旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

バラの夏剪定に公園へ

2022年08月31日 14時40分23秒 | ボランティア(長久保公園)

涼しかったのもつかの間、また真夏日になりました。
残暑厳しき中、公園のバラの夏剪定に行きました。

夏剪定は秋バラを一斉に咲かせるために、人工的に調整する旨行われます。
バラ自体が望んでいるわけではなく、人が半ば勝手にしている行為なわけです。
でも秋剪定すれば気持ちの良い季節に沢山のバラの花を見られるはず。

公園のバラは農薬を撒いていないし黒点病に弱い品種もあり、葉が少ない株もあります。
葉が少ない場合は剪定せず、もしくは少しだけにして養生するのがセオリーだと信じています。

しかし公園のオールドローズが二本、まるで冬剪定のようにガッツリ剪定されていました
先日行われた公園の「バラ講座」で講師の樹木医の先生が、サンプルに剪定したそうです。
今までバラ部会が管理しているバラには、バラ講座ではいっさい手を触れさせない約束だったのに、その日は担当Sさんが居なかったのと、講師が新人担当に「いつも剪定している風」を装ったとの事。
真夏の強剪定が、いかにバラに負担をかけるか頓着せず、生徒にオールドローズの剪定の仕方を請われて切って見せたそうです。
まるで冬剪定並み、もしくはそれ以上

何の処理もされなかった悲しい切り口

この二本が枯れたら、その講師に責任をとってもらいたいわ
これが一度目じゃないからね。
バラから出てきた台木を「面白いから伸ばしましょう」といった樹木医さんですから。
その際は、呆れた私が、私の責任で台木を切りましたけど。

ボランティアが頑張って管理しているのに、その努力を無にする身内って・・・
バラ栽培を公園が続けるなら、やはりバラの専門家を招いた方が良いでしょう。
教えられた生徒さんたちが間違った剪定をして、自身のバラを枯らしたらどうするんでしょうね~
こういう方を講師に招いている公園の真意が理解できません。
やる気そがれるわ~

今日もガン腫病の株を二本見つけました。
いずれ公園にバラが無くなる日が来たりして

公園ではヒガンバナ系の花が咲き始めていました。
ナツズイセンは大輪で美しいです。

追記:バラの夏剪定のYouTubeチャンネルを観ていたら、有名な先生がバッツリ切っていました。
  「葉が無くても大丈夫」みたいな言い方をしていました。それに驚きました。
   私の経験では品種によっては枯れてしまいましたので、自分と教えてくれた先生の方法を信じるのみです。


昨日の「マツコの知らない世界」では当県の服部牧場のペレニアルガーデンも紹介されていました。
中之条ガーデンズは私も行ってみたいガーデンです。
スタジオのディスプレイは旭川出身の世界的フラワーアーチストの曽我部翔さん。
上野ファームの花を使って定期的にフラワーアレンジメントのイベントをしているせいもあり、秋のガーデンの雰囲気が美しく表されているような気がしました。
全国で最も早く秋の庭が楽しめる場所、北海道ガーデン街道でマジックアワーを体験してみませんか
見逃し配信があるので、観ていない方は是非(クロワッサンの後です。)

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私のつたない動画でもご紹介しています。
参考になれば幸いです。

晩秋の上野ファームを歩く

 

秋の服部牧場ファームガーデン散策

 


庭に秋の訪れと嬉しいお土産

2022年08月29日 14時51分46秒 | 庭作り(2014April~)

週末は秋を思わせるような過ごしやすい日でした。
今日は9月半ばの気温なのだとか。
このまま秋になって欲しいわ~

庭ではシュウメイギク(アネモネ・フペンシス ver.ジャポニカ )が一輪咲きました。
背が低めでピンクの濃淡の花びらを持つタイプ。
花後シードヘッドを残しておくと、こぼれ種で超増えます。
沢山蕾を付けているので、これから秋の庭を彩ってくれるでしょう。

斑入り葉のホトトギス・インペリアルバナーも一輪咲きました。
次々咲いてくれると良いな。

アスター・アポロもチラッと咲きました。
こんもり茂って背が高くならないタイプのアスターです。

ペルシカリア・アルバが花穂を伸ばしています。
しっかりした花穂になって欲しいところです。

アスター・ディバリケータス(Aster divaricatus)アンベラータスは次々咲いては雨に打たれて散って~を繰り返しています。
晴れ間が続いてほしいけど、そうもいかないので満開にならない

まだ蕾があるからもう少し楽しめるかな。

アガパンサスのシードヘッドから、今にも種がこぼれそう
写真を撮った後収穫して、大型コンテナに蒔いてみました。
果たして芽は出るでしょうか

庭のカマキリもこんなに大きくなりました
まだまだ活躍してくださいね。

今朝水やりが必要か否かと、鉢植えのアナベルの土を見たら、何か怪しい
一寸掘ってみると幼虫が出てきたので、これから土替えをしなくては
8月下旬から9月にかけてコガネムシの幼虫が活動します。
鉢植えは特に要チェック。
皆さん、気を付けてくださいね。


昨日は初めて最年少の甥が訪ねてくれました。
素晴らしいお土産を携えて
北海道の姪が送ってきたというサッポロ・クラシック・ゴールデンカムイ缶
重かっただろうに、ありがとう
めんこい、めんこい
缶だけ家宝にしましょうかね~

「ゴールデンカムイ」とうとう最終話になったそうですね。
二、三話読みましたが、なかなかハードボイルドで読むのを止めてしまいました。
でもアシㇼパさんだけは可愛らしく、アイヌ民族の文化が知れて良かったんですけど・・・

私は北海道出身ですが、私の町や近郊にコタンが無いせいなのか、アイヌ文化をちゃんと学ぶ機会がなく、ぼんやりとした知識だけ。
この漫画はアイヌ文化を真正面からとらえているようで、この本を読んでいる次女や姪たちはその点にとても感心しているようです。
映画化のされたら、誰が主人公を演じるのか・・・
ミーハーなので、そこは気になるわ


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自然と人のダイアローグ~国立西洋美術館

2022年08月27日 13時21分19秒 | ライフスタイル

昨日は久しぶりに美術鑑賞へ
国立西洋美術館のリニューアル・オープン記念の企画展「自然と人のダイアローグ」(~9月11日)を観に行ってきました。
目的は修復されたモネの「睡蓮、柳の反映」で、以前NHKの番組でその修復過程を観て、一度実物を見てみたいと思っていたのです。

現在多くの美術館では人数制限をしている関係でインターネットの事前予約が必要。
私も事前予約していきましたが、当日券も用意されているようです。
このシステム、とても良いわ~会場内が過密になることが無いものね。

国立西洋美術館はル・コルビジェの設計による建物で、世界遺産の一つになりました。
前庭のブロンズ像はオーギュスト・ロダン作「カレーの市民」

 

「ダイアローグ」とは「対話、会話」という意味。
つまり「自然と人」のかかわりから生まれた芸術なのかと勝手に解釈し、これは好みの展覧会かもしれないと直感したわけです。
四季、空、雲、海、作物、植物、太陽等々~自然の風景がどれも美しかったです。


写真OKの作品の中から数枚ご紹介します。 
クロード・モネの「雪のアルジャントゥイユ」
雪の風景が郷愁を誘いました~

ジギタリスの花が印象的だったポール・ランソンの「ジギタリス」
ジギタリスには毒性もあるそうです(音声ガイドより)
音声ガイドは私のような素人には助かります

モネやゴッホ、セザンヌ、ゴーガン(ゴーギャン)など美術の教科書に載っている有名どころの絵画も堪能した後、最後に現れるクロード・モネの「睡蓮」
松方コレクションの一つで、松方自身が直接モネを口説いて購入した一枚です。
花色がはっきりしていて、これも美しいです

お目当ての修復された「睡蓮、柳の反映」
ここまでで修復完了なのでしょう。
一部見られるようになっただけでも価値があると思います。

松方コレクションが何たるか、NHKのスペシャル番組で観ていたので少しは知っていましたが、忘れていることも多く、あらためて松方コレクションの歴史を学び、その意義と苦難の道のりに感心しました。
実際展示された作品群を眺めながら、その数の多さに驚きました。
これで一部なのだから、それだけ彼に理想があったともいえるし、富みがあったともいえるし、戦前のお金持ちのスケールの大きさにも驚かされます。
松方氏の思い描いていた美術館は現実になりませんでしたが、国立西洋美術館がこのコレクションのために建てられたのだと思うと、素人の私でも、いかに凄いコレクションなのか理解できました。
おかげでこうして世界の美術品を見られるのだから有難いですね。


企画展をもう一つ
ル・コルビジェの企画展「調和にむかって」(~9月19日)も催されていました。
国立西洋美術館の建物はル・コルビジェの設計によるもので世界遺産にもなっているからかな。
提供元が「大成建設」との事ですから、建設繋がりか~と妙に納得。
ル・コルビジェは建築家であり椅子のデザイナーだと思っていましたが、初めは画家でもあったのですね
芸術家には様々な表現があるのでしょう。

前衛的な作品でした。
「ピュリスム(純粋主義)」という芸術運動だそうで、コルビジェの出発が絵画とは思いもしませんでした。

オブジェも
「イコン」

企画展の中にはモジュロール兄弟チックな絵も飾られていて、ちょっと親しみが湧きました。
思いがけずル・コルビジェの芸術に触れられてラッキーでした。


常設展でレオナール・フジタの絵をチラ見して、美術館内のカフェ「すいれん」へ
お腹がすいちゃって
折角なので「ル・コルビジェプレート」を注文。
冷たいコーンスープやオープンサンドなど、中庭を眺めながら美味しくいただきました
ガーデンカフェ、やっぱり落ち着きます

帰りがけに休憩スペースでコルビジェのデザインした椅子を発見
腰かけて一寸遊びました


美術館を出ると目に入ったハンギングバスケットのコンテナ
入館前には気が付きませんでした
これも「自然と人の~」でしょうか。
何か、嬉しい

ミュージアムショップでお土産をいっぱい買っちゃった
ハートのグミ、爽やかで美味しいです~

 

久しぶりの美術鑑賞に大満足
自分にとって身近なテーマだったからかもしれません。
企画展って、企画する人が居るわけで、その企画にまんまとハマった感じ
音声ガイドの力もあり、美術素人の私にはわかり易くて楽しかったです。

新型コロナ感染者が高止まりしている感のある東京、神奈川ですが、感染対策してまた美術館に出かけたいな。


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クレマチスの返り咲きとテレビ情報

2022年08月25日 11時10分53秒 | 庭作り(2014April~)

昨日午後の突然の雷と豪雨には驚きました
一瞬停電したので焦りました
しばらくして雨が上がった頃、業者さんが近所の電線を確認しに回っていました。
停電はこの地区だけだったようです。
特に何事もなくて良かった。

庭のベル型クレマチスが返り咲いています。
ハクレイ(白麗)は返り咲きというより咲き続けている、という感じでしょうか。

ロウグチ(篭口)も咲いています。
これから先、そんな風に伸びて咲くのか楽しみ。

スウェーデッシュベルズは一輪返り咲きました。
どうにも調子が悪く、どうしたものか・・・

クレマチス・H.F.ヤングの花ガラ(シードヘッド)の姿が面白くて残しています。
切った方が株には良いのだろうけど・・・もう少し楽しもうかしらん。

隣家側ではハニーサックルも返り咲いてきました。
猛暑は嫌いなのかしらね~息を吹き返したようで嬉しいです。


朝から庭がピーチクパーチクと何やら賑やか
スズメとシジュウガラが飛び交っています。
昨日の豪雨で地中から虫でも出てきたのでしょうか
沢山食べてくださいな。

今日はグッと涼しくなりました。
秋の気配が漂い始めた感じ。
順調に気温が下がっていきますように


テレビ情報
来週火曜日8月30日(午後8時57分~)TBS[マツコの知らない世界」では「フラワーガーデンの世界」が取り上げられます。
紹介してくれる方はクラブツーリズムの「花旅コーディネーター」舩山さん
内容は「北海道ガーデン街道旅」「七つの香りを楽しむバラ園」「趣味の範疇を超えた個人庭」だそうです。
上野ファームも少し出るみたい。
いつかガーデンツーリズムを取り上げてくれる日がと願ってたので、私的には待ってましたという感じ。
マツコさんがどう反応するか想像つかないけど、ようやく「ガーデンツーリズム」が全国区になるんじゃないかと期待しています。
前半が「クロワッサンの世界」で後半が「フラワーガーデンの世界」
今から楽しみでなりません
観てみてね~

追記
名建築で昼食を 大阪編」始まっています。
テレ東は水曜日深夜2時35分から。
リアルタイムで見るには厳しい時間帯なので録画して観ていま~す。


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DVDで観た映画~3月から8月まで

2022年08月24日 14時48分43秒 | 月一映画

半年でDVDを6本観ていました。
月2本は観たいのですが、オンシーズンになったのでなかなか
真夏の方が観ているかな。

3月
三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実

尊敬する高校時代の恩師が三島由紀夫を研究し、著書を頂いたのだけれど、読んでも頭に入ってこないので、映像なら理解が深まるかな~と思いDVDを借りて観ました。
東大の学生と三島の討論は、私などには全くの禅問答で、それは理解できなかったけれど、その時代の「熱情」はヒシヒシ伝わってきました。
三島と学生の語り合いは暴力的ではなく、互いに落ち着いていたことに、知性を感じたかな~
知性主義ではなく
全共闘って反体制の左翼だと思ってきたけれど、ひとくくりに「左翼」でかたずけられるものではないことがわかって良かったです。
当時の熱い国への思いは、現代を生きる私たちにはないもので、すっかり古びてしまった感じだけれど、学生運動の「熱さ」は、ある意味素晴らしいのかもしれません。
やはり解説付きの映像はわかり易いです。

4月
ミッドナイトスワン

この映画が日本アカデミー賞を受賞して良かった
素直にそう思いました。
この作品以外が受賞したら、日本の映画界は偽物だと感じるぐらい、久しぶりに感慨深い作品でした。
理不尽で重く切ない物語で、それを体現する草彅君の演技に驚きました。
あそこまで演技できると思っていなかったから、感動しました
幸せとは強さとは愛とは・・・あらためて考えさせられました。
リビングでのDVD鑑賞だったのに、観終わった後、気持ちの切り替えができなかったのは、初めて。
切なくて・・・「ごんぎつね」を思い出しちゃった。


6月
サイレント・トーキョー

戦争とは・・・
この映画が封切られた当時と、現在の世界情勢は全く違うから「切り口が甘ちゃんだな~」と感じてしまって、この映画が語りかける愛もテロも同情できなかったです。
実際ウクライナで起こっている戦争を目の当たりにすると、情緒的な訴えが作り事ぽっくて響いてこなくて・・・
ある意味、日本は平和ボケしているんだなぁ~と改めて感じました。
でもミステリーとしては一寸面白かったし、佐藤浩市はやっぱり存在感がありますね

7月
モロッコ、彼女たちの朝

NHKの「あさイチ」の映画コーナーで紹介されていて興味を持ちました。
全体的に薄暗い情景と淡々として静かな進行とで、じんわりと心に染みこむような映画でした。
にしても、もう少しセリフがあっても良いのでは
シングルマザーとして生きる大変さや深い悲しみからの立ち直りなど、伝わってくるものはあったけど、こんなに物語に起伏なく静かな映画で100分とは・・・
こんな映画もあるんだね。
勉強になりました。

7月
リスペクト

アメリカの国民的歌手アレサ・フランクリンの自伝的映画で、アレサ本人から指名されたジェニファー・ハドソンが演じています。
公民権運動の闇、父親や夫との確執、スターの孤独等々、アレサが歩んできた人生はなかなか厳しく、スターの自伝的映画を観る度に、天才って大変なんだな~と思います。
ジェニファーの歌も音楽も素晴らしく、これがアレサ本人だったのだから、多くの人々が惹かれる事こと間違いなしなんだろうと感じました。
けど、宗教的な色合いの濃い映画を観る度に、無宗教の私には「信仰と人生のリンク」はほぼ理解不能
素晴らしい歌唱を堪能し、アメリカの人種差別に思いを馳せただけだった気がします。
どんな活動にも闇はあるんだな~と

8月
ハウス・オブ・グッチ

とにかく主人公を演じるレディー・ガガの肉感性には驚きました
大昔のソフィア・ローレンみたいで、お金持ちの世間知らずのお坊ちゃまなら夢中になるに違いないわ。
したたかだわ~
結末は事実に基づいていて、それにもビックリしました。
しかし、主人公に真実の愛があったとは思えず、エキセントリックすぎると感じたし、グッチのお坊ちゃまはしょせんお坊ちゃまで・・・
今一つ物語を楽しめず途中飽きてしまったけど、ファッションと音楽と風景は素晴らしかったです。


我ながらジャンル無き映画のチョイス
話題作も観たいし、問題作も観たい。
でも理解力が高くないし、ネタバレするような感想は書きたくないので、なんだか伝わらないコメントではありますが、備忘録として記しています。
秋は観たい映画が封切られるので、映画館にも足を運ぼうと思います。
 
 
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庭の所々で咲く小花たち

2022年08月22日 10時40分50秒 | 庭作り(2014April~)

今日はどんより曇っていて、グッと涼しくなったように感じます。
とは言え、外気温計は27度を指しているのですが、35度と比べると雲泥の差

緑濃い庭の所々で細やかに小さな花が咲いています。
ブラックフェンネル下のツユクサ
ツユクサはウチの庭では雑草の類ですが、取り損ねた株に花を付けていて、雑草なのに出会えると一寸嬉しくなります。
ツユクサの花はそれぐらいが楽しめる範囲かな。

バーベナ・テネラ・オーレアの白い花が可愛い

ヨークストーンに枝垂れるエリゲロンとか

傾いてさいているベーベナ・ボナリエンシス(三尺バーベナ)も外周の仲間です。

ボルドーギクが引き続き咲いています。
段々と花が小さくなりますが、長く楽しめる宿根草です。

バーベナ・リギダも小さい花を付けています。

前回アップしたニューサイランのコンテナの中で、こぼれ種から育ったカラミンサ・グランデフローラが咲いています。


そんな小花たちと水撒きの際などに出会うと、ちょっとハッとして、ちょっとウキウキ
日常の小さな発見~脳にも刺激が行くかしらん

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真夏は葉色を楽しむ

2022年08月20日 12時07分21秒 | 庭について考えた事

以前「真夏に花は見なくて良い、緑だけで満足している」と書きましたが、「緑だけで満足」とはどういうことか庭の具体例を挙げてみます。
葉っぱの色合わせや緑のグラデーションの面白さが伝わると良いな。

玄関前のニューサイランのコンテナ
ニューサイランの銅葉に斑入りのヘデラを合わせた寄せ植えに、こぼれ種で育ったカラミンサ・グランデフローラが生えています。
反対色の組み合わせで、お互いに引き立てあっています。

ヒペリカムを切り戻した後出てくる葉の色が白っぽく、残った葉色が濃くなっています。

赤味を帯びた新芽が花みたいで面白いです。

先日アップした玄関前の斑入り葉のコーナー
ここは真北で日中は日陰になるし、家の壁が焦げ茶色なので一層暗く見えるけど、斑入り葉が周りを明るく照らしているようです。


二階から眺める真夏の築山
銀葉から濃い緑葉まで、それぞれ形の違う葉のグラデーションになっています。
二階のベランダで洗濯物を干す度に眺めて自己満足に浸っています。

オープンスペース周りは銅葉のトキワマンサクが壁を作っており、その手前の緑葉を引き立てています。
茶色の煉瓦のスペースが大きく育った宿根草や低木で囲われて、包み込まれ感満載になります。
藪蚊さえいなければ、ここでティータイムを持ちたいのですけどね。

オープンスペースの内側にはホスタ、カレックス、ラムズイヤーを並べて植えて、葉色と質感とフォルムの違いを楽しんでいます。

緑濃い中、リシマキア・オーレアの新芽が赤みを帯びていました。
真夏は色変わりするのですかね~

隣家側のナチュラルガーデン風エリアも緑濃く、その中でルドベキアが咲き続けています。

上の写真下方の白い花のような植物はヒロハマウンテンミント
白い部分は葉っぱです。


猛暑の続く真夏のガーデンを考えるとき「葉色で魅せる」ガーデンがあったら良いのに、と思います。
所々に花を散らしてアクセントにすると、尚のこと葉も楽しめるし、涼し気だし。
庭がもう一花咲かせる秋に向けて、真夏の庭を魅力的シーズンする一つの方法ではないかしら。
季節にメリハリがつく、っていう感じかな。
そして、そういう価値観が広まればガーデンの楽しみ方が膨らむと思うし、ガーデニングするうえで「一年中花一杯」に捉われなくて済むのではないかしら。
それぞれ好みだと思うし「ばえる庭」ではないだろうけど、猛暑の中の管理を考えれば負担が減るしプレッシャーも減るのでは。
「がんばらない」ってことに通じはしないかしら。

ウチの庭はまだ発展途上だけど、その方法を磨いていこうと思います。

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日陰は涼しかったので除草と草マルチと

2022年08月19日 18時14分04秒 | 庭作り(2014April~)

8月になると彼方此方でタカサゴユリの花が咲き始めます。
空き地だったり庭だったり公園だったり
我が家は少し遅めで本日開花しました。
外来種で生育旺盛で増えるので、適当に間引いて咲かせています。
白い花が涼し気なので~

 

ムラサキゴテン(Tradescantia pallida ‘Purple Heart’)が咲きました。
この紫色の葉が好きで、大きくなって欲しいけど、なかなか


今日は8月中にしては珍しく湿度が低かったので、午後2時頃、庭の気温は30度でしたが日陰は涼しく、ここぞとばかりに庭仕事しました。
まずは除草。
玄関前から庭の通路すべて、草刈り鎌でザクザクと

ビフォー
築山とオープンスペースの間の通路は雑草畑

草刈り後
しっかり草を刈り取りました

そして草マルチ
最近YouTubeを開くとお勧め動画に上がってくる「草マルチ」
観てみると除草した雑草でマルチングするという方法。
それで雑草が生えずらくなるらしいのですが、ホントかな
ならば自分で試してみよう
(本来は農業で使う方法みたいで、通路に敷くのは違うかもしれないけど)
草マルチ後
除草前と変わらないような写真ですが刈り取った草を通路に敷き詰めてみました。
とりあえず観察しなくてはね。

日陰は涼しいので作業が捗り休憩を入れて2時間半、気持ちの良い汗がかけました

追記:
翌日思いついて刈り残していたグロッソラベンダーを刈って草マルチの上に敷いたら、踏むたびにラベンダーの香りがして癒されました。
これはおススメかも

 

昨日はネットで注文した宿根草苗が届きました。
こんな真夏に苗を買うなんて、自分でも一寸な~と思ったのですが、秋の園芸シーズンになると苗が無くなってしまいそうな気がして、今年は咲かないけど早めに注文しました。
エキナセアとロシアンセージとプルモナリア
一回り大きなポットに植え替えて育て、気温が落ち着いてきたら地植えにしようと思います。


今日のように暑くても爽やかで、夜にクーラーをかけずに朝まで眠れる気温が続くと良いけれど・・・
そんなうまい具合に行くわけないか

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ガク咲きアジサイの変化とヒョウモンチョウと

2022年08月18日 15時29分15秒 | 庭作り(2014April~)

昨夜から降っていた雨が午後には上がって少し晴れ間が見えてきました。
雨のおかげなのか気温が下がって、再びホッとしていますが蒸し蒸し

庭ではヒガンバナ科のタマスダレが咲いてきました。
この花が咲くと「秋近し」という感じがします。

真夏になってから咲いてきた季節外れのガク咲きアジサイ「隅田の花火」
満開になったら中心に小さな花びらが密集しビックリ

その八重咲きぶりがゴージャスなの
「隅田の花火」とは思えません。
この枝だけ新種登録できないかしらね~

今夏は思いがけない変化を見させてもらいました。
来年も枝を残して挑戦しようかな。


ヒロハマウンテンミントが引き続き咲いています。
白い花びらのように見えるのは葉で、花は中心の周りについています。
暑い季節は涼し気でGOOD

 

本日の蝶はヒョウモンチョウ
この羽先が黒いのはツマグロヒョウモン(♀)でしょうか。

こちらは、また一寸違うヒョウモンチョウなのかな。
飛んでいる姿はどれも同じみえるけど、写真を撮ると違いがわかりますね。

蛙もヤモリもカナヘビもいるし、蝶もトンボも数類飛び交っているし、虫は多いし
ウチの庭も一寸した「いきものパラダイス」かしらん。


昨日テレ東のWBSを観ていたら新規オープンした星野リゾートの「界 由布院」の紹介がありました。
「界 由布院」の周り風景にビックリ
棚田が広がっているのです。
由布岳を借景にしたその棚田は、欧米の外国人の集客にと星野リゾートが作ったそう。
棚田のある環境に宿を作るのではなく、宿のガーデンとして棚田を作る、という発想が、私にはとてもダイナミックに感じたのでした
宿は隈研吾さんの設計というので、一層「和」が漂っていそう~
いつか泊まってみたいものです


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花と蝶とトンボと

2022年08月16日 11時53分11秒 | 庭作り(2014April~)

我が家的お盆休みが終わりました。
期間中帰省していた夫と、夫の義叔父さんの新盆のお参りに行きました。
葉山に近い港町に住んでいて、結婚当初よくお邪魔させていただきました。
シラスの生けすを見に船に乗せてくれたり、庭に植えるドラセナを掘りに行ったり、岩をたたいて貝を採ったり~
当時は漁業権を持っていたそうで、そんなこともできたのでしょう。
良い思い出しかない夫の親戚です。
葬儀に行けなかったので仏壇にお参りできて良かったです。
久しく会っていなかった夫の叔母さんは足が弱っている様子でしたが、元気そうで何よりでした。

今朝の庭でヘメロカリス・フレグラントリターンズが返り咲いていました。
やっぱり返り咲くのですね
極ほんのり甘い香りがしました。

春に咲いた四季咲きヘメロカリスの花を放置していたら種ができていました。
この鞘の中に黒い種があります。
ヘメロカリスは種でも増えますが、種をつけさせるのは強健種だけにしています。


8月に入ってなんとなくいつものアゲハ蝶と違うアゲハ蝶を見かけるようになりました。
横から見るとそれほど違いは感じないのですが、

羽を開くと黒い
調べると「ナミアゲハ」という名前のようです。
弱っているのかユラリユラリと飛んでいました。

8月に入ってちょくちょく見かけるようになったシオカラトンボ
トンボといえば「秋」のイメージですが、真夏もいるのよね~


お盆過ぎても猛暑が続きますが、ノリウツギの花色が白から黄緑色に変化してきて夏の終わりを予感させます。


甲子園~北海道勢は早々に撤退しましたが、横浜高校がもう負けると思わなかったので、先の楽しみが無くなりましたかね~
猛暑の中戦っている球児には申し訳ないけれど
ガンバレ~

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