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腹はすいたが怒りのほうが勝っている!~6日目に入った学生ハンスト
佐々木有美
「安保法案成立阻止」を掲げ8月27日に開始された、学生無期限ハンストが9月1日、ついに6日目を迎えた。4人の参加者のうち2人は、8月31日夜と9月1日朝にドクターストップがかかった。現在は、上智大学2年の井田敬さん(写真右)と専修大学4年の元木大介さん(左)がハンストを続けている。元木さんは「一番つらいのはお腹がすいていること。また天気が崩れて急に寒くなったりするのがつらい。先行きは不安もあるが、不安より戦争法案への怒りが勝っている」と語った。
井田さんはやせて、時計のベルトの穴が2つ縮まった。「一時下痢でつらかったが、今はやれるところまでやろうと思っている。やっと僕らは表現するものを持てた、という実感がある」と元気よく話した。
この間、中国のTV局やイランのラジオ局の取材も受けた。30日の国会行動では、場所を参議院会館前から国会前に移動。多くの人から握手を求められたり、激励のことばをもらったという。私の取材中も有志のカンパが届いた。カンパには「命をかけて日本のために戦争法案を阻止し人々の起爆材になってくださっている戦士の皆様へ」の添え書きがあった。
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【告知】本日当該1名の体調が悪化し、一旦は小康状態を維持しておりましたが、医師からこれ以上の継続は生命に危険を生じうるとの意見を受けました。実行委はこれを重く受け止め、本人の希望に反する形にはなりますが、ハンスト開始から101時間でかかる1名を離脱させます。残り3名は続行します。
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