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【国会論戦】民主・有田議員が激怒!「差別主義者のデモを守り、差別主義者が暴力を振るっても逮捕しない」

2016-03-24 12:21:08 | 差別 レイシスト カウンター

<!-- 【国会中継】民主党 有田芳生 参議院 法務委員会2016年3月23日  -->

【国会】民主・有田議員が激怒!「日本の警察は国際的に疑われている!差別主義者のデモを守り、差別主義者が暴力を振るっても逮捕しない」

公開日: 2016/03/23

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ヘイトスピーチ・差別団体に対する警察の対応は首をかしげざるを得ません。どう見ても毎回差別主義者を守ってるようにしか見えないんですよね。

まあ、それでも抗議者の方が人数が多いから混乱が起きないようにするためなのかなと思ってましたが、今回の「差別主義者が暴力を振るっても逮捕しない」という事件を見て、やはりおかしいと感じています。有田議員は国会で徹底追及して欲しいです。

2016年3月23日 11:52  ツイッターから

YAF ‎@yagainstfascism

法務委員会。有田議員。20日の川崎の極右街宣時の暴行事件について、カウンターの方を向く警官(6から10人)の前で極右による殴打がなされ、映像も残っており、被害者の事情聴取も済み、地元の警察が犯人が誰かを知っているも関わらず、現行犯逮捕もされず、未だに犯人が逮捕されてない事を批判。

YAF ‎@yagainstfascism

法務委員会。犯人が目前でカウンターを殴打する現場の横に10人近い警察がいるのに何故逮捕しないという有田議員の批判に警察庁は、警察は警告や静止などを行い、混乱状況の沈静化をしようとし、その場で被疑者特定・現行犯逮捕には至らず、現在、動画を確認し、逮捕すべく捜査中…と繰り返すだけ…

YAF ‎@yagainstfascism

有田議員。ヘイトスピーチへの抗議現場でカウンターが抗議中に歩道から一歩足を車道に出しただけで警察に威嚇される状況が、銀座・川崎・福岡・名古屋・札幌、全国各地で生じており、人種差別撤廃委員会の日本審査時に、差別主義者を日本の警察が守っているとしか見えないと委員から批判された事も言及

 

 


山尾志桜里議員を民進党の党首にしてください!/鳩菅が語る「民進党」~山尾さんをトップにしたら…

2016-03-24 12:03:16 | 政治 選挙 

 https://www.change.org/p/%E6%B0%91%E4%B8%BB%E5%85%9A-%E5%B1%B1%E5%B0%BE%E5%BF%97%E6%A1%9C%E9%87%8C%E8%AD%B0%E5%93%A1%E3%82%92%E6%B0%91%E9%80%B2%E5%85%9A%E3%81%AE%E5%85%9A%E9%A6%96%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84

 Change.org
 
 
民主党: 山尾志桜里議員を民進党の党首にしてください!

 
 
民主党: 山尾志桜里議員を民進党の党首にしてください!
「保育園落ちた」ブログを安倍首相に最初に質問した山尾しおり衆議院議員は、誰よりも安倍政治に苦しむ人たちを代弁できます。放送の電波を止めるかもしれない安倍内閣に、国民が政治を知って選択する権利だから優先すると述べた山尾さんこそ、民主主義を守る政治家です。 「山尾党首」のもとならば、市民は団結でき、野党共闘は自民政権を打ち倒せると信じます。 民進党を必ずしも支持しない方にとっても、改選議席が大多数を占める民進党が大敗すると、自公政権は憲法改訂に必要な3分の2議席を獲得してしまいます。日本の民主主義の危機です。どうか、一緒に考えていただけませんか? わたくし達市民の声で、山尾しおりさんを党首に!と新党民進党に訴えかけましょう。...
 

 

毎日新聞http://mainichi.jp/articles/20160323/dde/012/010/003000c

 特集ワイド

鳩菅が語る「民進党」

 
鳩山由紀夫さん(右)と菅直人さん
 

山尾志桜里さんをトップにしたら、国民の心つかめる 鳩山氏/ダブル選でも、非自公統一候補で安倍政治を阻止する 菅氏

 民主、維新両党の合流新党「民進党」が27日、誕生する。これで20年続いた「民主党」の名が消えてしまう。創業者の思いはいかばかりか? 鳩山由紀夫さん(69)、菅直人さん(69)、2人の元首相に会いに行った。【鈴木琢磨】

 「20年か……」。東京・永田町にある個人事務所でお目にかかった鳩山さん、ぽつんとつぶやいた。名刺には「東アジア共同体研究所理事長」とある。2012年に政界を引退したとはいえ、古巣の民主党のことが気にならぬはずはない。「民主党がなくなるというなら、執行部のどなたかあいさつに来られるのかと思ったら、そんなこともない。あんたのおかげで迷惑をこうむったみたいな気持ちなんでしょうかね。まあ、私は民主党を追われた人間ですから」

 旧民主党の結成は1996年9月、新党さきがけを飛び出した鳩山さんと菅さんがタッグを組んだ。「保守合同」を成し遂げた鳩山一郎元首相の孫、薬害エイズ問題の解決に辣腕(らつわん)を振るう厚相。「鳩菅新党」と呼ばれ、清新なイメージで人気を博した。なぜ民主党に? 「あれはいつだったか、海外から帰ってきたばかりの菅さんとこっそり会った。新党をやろうって。党名は民主党で。以心伝心というかね、ぱっと決まった。市民が主役の民主党という感じだったと思う。自由民主党にも民主が入っているけど、官僚主導。本当の意味での民が主役の政治をやりたかった」

 その後、政党の合併など紆余(うよ)曲折を経ながらも民主党の名は残った。日本にも2大政党の時代がやってきたと語られた。そして2009年の政権交代。鳩山さんは首相になる。キャッチフレーズは「コンクリートから人へ」。民主党は輝いていた。だが、期待は裏切られていく。沖縄の米軍普天間飛行場の辺野古への移設を巡る「最低でも県外」発言である。「痛恨の極みです。最後の最後まで持論を貫くべきでした。自分で解決の期限を区切ってしまった。でも鳩山はどじったけれど、アメリカべったり、辺野古への移設が唯一の解決策と言う安倍(晋三首相)さんこそ間違っています」

 大きな目をぎょろりとさせた。「私は失敗した。その反省も込め、民進党にまずお願いしたい。くれぐれも沖縄の民の心をくみ取ることを忘れないでほしい。政権交代時のマニフェストも死語扱いされていますが、基本的におかしくない。オーナーみたいな上から目線で言うわけじゃないですが、再生するためにも原点を見つめ直してもらいたい。第二自民党になってはいけない。ただ自民党にも学ぶところがある。それは情です。党内で意見が対立しても追放などはしない。ところが民主党は政権政党だったにもかかわらず、小沢一郎さんを追い出し、党が分裂した苦い経験をしました。政策はよくとも、みんな頭のいいお利口さんばかりでは困るんです」

 民進党躍進の秘策はありますか? 「この間、衆院議員の山尾志桜里さんに会ったんです。謙虚でね、すごくいい。待機児童の問題で安倍首相を鋭く追及していたでしょ。すぐには難しいかもしれないけれど、たとえば思い切って民進党のトップに彼女を据えたらどうかな。もちろん他にもいい人はいると思いますよ。でも、それくらい大きな変化を見せられれば、この政党はまだ柔軟なんだなと感じてもらえる。ひいては国民の心をつかむことができるんじゃないか。それとね、もっと新しい人材を発掘しなきゃ。発信力のある。自民党は(著書「五体不満足」などで知られる作家の)乙武洋匡(ひろただ)さんを口説いたんでしょ。負けてますよ」

 こちらは現役衆院議員、菅さんには議員会館でお目にかかった。旧民主党時代の若々しいポスターと並んで「STOP! 安倍政治の暴走」と大書したポスターが張ってあった。しかもイラストは眉毛をつり上げた菅さんが歌舞伎役者よろしく顔に隈(くま)取りしている。「アハハ。これ歌舞伎十八番の一つ『暫(しばらく)』の鎌倉権五郎。罪なき人がピンチに陥ったら、さっそうと現れる元禄の“止め男”なんです。あやかろうと思ってね」。さすが元市民ゲリラ、古希も近いのにまだやんちゃである。

 「そりゃ、民主党には愛着はありますよ。でも、市民と共に進む民進党もいい。新しい仲間も増える。維新の党には橋本龍太郎首相の秘書官から政治家になった江田憲司さんや、薬害エイズ被害者から政治家になった川田龍平さんらもいる。私は割り切りが早いんです。ポジティブにとらえてますよ」。もうちょっとセンチメンタルになっているかと思いきや、さばさばしている。確かに最初の国政選挙の立候補が革新系無所属、次は社会市民連合、初当選は社会民主連合、さらに新党さきがけに参加して、民主党を結党となれば、いちいち感傷に浸っているいとまもないか。

 ここまで民主党が嫌われたのはなぜ? 「政策ではとんでもないことをやろうとしたとは思っていません。子ども手当、農業の所得補償、公共事業の見直し、そして脱原発の方向性も間違ってはいなかった。ただ党のまとまりがなかった。ごたごたばかりでしたから。ガバナンスができていなかったという意味では私に大きな責任があります。歴史的な政権交代をしたにもかかわらず、国民に失望感を与えてしまい、そのイメージがずっと残った。実態以上に悪いイメージが植え付けられた印象もあるのですが……」

 それにしてもタフ、めげない、能天気といおうか。民進党で安倍政治の暴走を止められますか? すると自信ありげにニヤリとする。「参院選でも衆院選でも非自民、非公明の統一候補を出して戦えば、阻止できる。アベノミクスの正体がはっきりしてきた。格差は拡大するばかりでしょ。原発も再稼働させる。そして憲法改正ですよ。安倍さんの自民党総裁の任期は18年9月まで、その間に参院選はこの夏だけ。衆参で改憲を発議できる3分の2の議席を確保するためダブル選に打って出ますよ。もし3分の2に達しなければ、退陣もありうるんじゃないか。首相でいる理由がなくなりますから。試金石は4月の北海道と京都での衆院補選です」

 いささか楽天的すぎるシナリオの気もするが、そんな菅さん、太平洋のかなたにひときわまぶしく映る政治家がいるらしい。米大統領選の民主党候補指名争いを戦っているサンダース氏だ。「いくらアメリカンドリームだといっても若者の生活は厳しい。格差が広がっている。その状況なのに私より年上の74歳が、アメリカで民主社会主義を掲げ、若者の圧倒的な支持を受けているんですからね。わが民進党もサンダース路線で行くべきですよ」。なら、結党大会にスペシャルゲストでお呼びになったら? 「いいアイデアだなあ。メッセージだけでももらえないか、動いてみるか」

 そこまで語って、脱原発の講演行脚の旅へ出た。「スイスとドイツまで。結党大会の前日には戻ってきます」

 

 

 

 


乙武洋匡が不倫相手と海外旅行、5人の女性との肉体関係も判明! でも政治家不適格理由は他に

2016-03-24 02:14:47 | 報道

 一言でいえば、乙武さんは、”自分を障害者だ、と思っていない!”発想をしているということ。特に”障害者だから”という姿勢はないと思っていい。ツイッターをみていけばわかることだが、自民党から出馬するのもうなずける。

 

 【2ch】芸スポまとめ http://m9now.blog.jp/archives/51974144.htmlより転載

 

【芸能】五体不満足の乙武洋匡が女性5人と不倫関係、本人も認める!「5人と不倫しました」「一晩限りの女性も」「自民党から出馬しないよな?w」 : 【2ch】芸スポまとめ
1: ニライカナイφ ★@\(^o^)/ 2016/03/23(水) 16:08:31.73 _USER*.net【乙武不倫】

 

2016.03.23
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乙武洋匡オフィシャルサイトより


 本サイトで今朝お伝えした、自民党からの参院選出馬が確実視されている作家・乙武洋匡氏の“不倫スキャンダル”。明日3月24日発売の「週刊新潮」(新潮社)がスクープしたのだが、その概要が判明した。

「週刊新潮」が突き止めたのは、昨年末、乙武氏が20代の元ショップ店員の女性とチュニジアのリゾート、そしてパリに4泊の“不倫旅行”へ行っていた事実だという。「週刊新潮」は記者を派遣して乙武氏と不倫相手の行動をずっと追跡。旅行の詳細をすべて暴露しているらしいのだ。

「乙武氏はこの女性以外にも男性ひとりを連れていたんですが、この男性は言い訳のために用意された“ダミー”で、ホテルでは乙武氏と女性が同室、男性は別室だった。『週刊新潮』は宿泊した部屋も特定していて、二人がダブルの部屋に泊まったと記事に書いています」(出版関係者)

 さらに記事には、乙武氏と女性の会話も掲載されており、そのなかには聞いているだけで恥ずかしくなるようなラブラブトークも含まれているという。

 そして、こうした決定的証拠をそろえたうえで、「週刊新潮」は乙武氏を直撃。すると、記者の追及に観念した乙武氏は、その女性と“肉体関係”にあることを認め、数年の付き合いがあることを白状したという。ご存知の通り、乙武氏は妻帯者で3児の父。これは不倫だ。

 しかも、乙武氏はこれまでに“一夜限りの関係”も含め、なんと計5人の妻以外の女性と不倫、肉体関係をもったことを記事のなかで認めているらしい。

 その他、詳しくは明日発売の「週刊新潮」を読んでほしいが、気になるのはやはり、秒読み段階だった参院選出馬の行方だ。乙武氏は4月に都内のホテルで盛大なパーティを開き、そこで自民党からの出馬表明をする段取りになっていたらしいが、いったいどうなるのか。

 少なくとも、乙武氏は現段階では出馬を否定してはいないが、これで出馬強行なんてことが許されるのだろうか。いや、今朝の速報記事でも書いたが、本サイトは不倫の事実以前に、乙武氏の“政界進出”について大きな疑問を感じている。

その一つが、大手マスコミ各社が報じているように、乙武氏が、他でもない自民党からの出馬で最終調整しているということだ。
 
 乙武氏の表向きのイメージといえば、「障害者であることをポジティブにとらえ、『弱者』が暮らしやすい社会を目指す」というもの。だが一方で、自民党の政策は“弱者切り捨て”そのものだ。そのひとつの例が、2005年に自公により可決された障害者自立支援法(現・障害者総合支援法)である。

 もともと、障害者自立支援法成立前の福祉サービスは、措置制度と呼ばれ、国や自治体が法に基づく公費負担をしていた。だが、同法はその仕組みを抜本的に変え、それまでほとんどの利用者負担額が無料だったサービスを原則1割負担という「応益負担」に再編、たとえば施設入所者には食費や光熱費等の負担が大幅に加わった。これは、重度の障害をもつ人ほど負担が重くなる仕組みになっており、実際に低所得層の福祉サービスが利用しづらくなるなど、当事者らから大きな反発が出た(『障害者自立支援法と権利保障』伊藤周平/明石書店)。

 実際、療護施設自治会全国ネットワークが07年6月に実施した調査によれば、同年4月分の自己負担総額は、回答の4割が5万円から6万円、3割強が6万円以上だった。また「障害者の地域生活の確立を求める全国大行動」が在宅重度肢体不自由者を中心に387人に回答を得た06年10月の調査では、同法の影響として、「外出を減らす」(82人)、「体調を崩す」(42人)、「入浴の回数を減らす」(24人)、「食事の回数を減らしたり、食事の時間を短くする」(22人)などを報告していた(『どうなるどうする障害者自立支援法』障害者生活支援システム研究会編/かもがわ出版)。

 ようするに、障害者自立支援法による応益負担は、「自己責任」の風潮を助長し、弱者をないがしろにするものだったのだ。事実、全国の当事者らからは負担廃止を求める訴訟が起きた。

 ところが、乙武氏がこの“弱者切り捨て”の障害者自立(総合)支援法に苦言を呈したという話は寡聞にして聞かない。むしろ、「障害のある人も納税者となれる社会に!」(乙武氏のツイッターより)などと言っている。

 また、最近の乙武氏は、自民党の法律や方針を積極的に評価しているように見える。

 たとえば、「週刊SPA!」(扶桑社)16年1月12・19日合併号のインタビューで乙武氏は、安保法について聞かれ「憲法のあり方について国民的な議論を深めるというのは大切」としたうえで、自民党の憲法改正草案について語っている。自民党改正草案は国家権力を肥大化することで国民の権利を大幅に制限する内容だが、しかし、そこで乙武氏はあからさまな“自民党フォロー”をしているのだ。

「なぜ、ああした改正案にしたのか自民党の関係者に聞いたことがあるのですが、かなり“尖らせた”内容になったとのことでした。つまり、議論のたたき台にして今後練り直していくということ。僕自身は『何が何でも護憲』というスタンスの人間ではないので、変えていくなら『何が理由で』『どう変えていくのか』をしっかり議論していきたい」

 同インタビューでは他にも「マイナンバー制度は社会的弱者にメリットのある制度」と評価している乙武氏。しかし実際には、現状でも生活保護を受給しようと役所に行っても窓際で追い返される例が多々発生している。さらに、住民票と実際の居住地が異なるホームレスの人たちやDV被害者など、マイナンバーで個人情報を管理されることで、かえってこれまでより公共サービスが受けづらくなったり、私生活に支障をきたす恐れも指摘されている。あるいは、性同一性障害の当事者からは「性別をカードに載せないで」という声が上がっている(沖縄タイムス15年12月30日付)など、「弱者」への配慮が行き届いた制度とは言い難い。

 こうした乙武氏の発言から浮かんでくるのは、彼の「弱者」に対する目線が、同じ地平に立ったものでなく、「強者」からのそれではないのか?という疑問だ。

 たとえば、乙武氏が出演した今年2月17日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ)では、こんな一幕があった。テレビが自主規制する「放送禁止用語」が話題に上がったときのこと。松本人志が「個人差で自由度があったほうが面白い」「誰でも言ってはいけないというのは言葉狩り」と持論をぶったのだが、それに同調するかたちで乙武氏は、「片手落ち」という言葉を例に、おどけるようにしてこう語った。

「普段の会話で『その議論は片手落ちですよね』なんてよく言いますけど、それも今NGになってて。そんなもん、両腕落ちてるオレはどうしたらええねん!っていう」

 この発言に松本ら出演者一同は大笑いしていたが、しかし、よく考えてみてほしい。「片手落ち」という表現は、「片手がない人」を話題にしてはいけないから「自粛」されているわけではない。「片手がない」ことを「不完全である」「不備がある」という意味で使用しているから、差別語になるのではないか。

 乙武氏の著書などを読んでいると、彼は自分の「障害者というレッテル」をいかにして剥がしていくかに注力してきたように思える。だが、あえて言えば、乙武氏が「障害者というレッテル」を剥がした結果、差別や「弱者」への蔑視をむき出しにさせているケースも多々見られる。

「弱者」の目線ではなく「強者」の目線──。それは、社会的弱者の問題だけでなく、権力構造に対する身の振り方にも表れている。

 自民党での出馬が決定的と見られていた乙武氏だが、先週発売の「週刊新潮」3月24日号によれば、昨年10月21日の段階では、野党「日本を元気にする会」(以下、元気)からの出馬を約束する宣誓書にサインしていたという。記事によると、乙武事務所は「把握していない」としているものの、「週刊新潮」はその宣誓書の写真を掲載しており、乙武氏とは旧知の仲である同党代表・松田公太参議院議員も自身のブログで〈乙武さんとは1年以上も前から出馬にあたっての具体的な話を詰めてまいりました。よって、誓約書が存在するのも事実です〉(松田公太オフィシャルブログ3月17日付)と報道を認めている。

 公党の代表が宣誓書の存在を明言したところをみると、乙武氏が「元気」からの出馬を約束したうえで反故にした可能性は極めて高いだろう。つまり乙武氏は、弱小政党である「元気」と政権与党の自民党を“二股”しており、参院選での自公大勝の機運を見て“乗り換えた”のではなかろうか。

 しかも、今回の不倫問題でも気になることがある。どうも乙武氏が今回、愛人と4泊の海外旅行に出かけたのは、政界進出にあわせてこの女性と手を切るための旅行だったようなのだ。しかも、パリ経由でチュニジアに出かけたこの旅行について、周囲の政界関係者には、「テロの現場の視察」と説明していたらしい。実際はリゾート三昧だったにもかかわらず、だ。

 自分の地位を守るために愛人を物のように捨て、不倫旅行を視察旅行のように偽る。これじゃあ、まるでそのへんの悪徳政治家と同じではないか。

 そう考えると、乙武氏が夏の参院選で自民党から出馬するのは、お似合いというべきかもしれない。自民党はどれだけ口先で「格差是正」と喧伝していても、結局のところは「弱者」の立場を「強者の論理」が支配する競争原理へ「無理やり引き上げる」ばかりだからだ。乙武氏の“強者の目線”と“権力志向”が、自民党の“弱者切り捨て”と結びついたのは必然だったのだろう。

 今回の不倫報道が出馬にどう影響するかにかかわらず、乙武氏のような人物を議員にさせていいのか、われわれはよく考えてみるべきだ。
編集部