
そう公言する主人公の「ハマのドン」に対して嫌悪感を持っている人も多々いるだろうけど、このドキュメンタリーを観るだけでは、主人公は戦争を経験した昭和のガンコ爺さんのようにみえました。
育った環境が一般人とは違うとしても。
そんな本人とは住む世界が違う一般庶民とも協力を惜しまずカジノ反対に邁進する様子が、呉越同舟ではないけれど、凄いな~と。
「市民と政治権力の戦い」的な構図になっていた横浜市長選の裏側を垣間見た感じです。
争点は他にも色々あったでしょうが。
この映画がテレビ朝日制作なのも興味深いところです。



6月から8月半ばにDVDで観た映画

「護られなかった者たちへ」

最後の最後まで内容がつまった物語でした。
東北を襲った震災の悲しさと、その後起きた社会の問題に翻弄される人々と、事件を追う自身も被災した刑事とが織りなす物語で、震災直後の様子とその後を描いていて、更にミステリーとしても面白かったです。
映画の番宣では「震災」に焦点が当てられていたように感じたけど、取り上げられているテーマは日本全体の問題でもあるのだと思いました。
震災関連の被害は、まだまだ解決していないのだと気づかされたし。
最後で阿部ちゃん演じる刑事のセリフにハッとさせられました。
観ておいて良かったと思います。


「ゴヤと名画と優しい泥棒」

実話と知って少し驚きました。
当時のイギリスの社会問題が元になって起こった事件を映画化したようです。
主人公のとぼけ具合が面白かったけど、途中飽きてしまった感はあります。
主人公の妻役のヘレン・ミレンは、やっぱり上手いですね
どんでん返し的な終わり方は面白かったかな。


「ノッティングヒルの恋人」

イギリスの風景を見たかったのと、有名な映画なので観てみました。
ベタな出会い、スターからの突然のキス、現実感のない始まりにゲンナリして、以後物語に入っていけず・・・
繰り返されるアップダウンに、制作側のあざとさを感じてしまいましたかね~
当時はこんなラブコメディが全世界的に受け入れられていたんだね。
う~ん、なんとも私好みのラブコメではなかったかな


「海のふた」

淡々とした映画だったけど、テーマはわかり易かったです。
何より静かな海辺の景色が、語りかけているようでした。
猛暑の夏休みにピッタリの映画かもしれない。
さざ波のような映画かな~
思いがけず幸せな気分になりました


実家から帰宅して、猛暑は続き室内にいる時間が多くなり、これからしばらくDVD鑑賞が続きそう。

先日ハタと気づいて「109シネマズ」のポイントカードをチェックすると、来月で今まで貯めたポイントが失効することに気が付きました。
これはマズイ
でも9月は観たい映画があるので、何とか更新できそうです。

ちなみに今はドラマ「VIVANT」にハマっていま~す。
阿部ちゃん、歳をとるにつれどんどんカッコ良くなるのでは~と思ってしまいます


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お勧めの映画『パリタクシー』

2023年04月14日 16時09分25秒 | 月一映画

4月6日(月)

どうしてもこの映画が観たくなって、上映館を調べると横浜みなとみらいの映画館があり、横浜へ
先週土曜日のTV[王様のブランチ」の映画コーナーでリリコさんがお勧めしてくれた映画で、パリが舞台でパリの街を走るタクシーの運転手と老婆のお客の物語だと知って、これはもう、観ないと
だってロードムービーが好きだし、パリの街だし、人生の物語だし~

タクシーの車窓から見えたり立ち寄ったりするパリの街が美しく、時に寂しく・・・
お客の老婆も年を経ての美しさがあって素敵なの
長く生きていれば(彼女の場合は壮絶な)苦労も色々あって複雑だけれど、時間を経てスッキリとした老婆の様子に、老いることを必要以上に恐れなくても大丈夫な気がしてきたり・・・
彼女とのかかわりで少し偏屈なタクシー運転手にも変化があらわれて、その様子が好もしいし。
ほんの一日の出来事なのに、回想シーンがあり物語に深みがあって~
音楽も良かった
パリの街の好きな方には必見の映画かと

映画館内では小さめのスクリーンだったけど満席だったのは、リリコさんのおかげなのか、人気なのか
大々的な宣伝を打つ映画も見ごたえがあるのだろうけど、こうした小作品で大満足するのも、映画の楽しみかもしれないですね。

汽車道は桜の花が終わり、今はツツジが見頃です。
ランドマークタワーとツツジで一枚

桜木町駅前ではガーデンベアと「2027年国際園芸博覧会」までのカウントダウンの塔がたっていました。

4年後か~
会場内外をくまなく歩けるよう、これからもウォーキングしなくちゃね
タクシーで巡るのもアリだと思うけども

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オカメザクラと1月~3月初旬に観た映画

2023年03月08日 20時05分01秒 | 月一映画

今日は横浜に映画を観に行ってきました。
「BLUE GIANT]をドルビー・アトモス(Dolby Atmos)で観たくって(聴きたくって)
音響の違いってどれぐらいなのかな~と思ったし。
二度目の鑑賞のせいかストーリーに神経を使うことが無かったので音楽に集中できたような気がします。
全方向から聴こえてくる気がするせいか、ピアノ、サックス、ドラム、それぞれの音がはっきり分かるというか・・・
音楽には素人なのでこの程度の説明しかできませんが、+200円の価値は十二分にあると思いました。
そしてラストはやはり涙しました

映画館の入っているビルの屋上には庭園「海そらデッキ」があります。

早咲き種の「オカメザクラ」が咲いていました。
満開~



そこから横浜の港も見えるナイススポット

今日は4月中旬並みの陽気だそうで、多くの人々が飲み物片手に休んでいました。
この屋上庭園は、屋上のわりに樹木が多いです。
ジューンベリーやヤマボウシ、ブラシの木なども植えられていて、季節季節に花が楽しめそう


1月~3月初旬に映画館で観た映画

イチケイのカラス

ドラマが好きだったので映画化を楽しみにしていました。
ドラマには背景に大きなテーマがあったけど、映画は一話完結なので、大きな広がりはなかったように思います。
でも入間みちおの笑顔にほっこりし、弁護士になったら熱血な坂間千鶴にエールを送りたくなるのは、ドラマと同じで好もしかった
法律は正義と同じ意味ではないし、正義って何なのか、真実は酷なのか・・・
裁判の難しさと意義を考えさせられます。
現実は映画やドラマのようにいかないのだろうから、せめて物語の中だけでも夢を見たいものです。
映画の公開前にテレビでスペシャルドラマがあったのですが、CMが多すぎて途中で何が何だか~
なので映画はCMが無いから物語に集中できて良かったです


シャイロックの子供たち

原作が池井戸潤氏なので、過去の映画だったり「半沢直樹」的な華やかな物語を期待していたけれど、思っていたのとちょっと違いました。
少し地味で地道な演出のように感じたかな。
配役のせいかもしれないけど、こちらの方がより現実的かもしれません。
お金が絡むと人間って変わってしまうものだけど、良心が残っている人もいるのだと、一寸だけホッとしました。

ただ、楽天モバイルの詐欺のニュースを見た後は、その詐欺の額の大きさに映画よりリアルの方がエゲツナイと感じてしまって

 


1月から3月初旬までDVDで観た映画

ウィークエンドはパリで

タイトルからパリ観光気分が味わえるのかと思ってDVDを借りて観ました。
長く連れ添った老夫婦の物語。
壊れかけているけれど、壊すことのできない関係ってあるよね。
長く連れ添った夫婦なら、特にそうなんじゃないのかな。
パリの風景は素敵だけど、内容はそれなりに辛辣で、少しもの悲しかったです。


ウエディング・ハイ

予告を観て、主人公のウエディングプランナーが奔走する話だと思っていたけれど、内容は予告のイメージとちょっと違っていました。
主人公は結婚式そのもので、ウエディングプランナーは奔走するけれど、結婚式に関係する人物たちの群像劇のよう。
いちいち登場人物の心の内など説明的で、誰の脚本なんだろう?と思ったらバカリズム氏。
それでストンとふに落ちたけど、それを知っていたなら観なかったかもしれない。
こういうタイプの喜劇が好きな人にはウケルのだろうと思います。


嘘八百」&「嘘八百 京町ロワイヤル

コメディーって色々なスタイルがあり、このコメディーは一寸古臭いタイプかもしれません。
あまりにスピーディーだと混乱してしまう年齢なのでこれぐらいのテンポでも良いかな。
中井貴一と佐々木蔵之介が上手で、主役がこの二人だから楽しめたのかな~と思います。
一作目を観終わって、すぐに二作目「嘘八百 京町ロワイヤル」を借りて観ました。
これも面白かったです。
劇場で三作目が公開中でしたが、二作みたらお腹いっぱいに
三作目は見ずじまいです。


アイヌモシリ

アイヌの血を引く少年の成長物語で、ドキュメンタリーのような映画です。
シンプルだけど伝えたいことが伝わってくる密度の高い映画だと思います
アイヌコタンで暮らす人々の生活とアイヌ文化とその文化への思い等が若いアイヌ民族の主人公を中心として描かれています。
カメラワークと主人公のピュアな佇まいが、この映画をより心に迫るものにしているような気がします。
観終わった後もアイヌ音楽が耳に残り、阿寒の四季の美しさが瞼に残るよう
NHKBSあたりで放映してくれないかしら。
多くの人々に観てもらいたいわ


冬は庭仕事が少ないのでDVDで映画を観たりする時間が取れますが、3月に入り私のシーズンに入ってしまいました。
でもまた見たい映画があるので、時間を作って映画館に足を運びたいと思います。


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ジャズと青春の映画「BLUE GIANT」

2023年02月22日 18時14分07秒 | 月一映画

今年に入って何本か映画を観ているのですが、今日は久しぶりに心が震える映画に出会えました。

アニメーション映画「BLUE GIANT



原作は漫画で、ジャズプレーヤーとして世界を目指す若者の青春を描いた物語。
シネマポイントが貯まったので、無料で観るならどの映画にしようかな~
なんて検索したら、山田裕貴君が声優を務めるというので興味をもったし、音楽が世界的ジャズプレーヤーの上原ひとみさん、というので期待して観に行きました。

原作漫画を読んでいないので、たぶんあるであろう様々なエピソードは分からないけれど、ジャズの素晴らしさは十二分に伝わってくる、感動さえ覚える演奏と曲の数々でした
人生で数回程度しかジャズクラブへ行ったことが無い私でも、ジャズのという音楽の持つ魅力を強く感じることができ、そして圧倒されました
物語の最期は、ジャズクラブのママの心境になりウルウルしてしまった。

日本でこんな本格的な音楽映画ができるなんて嬉しい
作曲&ピアノ演奏の上原ひとみさんの力が凄いんだろうと思うし、サックス奏者馬場智章さんの演奏も力強くて素晴らしかった。
何より映画館の音響がとても良いので、音楽を聴くだけでも映画館へ観に行く価値があるんじゃないかと思います。
アニメーションは正直苦手だけど、この映画はアニメで良かったのかもしれません。
小さめのスクリーンでしたけど、ほぼ満席で、男性の方が多かったかな。

観終わると、ジャズクラブに足を運びたくなる映画です。

もちろんCDはゲットしましたし、LPレコードのジャケットのようなパンフも
レコードに針を落とすシーンがあって、あのバチバチという音がたまらなく懐かしかったです。

映画を観終わって、その昔、六本木のジャズスクールに通っていた同郷の同級生の男子が「東京には天才が沢山いるんだよ」と言って、故郷に帰って公務員になったことを思い出しました。
それにしても、横浜のジャズクラブ「モーションブルー横浜」が閉店になってしまったことが一層残念

一月&二月で観た映画数本ありますが、それらの感想は後日に~


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